始まりは雪原で凍死寸前。
本来なら慈しまれて育てられる筈の『古代竜』として生まれたのにひとりぼっち、名前も無い『わたし』。
運良く炎の勇者御一行に拾われて、古代竜の郷へ連れて行ってくれるらしいので、(主に癒し要員として)頑張りつつ、冒険の旅
に出てみよう。そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 19:56:18
118472文字
会話率:49%
遊園地の一角に集められた六人で、三晩かけて百話の怪談を語る。就職2年目の神職家系のリーマン、薬剤師を目指す浪人生、ツンデレ霊能者アイドル、妻子持ちのさえないおっさん、酒好きのOL、学生気分が抜けない40男。そして、癒し要員の猫二匹。仕事・
アルバイト・合コンなどと言われて集まった年代もバラバラの男女。それぞれの「持ち怪談」を披露すれば良いだけだと思っていたら・・・。真っ黒い三角柱の塔に赤い屋根、二階の真っ赤な怪談会場、地下から三階に直通の階段、謎の客たち。そして、一晩終わる毎に感じる違和感。家に帰ることはできるのに、もはや逃げ出すことはできない。百物語が終わる迄。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:58:11
37703文字
会話率:20%
クロード・スロイサーナは辺境の貧乏男爵嫡男。
学園に通うために王都に出て来た平凡な容姿で少し天然で純朴で姉が大好きな少年。
そんなクロードの話です。
この話単体でも大丈夫ですが、『悪役令嬢様、その依頼お受けします』のスージーの弟クロード
の話のため、こちらを読んで頂きますとわかりやすいかと思います。
更新はゆっくりです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 16:00:00
54331文字
会話率:50%
邪神の右腕。それが魔界人であるツェトリの肩書きだ。
真面目な仕事人のツェトリは、今日も今日とて自由奔放な魔界の支配者であり上司でもある邪神ヴィリや、隙あらば職務放棄する部下たちに頭を悩ませていた。
「打倒邪神を掲げて勇者が向かって来て
いると言うのに、どいつもこいつも、当のヴィリ様すらもこんなに緩くて大丈夫なのか!?」
胃を痛めつつ勇者が来ようが来まいが無くなる事がない業務をこなしながら、割と本気で猫の手も借りたい(何なら戦力ではなく癒し要員でもいい)と願うツェトリに、果たして気の休まる日はやってくるのだろうか──?
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 19:33:55
14973文字
会話率:39%