地球のエネルギー資源が枯渇した近未来。人類は宇宙に、新エネルギーを発見。星のように燃えながらも、地球でも扱えることができるその燃料は、「星の石炭」として「スター・コウル」と名付けられた。
限られた資源の中、地球は5人の回収員を派遣。いつ死ん
でもおかしくない危険な任務に、現場指揮者は探索機に赤色巨星にちなみ、赤い物の名前を付けた。
宇宙空間で1人、探索機のパイロットたちは何を思うのか。
(本編を書く前に思いついた設定を形するために試しに書いた物です)
(※リアルの社会情勢を反映しておりません)
(※職業についての考察は詳細に行なっておりません)
(※現実的な法律、道徳、倫理、人権、衛生の面で「誤り」「加害的」「差別的」であることも描写されますが、これらを「是」とするものではありません)
(※随時修正する可能性はあります)
(※くるっぷにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 22:53:45
5024文字
会話率:26%
日本の何処かに在る町、沖牟中市。この町では日本でも数少ない炭坑と路面電車が現役で走る、未だに石炭による蒸気機関が電気や石油といったエネルギーと共存する不思議な町であった。この町の学園の新入生である女学生、櫻井姫華は、入学式の日に、同じ新入生
の美しい人を見かける。そして、その美人……三池玉姫と出会ったその日から、姫華は今まで知らなかった、この町の裏側に潜む者達との日々に巻き込まれるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 15:43:25
8798文字
会話率:22%
ある夜、森の中。風に揺れる草木のざわめき、枝が折れる音。虫の鳴き声や鳥の羽ばたき。それらとは明らかに異なる、不気味な音が響き、男は手を止めた。耳鳴りのようなその音は徐々に大きくなり、やがて激しい光とともに周囲を包んだ。思わず仰け反り、男は
顔を手で覆う。
やがて光が収まり、森に静寂が戻った。しかし、男のすぐそばには奇妙なものが残されていた。それはまるで石炭ストーブのような形をした、大きな鉄の塊だった。
「なんだ、これ……。急に現れたけど、宇宙船か? いや、でも空から落ちてきた感じはないな……」
そう呟きながら空を見上げた瞬間、ギイイ……と、扉が開く音がした。
「おっ、これは驚いた。こんな場所で人に会うとはな」
「えっ」
男は思わず声を上げた。暗がりの中、その鉄の塊から老人が現れたのだ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-24 11:00:00
2223文字
会話率:85%
夜空に広がる石炭袋の海は、私だけでは渡れない。
水先を漕ぐ私の手が漕ぎ疲れたら、貴女の腕に拠りかかってもいいですか?
星花女子プロジェクト第15期、始まります。
最終更新:2024-10-06 19:45:57
24241文字
会話率:63%
わたしの身体は、鉄と歯車で出来ています。
わたしの外見は成人女性をモデルに作られており、肌に触れてもシリコーンの弾力と蒸気管の温もりを人肌のそれと錯覚するでしょう。
天才絡繰技師の少年ククリの手により、精巧なからくり人形メアリッサは
作られた。石炭の霧に覆われた街で、彼女は様々な人と出会い、小さな問題を解決していくうちに、からくり人形の彼女自身も変わっていく。
※過去に別タイトルで掲載歴あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 21:37:01
133879文字
会話率:32%
石炭と蒸気の町にある小さな整備場の技師である、リューは小型の気球船を使ったレースの選手でもあった。
本作品はフィクションであり、実際の人物・事件・団体等とは一切関係ない架空のものです。
最終更新:2024-07-08 13:00:00
7867文字
会話率:49%
私は自殺完遂寸前のところを、小屋の主人に救われた。私は町で働いて生きて行く事に絶望していたが、この小屋での生活を始めて、生きて行く事に嫌悪を感じなくなった。
最終更新:2024-06-06 05:47:44
21625文字
会話率:54%
-聖暦1920年 (太正9年)-
数多の国家を巻き込んだ未曾有の大戦が終結してから2年の月日が流れ、未だ戦火の爪痕が癒えぬまま世界は緩やかに復興の兆しが見え始めた頃。ユレシア大陸のとある山岳地帯にて謎の鉱物が発見される。
莫大なエネ
ルギーを内包するこの鉱石は、石炭や石油に代わる新たな資源として広く使用されたが、直接触れた動植物を怪物の如き姿に変異させ狂わせる危険性を持っていた。
しかし、人々はこの鉱石の有用性に依存し始めていた為、それ故に畏怖の念を込めて「Demon Core」と呼んだ。
そしてその魔性の鉱石を巡り、極東の島国“大アスラ帝国”を舞台に巻き起こる混迷の闇の中を駆けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 22:50:00
9713文字
会話率:44%
鉄と石炭、煤煙と蒸気が漂い、列強国が睨み合うユースティア大陸。
グラーセン王国の若者、クラウス・フォン・シャルンストはマールに留学していた。彼はある夜、不思議な少女に出会う。彼女はクラウスに、自分の夢に協力してほしいという。
彼女の夢。
それはかつて大陸に存在していた、『クロイツ帝国』を復活させるというものだった。
これは『近代』という、まだ世界にロマンが残っていた時代の物語
この作品は「note ノベルアップ+ カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 00:00:00
676630文字
会話率:44%
緑の国には女王がいた。女王が守る世界樹は、それはそれは大きく、美しい樹だった。あるとき、平和だった緑の国の豊かさを狙い、隣国の地の国が侵攻を繰り返すようになる。痩せた土地に、持て余すほどの技術力。この世界で唯一石炭による産業革命を成し遂げた
地の国は、その科学の力で緑の国を、そして海底にある水の国にまで、さらなる安寧を求めて手を伸ばした。
そんな折、緑の国の女王のもとへ、未曽有の天災が繰り返し報告されるようになる。最初はほんの些細なことだった。女王がそれと気づかぬうちに、見過ごせぬほどの被害が国中に広がっていく。歴史を紐解いてみても、記録にはない。憂えた女王は、大樹へと祈った。
それを聞き届けた者がいる。
少女の名前はユニ。大樹の根の麓で育ち、大樹の御使いとして祈りを捧げる齢十四の少女だった―――。
これは、万象森羅のシェアワールドであるはじまりの3つの世界、緑の国・水の国・地の国を舞台とした、ファンタジー小説です。
人間もドラゴンも獣人も盛りだくさんの小説になりました。世界樹を中心に、様々な登場人物が織り成すドキドキワクワクの物語をぜひお楽しみください。
版権フリーでどなたでも三つの世界を楽しむことが出来る素敵なシェアワールド、万象森羅にあなたの参加してみませんか?
万象森羅のHP https://banshou-shinra.com/
この作品はhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18825688 にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 17:55:47
73330文字
会話率:38%
掲載日:2022年 06月 13日
小説情報 N9760HQ
たこす様主催の企画
『第二回この作品の作者はだーれだ企画』
に参加させて頂いた際の作品です。
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まだ、世の中は薪や石炭が主流だった時
代。
澄んだ夜空には無数の星が輝いていて。
---------------------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 22:07:50
3841文字
会話率:62%
「日本がもし満洲の油田を発見していたら」。
このIFは、架空戦記小説や歴史改変小説において日本の国力を史実以上にするために使われるテーマの一つであろう。
戦後、確かに中国東北部では大慶油田、遼河油田、扶余油田群が発見され、山東省では勝
利油田が見つかっている。
しかし一方で、そこに資源があることと、その資源を利用出来ることとの間には隔たりが存在するのもまた事実である。
「満蒙は日本の生命線」と言われた満洲は、本当に日本の国力を支えうるだけの資源を持っていたのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 12:00:00
4234文字
会話率:0%
特筆すべき特産品も、強大な軍事力も、肥沃な大地も何もない、四方を海に囲まれた海神を祀る小さな島国――神珠国。
この国の第六王女である露華《ろか》は、ある日突然、姉の代わりに同盟国へ嫁げと命じられた。
神に祝福された真珠姫と称される美しい姉た
ちとは違い、石炭姫と揶揄される露華。彼女は返品覚悟で同盟国カルブンクルスへと赴いたのだが……
※この作品は『共通恋愛プロット企画』参加作品です。
※この作品は相内充希さまの異世界恋愛プロットを使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 08:07:54
5575文字
会話率:52%
ここハントシュー大陸には、たくさんの人族に混じって共存する魔族がいた。
彼らは皆金色の瞳を持ち、自らと相性の良い属性の魔法を使えたという。それ以外には人族と何ら変わらない種族であった。
彼らの魔力の源は"魔素"と呼ばれる
空気中に混じっている元素のようなものであった。
ロザンナ暦1130年のある日、それは突然起こった。
ある山奥の村の魔族たちは口々にこう言った。
魔法が使えない、と。
その現象はあっという間に大陸中に広がり、魔族は魔法を使えなくなった。
体調に変化はなく、魔法だけが使えなくなったのだ。それにより、もはや人族との違いは瞳の色だけとなった。
研究者たちはその原因の分析を急いだが、何もつかめないまま数年が経過した。
魔族の中には誇りを失ったと自害する者も現れ、しばらくは混乱が続いたものの、魔法を使えなくなってから15年後にはどうにか落ち着きを取り戻した。
その頃にようやく原因が究明され、"空気中の魔素の消失による魔力生成不全"と判断された。
世界から魔素が失われたという噂は、世界中に広まった。
生まれてきた魔族の子どもたちは金色の瞳でないことも多くなり、金色の瞳の者は徐々に居なくなっていった。
こうして、世界に魔素や魔族が存在していたことは時代とともに忘れられていった。
時は流れ、ロザンナ暦1430年。
魔法はすっかりと息を潜め、発電方法の確立、石炭の利用などによる産業革命が起こり、世界には馬車に変わる自動車や汽車などの新しい乗り物が登場するなどし、人々の生活には大きな変化が見られた。
世界の各地では貴族と平民の隔たりは少しずつ薄れ始め、今では貴賤の婚姻すらも徐々に認められるようになってきた。
ここ数十年は大きな戦争もなく、"ロザンナ暦で最も穏やかな刻"とも言われている。
これはそんな時代に生きる、ある"能力"を持つ女性のお話。
彼女は今日も彼らの聲を聴く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 20:00:00
48971文字
会話率:39%
”地上最強の生物”
この称号を得るにふさわしい生物は一体なんだろうか。象か?熊か?虎か?鰐か?獅子か?河馬か?インターネットが普及した現代で少し検索すればこれらの生き物の名前が上がるだろう。
少なくともこの中に”人間”をあげる酔狂者
はいないと断言できるだろう。
毎日0時に投稿
第1部完結済み(予約投稿済み)
そもそも人間は弱い生き物だ。誰かが人間が野生動物と対等になるには銃火器を持って初めて対等だと言っていた。
これは真理だ。人間には外部環境から身を守る毛皮や鱗がない。圧倒的な身体能力を生み出す筋肉がない。相手を切り裂く爪や牙といった武器がない。
そして何より平和ボケした現代人には闘争心がない。
闘争心がないものは野生では生き残れない。故に人間は野生の世界では弱者である。
それがこの世界、特に現代においては圧倒的な真理であった。
しかし2XXX年、その真理を覆し、現代において地上最強の生物と呼ばれた男がいた。その男にはいくつかの伝説がある。曰く、1人で戦争を終わらせた。曰く、木刀1本でホワイトハウスを征服した。曰く、その男は修羅の化身だ。曰く、石炭を握ってダイヤモンドへと変えた。曰く、各国がその男1人に平和条約を締結した。曰く、裏社会で知らぬものはいない。曰く、猛獣が避けて通る。曰く、各国がその男1人に対して平和条約を結んだ。
あげればキリがない。
そんな男が、今、死のうとしている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:00:00
148282文字
会話率:30%
青色の薔薇のスピンオフです!
本編を知らない方でも分かりやすく書いています。
知略企画参加小説。
栄生(えいな)たちは、SFのショートショートを書けという授業を受ける。
栄生は、ライバルである沙羅(さら)より優れた小説を書くために、環境問
題をモチーフにし、書くが…。
どう書くのか。
何がテーマか。
そして、どんなことを環境問題に抱いているのか。
栄生たちは考え、思考を巡らす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 17:43:16
4075文字
会話率:38%
ミランダ歴三百二十五年、ヴィルフォード帝国東部地方の鉱山にて、ある技師により画期的な乗り物が発明された。石炭を燃料とし、当時最先端の技術だった蒸気機関で走る列車は蒸気機関車と呼ばれた。
瞬く間に帝国の至る所に通された蒸気機関車は人々の
時間と距離を急激に縮めた。それは伝統と格式にしばられ旧態然とした帝国に放たれた一発の弾丸のようだった。
その変化は凄まじく、一部のものから激しい反発を受けながら、それさえも振り落とし、今なお社会に変革をもたらしていた。
田舎からヴィルフォード帝国首都アレスタに出てきたばかりのシャーロットも鉄道嫌いのうちの一人だ。蒸気機関車のせいで彼女の両親を亡くした彼女だが、暮らしていくために背に腹は代えられない。仕方なく駅の二等客車専用食堂で働き始めた彼女に、職場の上司が低くささやいた。
「私達と鉄道のない世界を目指しませんか」
※この作品は『魔法のiらんど』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 08:03:49
32583文字
会話率:34%
脱炭素社会を目指すのが世界の常識です。
そんな常識は引っ繰り返しちゃおうぜ!
未来の世界も引き続き石油で回すべく、素人ながら色々な知識を組み合わせて頑張ってみました。
最終更新:2021-08-25 18:32:09
6464文字
会話率:0%
日本最後の坑内掘り炭鉱であるオソツナイ炭砿では、会社が閉山の提案をしているのを知らず、燃料資源庁は増産の要請をする。要請の席上で、労組執行委員長は、何をいまさら国内炭だ!と激昂する。
屈辱の二度目の閉山を受け入れようとする炭鉱マン、杜撰なエ
ネルギー政策の尻拭いを、かつて切り捨てた者たちに押し付けようとする燃料資源庁の役人との攻防
『エブリスタ』にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 11:49:08
141413文字
会話率:29%
敗戦後の日本の復興と高度経済成長には、エネルギー源として石炭が欠かせないものであった。
かつての日本には多くの炭鉱が存在し、建ち並ぶ炭鉱住宅には、炭鉱夫とその家族が暮らしていた。
しかし、ガス突出、坑内火災、落盤事故など、炭鉱は常に死
と隣り合わせの世界でもあった。
閉山が続く炭鉱町で、町の復活をかけて最新の機械を備えた新炭鉱が開かれた。
そこで働く炭鉱夫たちは、これで安心して暮らすことができると思っていたのだが、突然の事故が彼らと家族を襲うのであった。
戦後日本の繁栄を支えた名もなき者たち。
忘れてはいけない功労者たちの姿をここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 08:00:00
14350文字
会話率:27%