このロイエンタール公爵家には、国にとって大切な意味を持つ”精霊の裁可”という宝物がある。
それを管理するのが跡取りであるオリヴィアの役目だ。
しかし妹のクリスティーアナはそんなことは気にせずに、オリヴィアも今を楽しんで婚約者と旅
行に行ってみたりすればいいという。
この間も彼女は出かけていたので、その言葉には説得力があったが、それがオリヴィアの婚約者とであることなどお見通しだ。
そして彼女たちが立てている計画もお見通しである。
それに彼らが盲目な恋を成就させようと隙だらけの計画を立てている間に、オリヴィアも意趣返しのようにヨルクという男の子と行動を起こしているのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:25:30
13753文字
会話率:40%
――これは、盲目な恋の物語。
【ロユリク】と言う、とある科学者の手によって産み出された化け物に壊滅させられた国、ガルシア国。
国王も王妃もロユリクの統率者であり、産み出した張本人の【クイーン】により首を跳ねられ、国民は薬によりロユリクにさ
れ、次々と死んでいった。城はクイーンにより占拠されてしまい、人がいなくなった町には見慣れない真っ黒な花が咲き乱れ、あちこちにロユリクが徘徊する。もはやガルシア国は、死の国と化していた。
そんな中、散り散りになりながらも生き残った人がいた。それは国が滅ぶ直前にロユリクとクイーンを倒すためにと結成されたいくつかの軍隊。その散り散りになった部隊が少しずつ集まり、ガルシア国の最後の生き残りとして立ち上がった。
ロユリクとクイーンの、討伐隊として。
様々な体験を通して何度も繰り返される死に翻弄され、主人公が傷つきながら、もがきながら、手に入れる未来の行く末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 21:34:06
7387文字
会話率:26%
恋に盲目すぎる王子の話。(※重複投稿しています)
最終更新:2022-02-09 23:00:00
2491文字
会話率:12%
就職、アルバイトでの仕事が上手くいかず、ピアノの先生をすることになった雪乃。
レッスンに来てくれる塚本蓮を、生徒ではなく、男性として見るようになったが。
最終更新:2020-06-26 22:13:17
8181文字
会話率:20%
彼氏の浮気の現場を目撃した上野 めぐみは、傷心の中で新しく異動してきた神田 昴と出会う。
彼は全然愛想が無くてむしろ嫌われている?
昴のめぐみへの素っ気ない態度には、実は理由があった。
最終更新:2019-12-19 00:12:06
1816文字
会話率:21%
美術学部所属の盲目な大学生隆也(19)と
教育学部所属の大学生、幼馴染の健太(22)の出会いの物語。
二人が小学生だった頃に、一人ぼっちだった隆也に、健太の方から話し掛けて…
最終更新:2018-07-19 13:57:15
10687文字
会話率:55%
通勤ラッシュで混雑する駅。黄色い線のすれすれを歩く一人の女性の前に男がぶつかった。女性はその衝撃で線路へ落ちそうになった。すぐ後ろを歩いていた僕は女性の体を掴んで線路に引き上げた。それが女性との恋の始まりだった。
最終更新:2014-10-04 18:03:13
4663文字
会話率:53%