ようこそ、いらっしゃいました。
私はタンジー公爵家の執事を勤めますローバーと申します。どうぞ、椅子におかけください。
さて、あなた様はダリアお嬢様のことをお聞きになりたいのですね? お嬢様のことをお話しできるなんて嬉しいです。
ダリアお
嬢様は、悪女を演じ、婚約者のピィール様からの死を宣告され、処刑されました。
不遇な運命をお嬢様は受け入れ、向き合い、最期は華麗に散りました。一つの願いのために。
それでは、お話しいたしましょう。
この悲劇の物語を。
※基本、執事ローバーの語りで話が進みます。軽いテンポの話もありますが、全体的に切ない話で、容赦なく残酷表現もでます。性描写をにおわせる表現もでますので、ご注意ください。
※最後はハッピーエンドぽい雰囲気ですが、これは悲劇の物語です。
※本編完結しました。
本編が終了後にもかかわらず、ブックマークが増えていて驚きました。ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-18 21:00:00
50120文字
会話率:38%