悪徳な王女。清楚な王女。
隣り合う二つの国に、性格も考え方も真逆な王女がいた。
両国が会談をおこない、そこで紹介された二人であったが……夜、お互い不注意で、廊下の曲がり角で頭をぶつけ合うという、事故を起こしてしまったのである。
痛みにうず
くまる二人は、すぐ部屋に運ばれたのだが。
この時は誰も、それは王女たちでさえ、とんでもない“異変”が起きていたことに気づいておらず――。
(※3万字ほどの短編です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 23:26:07
33465文字
会話率:41%