――俺は、親父に呪われている。
王や国などというものは無く、神の町が点在する世界。太陽も無く、人や神の魂であるたくさんの星が昼間の光源である。世界は平坦であり、球体ではない。その果てには遥か高く神々の世界へと続く絶壁があり、海はその遥
か高く降り注ぐ滝から続いている。
世界は別けられているが、神々は人間に優しい。自分達の司る力を石に宿し、人間に分け与えてやった。人間達は神々を称え、神の数だけ神殿を造り、周りに町を造った。
世界の果ての飛翔神の町で平和に暮らしていたはずのフォスターは、父親の霊が宿った帯を額に巻いてから生活が一変した。
寝ている間に憑依され勝手に身体を使われる、死んでしまったためできなかった重大な役目を押し付けられるはめになる、など頭の痛くなることばかりである。
フォスターにはリューナという妹がいる。彼女は全く目が見えない。旅に出ていた父親が戻ってきた時に連れてきたのがリューナだ。リューナをフォスターに預け、父親はそのまま死んだ。
そのリューナが最近狙われはじめた。誘拐未遂が繰り返される。目的ははっきりしているが、誰が首謀者なのかはわからない。目的はおそらくリューナの封じられた力を狙ってのことだろう。
誰かが、静かにリューナを狙っている。
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すみません、クトゥルフ神話とは関係無いです。
昔(2004~2009)同人誌で出していた漫画を小説に書き直したものです。
もう既に無いホームページやガラケの頃にあった「マンガ☆ゲット」(もう無い)
にも掲載していたので、もしかしたら読んだことがある方もいるかもしれません……。
あと「Nolaノベル」様と「B-NOVEL」様(現在招待制のβ版)のところにも掲載しています。
旅に出るのは六章からになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 15:26:01
466486文字
会話率:60%
異世界の王が死んだ。
次の玉座をかけて十三人の書記が戦う。
僕は連れてこられた。
失われた兵器として。
最終更新:2023-12-31 23:25:57
103689文字
会話率:45%
神がミスを犯すことなど有ってはならないこと、
ミスをするのは愚かな存在なのだから、だが起こってしまった。
死亡した鈴木章は神をゆったりと責め加護やらスキルやら
色々獲得しとある伯爵の3男として転生する、
最終更新:2022-03-11 20:13:14
13975文字
会話率:28%
文字通り、タイトル通りのエッセイを書きあげました
最終更新:2021-03-26 21:34:44
1235文字
会話率:9%
「小説家になろう」サイトで最初に感じる疑問、「作品のタイトルが長すぎる問題」は、新しい世代を迎える度に議題に上がる、なろう永遠の課題かつジレンマ。
そんな「小説家になろう」のルールを知らずに好き勝手に小説制作、小説投稿を楽しんでいた作者の
現実とモチベーションを、余り共感出来ないディープな例えで語ります(笑)。
★本エッセイには、私のデビュー連載作品「バンドー」が出てきますが、別に宣伝の為に書いた訳ではありませんので、大して気に留める必要は無いです。
世の中には、変わった作者と読者様がいると言う事です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-17 14:35:03
2559文字
会話率:2%
会社がなくなって田舎に帰った那珂川明典(33歳)。
なんとなくチラシを貰い
なんとなくVRMMOのテストプレイヤーになり
なんとなくその世界に降り立ちました。
なんとなく適当に過ごすつもりだった明典は、面倒なことに巻き込まれたり巻き込まれ
なかったりしながら、生活を続けていきます。
2014.11.29.追記
5章以降には多少の残酷描写を含む予定がありますのでタグを追加しました
負傷した→具体的にどういう傷をどうやって受けたか
攻撃した→敵がどんな状態になったか
など簡単な~詳細な描写をする場合が有ります。
2015.02.15.追記
タイトルを「VRMMO初めてなんだけどどこでもこうなの?」から
改題しました。
短く呼べる名称が欲しかったので頭に短いタイトルをつけ、
元のタイトルをちょっと短くしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 16:34:06
282812文字
会話率:13%
ある出版社の舞台裏で行われた、
コンテストにまつわる悲喜こもごもの人間模様。
ちょっと辛口で切り込んだ大人の為の童話です。
最終更新:2015-07-11 16:07:57
2217文字
会話率:42%