廃ビルの立ち並ぶ街に迷い込んだ三人の高校生は交差点で大理石の台座を見つける。そこに刻まれた手形に触れると、周囲の様子は一変した。彼ら三人はビル街から抜け出すことができるのだろうか?
最終更新:2022-09-25 22:56:02
5225文字
会話率:57%
これは「伝説の剣よりも下の石の台座の方が強いやん」と前から思っていた一般男性の叫びが詰まったエッセイである。(くだらないです)
最終更新:2022-04-23 18:45:45
1670文字
会話率:2%
その聖剣は場所を変え、姿形を変え勇者の到来を待っている。その台座から引き抜かれた瞬間からその勇者だけの聖剣となり、魔王を討つ力となる為に。
その聖剣はエクスカリバーやアスカロン時にはカラドボルグやクラウ・ソラスなどと呼ばれた時代もある。
100年前に魔王が現れた時、勇者は石の台座から聖剣エクスカリバーを抜き、魔王を討ち果たした。
それから100年経った今も、魔王が存在しない穏やかな時代が続いている。
ある晴れた日、聖剣は気紛れに台座を離れた少女の形で。
引き抜かれた瞬間にその勇者だけの聖剣となる事を忘れて。
これは少女になってしまった聖剣と勇者になれなかった少年の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 10:54:50
35877文字
会話率:51%
気づくと暗く湿った場所にいた。壁面についてある鉱石が輝き、僅かだが視界は確保できている。
「ヴェルト・ロヴォルツィオ・トーデス...」
頭に浮かんだ言葉を読み上げ、自分の名前だと認識できた。だが、それ以外の記憶は全く存在しない。識字と発音が
備わっていることに一先ず安心した。
寝ていた身体を起こすと、自分の胴体が見える。華奢な体つきで、皮膚は白く透き通り、身長は170程度だ。二度ほど掌を開閉したが、違和感は無い。視線を辺りに巡らせると、広い祠のような場所の中心部にある石の台座に寝ていることがわかった。音がよく響き、着ている服の擦れる音が少し残る。
「ん......?」
足元に違和感を感じ、注意を向ける。
すると、その場にはしっかりとした掘りで三文字がえぐられていた。
「“生きろ”......?」
様々な仲間と出会いながら、「生きろ」に託されたメッセージを全ての属性の頂点に立つ力、「宇宙属性」を用いながら受け取って行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 07:00:00
2097文字
会話率:38%