ある日、お使い帰りのメイブは、”癒しの魔女”が住む『癒しの森』の奥で運命の出会いを果たす。倒れていたのは、平和を象徴する東の大国メルボーン王国の近衛騎士、レオンだった。彼が抱える使命とは、”曲解の魔女”によって突如もたらされたチェルシー王女
を苦しめる『魔女の呪い』を解くこと――ただそれのみ。
“癒しの魔女”ロッティと、その使い魔であるヒヨコのメイブは、彼の願いに共感し、勇敢なる冒険へと旅立つ。
魔女の使う禁忌『魔女の呪い』は、生命力を吸い取り苦しみを与え死に至らしめる強力なもの。唯一解呪することができるロッティの魔法効力を底上げ出来る『フェニックスの羽根』を求め、使い魔メイブ、”癒しの魔女”ロッティ、”霊剣の魔女”モンクリーフ、近衛騎士団長レオン、騎士フィンリーは旅に出る。
世界の南ルーチェ地方に位置する『癒しの森』を拠点に、数々の困難な試練と不思議な出会い、魔女や人々、そして仲間たちとの織りなす絆を描くこの物語は、信じる心と愛情の物語でもある。
怒り心頭の”曲解の魔女”が語った愛するペットが被った悪戯の真相、人語が話せないことで苦悩するメイブ、心に秘めた思いと使命の板挟みに葛藤するロッティ、自分の行動に対し無責任だったモンクリーフの心の成長、人間でありながらメイブの言葉が判ってしまうフィンリーの秘密とメイブへの恋、忠誠心故に焦るレオンの誠実な想い。ロッティとレオン、メイブとフィンリーの異種族間の恋愛模様や、みんなの心の成長を経て王女の解呪に挑むとき、ロッティとメイブに立ち塞がる最後の試練は!? きらめく冒険と温もりに満ちたファンタジーが、今ここに始まる。
中世欧州風の、人間と魔女が共存する世界アルスキールスキンを舞台に、小さなヒヨコの使い魔メイブと、魔女や人間たちとのほのぼの王道ハートウォーミング冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:10:00
232239文字
会話率:49%
希望して文化レベルがマイナス200年の異世界に行くことになったんだけど、あまりに優遇されてて苦労どころか快適生活。
子供の頃の夢だった、お菓子を作ったり、人に教えたり。
幼馴染みは転移能力者だったし、
可愛い黒猫だと思ったら猫耳幼女に変身す
るし、
なんと私にも魔力があるって!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 12:00:00
1790840文字
会話率:63%
珍しい癒しの力を活かして魔国の会員制高級ホテルで薬などを作っている魔人のフィーネは、『癒しの魔女』と呼ばれている。
ある日、フィーネは不眠症だという魔王の治療を頼まれた。五百年前の『聖戦』で、フィーネの前世――聖女を殺したその男の治療を
。
ただ、魔王のことをちっとも恨んでいないどころか、勝手に恩まで感じているフィーネは、彼に恩返しをするべく力を尽くす。
これは、魔族として生まれ変わった元聖女の、恋の始まりの話。
※6万字ほどの中編です。
※一部、身体欠損の描写があります。抑えめですがご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 12:00:00
65436文字
会話率:36%
【改稿編集終了】2022.9.17
✳︎本編完結済みですが、カクヨム様にて改稿したものに順次編集しなおしました。 ご不便をおかけしまして申し訳ありません! ありがとうございました。
(ストーリーの流れに大きな変化はありませんが、全体的に読
みやすくしており、また、後半かなりエピソードを差し替えています)
7.11 after story追加しました。
魔獣討伐専門の美麗な騎士団長、ジークは港町スールの外れで起きた火事騒ぎへと向かった。焼け落ち、崩れた屋敷のなかで、彼は疎遠だった父親の遺体を見つけてしまう。傍らには、事故の記憶をなくした娘、ティアナが倒れていた。
父親の死の真相を知りたくて、唯一の生存者であるティアナを保護したジーク。無意識に記憶を黒いペンダントへ閉じ込めてしまっている彼女は、助けてくれた彼のためになにか役に立ちたいと思うのだが。
剣と魔法、魔獣や精獣が出てくるファンタジー世界での恋のお話です。
前半はすこしダークな雰囲気、後半はほのぼのしたりしんみりしたりします。がっつり恋愛ファンタジーです。
(年齢制限表現ありのバージョンを姉妹サイトに載せています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 12:04:34
141196文字
会話率:51%
帝都の玄関口ゴルドルーフにある「癒しの泉」は“イセカイ”からやって来たという「癒しの魔女」が経営する耳かき・マッサージ専門店。癒しの魔女がスカウトしたのはエルフやドワーフ、セイレーンやスライムなど。そんな異種族の行うバリエーション豊かな耳か
き・マッサージを求める人々が今日も「癒しの泉」のドアを叩く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 14:57:20
9036文字
会話率:51%
終焉の神の転生として生を受けた黒き神官たちの子、ガドリール。自身で抑制する事が出来ない残酷な性格に人間離れした力を恐れた幼い彼は、父の助けの元、全ての民を生贄とする大儀式によって神官たちの皮で束ねた本の中に半身である邪神を封じる事に成功する
。父と母と国を滅ぼした彼が失意の元救われたのは、己の神と全く対局する神を崇めし国の神官だった。忌み嫌われながらその国の廃城でガドリールは一人、力を求め、研究を重ねる。いつ解き放たれてしまうかもしれない邪神の半身を凌駕する為に……
だがしかし、そんな彼に待ち受けていたのは死よりも残酷な運命だった。
-エテルニテ-と呼ばれる伝説の楽園と-デザスポワール-と呼ばれる絶望の国を支配した神と女神の残酷な愛の物語。
***三年ほど前に書き上げた初めての長編小説です。よろしくお願いします***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-29 22:38:22
274574文字
会話率:40%