平民の母と貴族の父の間に生まれたアシェラは、大好きな祖母と平民として平和に暮らしていた。
しかし祖母を失い、父の元に引き取られてからすべてが一変する。義母と義姉の嫌がらせに堪える日々。
学園の卒業パーティで義母が無理やり取り付けてきた婚約者
から一方的に婚約破棄を告げられた挙句、暴力を振るわれそうになったアシェラ。
しかし彼女は全く動じる様子もなくむしろ婚約者をやり込めてしまった。誰もが驚く中、彼女はひとりほくそ笑んだ。
何故こんなことができたのかって? ―――この『未来』を『視て』知っていたからよ!
これは大好きな祖母のような、偉大な魔女を目指して奮闘する少女のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 00:24:04
242964文字
会話率:51%
6勇者が認定された。だが、A級冒険者グレイト・ゼブラは、知っていた。この世界の勇者は自分だと、そして、6人は本来、悪党であったり、自分が得るはずだった最強の聖剣の持ち主はモブだということを知っていた。彼は、転生者でここが生前読んだ小説の世界
だと子供の頃からから知っていたからだ。6人も転生者は、原作の知識を使って、成り上がり、あるいは人生を改変していたのだ。結果として、名誉も、地位も、聖剣等も、ハーレムも、富も奪われたグレイトは、しかし、彼は怒るより、「勇者の力使って、楽に生活できてラッキーでは?」と気の合った仲間とともに、冒険者稼業を、将来のささやかな地位、財産、富、幸せを夢見て生活していた。しかし、6勇者に成り上がってしまった6人の方は・・・。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 11:03:24
59446文字
会話率:52%
幼い頃父親を亡くしたヴィヴィアンは母親の再婚相手とその娘と暮らす事になる。だがヴィヴィアンだけは父の姓を名乗り新しい家族と距離を置いた。それは国王からの提案だった。狡賢く怠け者の再婚相手の事を知っていたからだ。ヴィヴィアンは逞しく成長し幼馴
染である第二王子の秘書になるのだがーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-07 00:25:31
42024文字
会話率:45%
幼馴染みの伯爵令息クィンシーは社交界で令嬢達の間を行き来する軟派者。顔を合わせる度に辛辣な態度をとられるフレデリカだが、全く気にしていなかった。なぜなら彼は、フレデリカの前でだけ本性を見せると知っていたから。「嫌いにならないでフレデリカ!」
そういって泣きつくのは何回目? 呆れながらフレデリカは、今日も泣きつくクィンシーを慰める。態度が違うのには彼なりに理由があって…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 06:00:00
7349文字
会話率:26%
伯爵令嬢エルデガルドは、ある夜会で婚約者のダメヤンに婚約破棄を突きつけられた。
彼が浮気をしているのを知っていたから返り討ちにしてやろうとしていたのに、エルデガルドが浮気の証拠を押さえた日、彼は学友たちとお茶会をしていたというのだ。
お茶会
に出ていたという令息令嬢たちの発言に違和感を覚えたエルデガルドは、従者のヤンとともに調査に乗り出す。
これは気が強くしたたかで世間知らずなところのある令嬢が、推理(?)で婚約者をギャフンと言わせる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 22:57:43
17777文字
会話率:37%
善良な両親にめぐまれ不満もない日々を送っていたダニエルは、言われたこと以外やろうとしてこなかった。勉強も運動もそこそこでき、それさえやっていれば褒めてもらえることを小さい頃から知っていたからだ。それを知ってか両親は彼が齢12を超えたあたり
で危機感を持つようになっていた。ちょうどその頃、世界を巡る教育機関である飛行船”学園”がやってくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 23:02:09
15737文字
会話率:50%
真夏に秘密基地を作って遊んでいた小4の創介は熱中症で倒れて死んでしまう。気付くと異世界の男爵家に転生していた!転生初日、うちの領地は半分が無くなった・・・。
スキル判定で獲得した【魔石復活】に創介は絶望する。スキルが無くても魔石の再利用
は出来ると知っていたから。二つ上の兄にも馬鹿にされる始末。
…え?ハズレかよ!せっかく生き返ったのに何でだよ!!
試しに魔石にスキルを発動すると目の前には魔物が!!…全然思ったのと違うじゃんか。 噛まないよな? え? 話せるの?
これ、リアルワルモン(ワールドモンスターズ)出来るな?
配下を増やし、強くなり、また増やす。魔物の国でも造ってやろうかな?
魔物の楽園を造り領地の発展を目指す。そんな主人公の魔石リサイクルライフです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 20:00:00
90199文字
会話率:17%
転生したヒロインはそもそもヒロインという事実に気付いていなかった。転生した悪役令嬢は自分が転生した世界の事を知っていた。その違いで、未来は大きく分かれたのである。知っていたからこそ、余計な事をして自滅する事になった悪役令嬢の話。
最終更新:2024-07-02 06:00:00
19511文字
会話率:8%
結婚初夜、夫であるヘラーから『愛している』とささやかれたアデリナは『そんな嘘をつく必要はない』と言い放つ。ヘラーには想い人――従姉妹のレニャがいると知っていたからだ。
『それでも俺は、アデリナ一人を生涯、心から愛すると誓うよ』
夫婦は愛
し合うものという信条を持つヘラー。彼はその約束どおり、アデリナに日々愛をささやき、彼女に優しく接してくれる。ヘラーの優しさに振れるうちに、アデリナも段々と彼に惹かれはじめていた。
そんななか、夫婦で訪れた夜会でレニャに会った二人。自身とは正反対の愛らしいレニャにアデリナは劣等感を覚えてしまう。
それから数日後、アデリナはレニャに「夫との離婚が決まりそうなんです」と打ち明けられる。家を追い出されてしまったレニャを屋敷に迎え入れたアデリナだったが――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 18:41:43
11025文字
会話率:50%
リリゼットは17歳のある日、婚約者の公爵令息コーネリアスから婚約破棄をされる。しかしリリゼットは冷静だった。コーネリアスが、リリゼットの双子の妹のマリゼットと浮気をしていたことを知っていたからだ。故にリリゼットは準備万端でひっそりと迎え撃つ
のだった。コーネリアスが気づいた時には何もかも手遅れであるように……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 07:07:47
12208文字
会話率:36%
神様は悩んでおりました。
人々がそれぞれに、それぞれの大きくも小さくも悩みを抱えている事を知っていたからです。
しかし、自ら積極的に動く事も出来ません。
そこで背中を押す程度の助けならば大丈夫だろうと言うことで、たまたま空に流されていた綿
毛を見つけそれに『命』と『力』を与えます。
それが【わたねこ】となったのです。
『困っている人を見付けて助けてあげて欲しい、お前の使命は困っているその人を笑顔にする事だよ』
そう神様から教えられたわたねこは頷きました。
神様に代わり困ってる人々を助けるために風に流され漂いながら旅をするわたねこ。
誰にくっつくかは風の気まぐれと運次第。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 22:18:45
6390文字
会話率:53%
「荷物はすべてこちらで管理させていただきまーす。ポケットの中身も、この机の上に全部出してくださーい」
「え、はい……」
少し妙だなと思ったが、「はい」とつい答えてしまったからには仕方がない。マニュアルがあるのだろう。非常事態だ。素直に
従った方がいい。そう考えたおれは、折り畳み式の長机の上にポケットの中身を並べた。
それにしてもすごい地震だった。こういった災害時には中学校の体育館が避難所になることを知っていたから、荷物を纏めてやってきたが、よかった。おれだけでなく、みんな集まっているようだ。自宅アパートは停電し、いつ断水するかもわからない。何より、独りだと心細かった。
「鞄も机の上に置いてくださぁい!」
体育館の出入り口には折り畳み式の長机が置かれており、その机の後ろに女が三人、横に並んで受付をしていた。
おれはその中の一番左、入り口に近い女にリュックサックを渡そうとしたが、真ん中の女に怒鳴られてしまった。左の女は「女性に重いものを持たせるなんて最低。普通、わかるでしょ」とブツブツ呟きながら机の上に置いたリュックの中身を物色し始めた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-07 11:00:00
6307文字
会話率:68%
進学校・将英学園に通う高校二年生、安麻田 瑠衣(あまた るい)は控えめで目立たない性格。顔がそっくりな双子の妹、亜衣(あい)は兄の瑠衣とは別の高校に通っている。
小学生の頃に遠足で迷子になった際、同級生のガキ大将・迅堂 晃(じんどう あき
ら)に助けられ、瑠衣と亜衣は彼に恋をした。妹の亜衣は彼に合わせて自分の性格を変えて猛アタックし、迅堂と交際することに。兄の瑠衣は恋心を隠したまま二人の仲を応援していた。
夏休み明け、土佐辺 慎吾(とさべ しんご)と共にクラスの文化祭の実行委員を務めることになった瑠衣。情報通の土佐辺は周りから頼られ過ぎて何かと面倒なことを任され辟易していた。彼が瑠衣を同じ実行委員に指名した表向きの理由は、きちんと任された仕事をやる性格だと知っていたから。
迅堂が亜衣に肉体関係を迫ったことを知り、瑠衣は密かにショックを受ける。ひっそり想い続けるつもりだったがこれ以上は耐えられないと悟り、長年の片想いに終止符を打つ決意をする。土佐辺からアドバイスを貰いながら二人が仲直りできるように取り持つうちに、亜衣に誘いを掛ける先輩の存在を知る。
勉強会や文化祭の準備を通じて徐々に打ち解けていく土佐辺と瑠衣。しかし、その間に割り込む存在が現れた。
* * * * *
全64話、約10万字。
長年の一途な片想いの結末にご期待ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 21:25:16
104873文字
会話率:60%
源頼光と四天王による酒呑童子退治以来、鬼の一族はただ人の世から隠れて暮らしてきた。
それから、千年。時は現代。
高校一年生の渡辺碧(わたなべあお)はある時、禁足地となっている山の中へと入り込む。
その先に、美しい滝があると知っていたから。
確かにその滝は存在した。
――ただし、滝壺には少女が沈んでいたが。
秘された存在である少女と普通の高校生男子。
二人が出会った時、いにしえの呪いの箱が開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:03:25
80505文字
会話率:54%
魔法偏重主義のマジーア王国で、魔法を使えない“ティミド”の者たちは、あからさまな差別を受けてきた。
自らもティルミドである辺境伯令嬢イデア・シンティリオは、役立たずと虐げられ婚約破棄を通告されたティミドの幼い王子エフェットを押し付けられる。
だが、それは彼女にとって願ってもないことだった。
なぜなら、彼女は初対面であるエフェットの秘めた力を知っていたから。
巡り合ったのは運命ではなく必然。
武人な令嬢と子犬のような王子の、これは出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 12:00:00
9718文字
会話率:45%
ゲームの世界に転生したジーナは、貴族の妾の子として屋根裏部屋で冷遇されているエリックという少年のお世話をしていた。何故なら、彼が実は国王の落とし子で、将来国王として君臨することを知っていたから。
ここで彼に恩を売って、将来安泰に暮らそう
。そう打算的にお世話をしていたけれど、いつしか彼のことを本当の家族のように思うようになっていた。
そして十年後、やっとお迎えに来た彼は、実は国王の落とし子ではなくて……。
ウソでしょ、予定が狂ったぁぁー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 08:00:00
1929文字
会話率:57%
病院の待合室で女医は珍しい医者の姿を見てしまった。
一人の女性(患者だろうか)と医者が話しているのだ。
不妊で病院に来た女医の患者のカルテを見て女性は驚いた、夫である男を知っていたからだ。
不妊ではないかと病院を訪ねてきた女性は過去(医
者の知人に)に似ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 14:21:55
3045文字
会話率:38%
プロムパーティーの最中、王太子に婚約破棄と娼館行きを告げられた公爵令嬢のグウェン。王太子の従者リカルドが助け舟を出してくれるが、状況は変わらない。
だけれどグウェンは心配していなかった。彼女は転生者。この世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役
令嬢だと知っていたから、万端の準備をしてある。
しかも協力者もいる。闇の魔法を使うラスボスだ。
準備を最大限にいかすため、自分に禁恋魔法をかけて断罪に挑むグウェン。
だけど魔法がとけたとき、予想外のことが起こって――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 11:44:35
12766文字
会話率:43%
第四王子エックハルトは、シニアアカデミーの入学者名簿にエリーゼ・コール子爵令嬢の名がないのを知っておかしいと思った。一定以上の魔力を持つ貴族の令息令嬢はシニア入学が義務付けられていたし、エリーゼの魔力量は群を抜いていることを知っていたから。
コール子爵家に問い合わせたところ、エリーゼの魔力量はシニア入学基準に足りていないという。一体何故? そこには陰謀が隠されていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 07:47:37
4656文字
会話率:47%
豊かな水源に囲まれたど田舎であるリラ王国の第一王子であるアロイスは、生まれたときから顔の半分を痣で覆われ、見目麗しい6人の姫達とは違い、とても異端なる見た目を持って生まれた。そんな異様な容姿からついたあだ名は「バケモノ王子」。彼自身も、そん
な見た目のせいで少々ばかりかだいぶ卑屈に育った。いつかはこの痣の報いを受ける事になる。そう知っていたからだ。
しかし、そんなあるとき、軍事大国アルントから、アロイスに縁談の話がやってくる。
縁談の相手である絶世の美女と名高いシャルロッテ姫は、年下のくせにとても生意気で傲慢。卑屈なアロイスは、はじめシャルロッテ姫を嫌いながらも、とある事件から惹かれるようになっていく──。そうして、イケメン以外はみんな砂利だと思っていたシャルロッテも、無意識のうちにアロイスの優しさに惹かれて行くように。
「見た目よりも、何よりもあなたの存在こそが、私の生きる意味だと知ったその時から」
「私は、貴方とともに生きて行きたいと思ったのです」
アロイスに刻まれた痣の正体─それは、世界を揺るがす大きな罪によるものだった。
しかし、罪人であり忌み子と疎まれてきたアロイスを、シャルロッテは無意識のうちに救っていく。
本格王道恋愛ファンタジーここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 08:00:00
60466文字
会話率:43%