僕の名前はアルト。
前世でも恋人いない歴=年齢のまま生涯を終え、今世でもそれは継続中。
王立クラウディア魔剣士学園、入学初日。僕はここで、絶世の美少女たちと出会った。七剣姫と呼ばれ、この世界に七つある属性それぞれ最強の魔剣士。
僕も英雄
になってみたい。
もし、それが無理でも、せめて普通の青春を送りたい。
友人を作り、仲間と共に強くなり、そして――運命の恋人に出会う。
この学園で甘酸っぱい思い出を作りたい。
転生したこの世界でなら、きっとそれが叶うはずだと信じていた。
……だが、そんな甘い期待は入学したとたん粉々に砕け散った。
ここでは入学時にスキル判定で僕は「スキル無し(無能)」の烙印を押された。魔剣士学園において、これは致命的な欠点だった。
スキル判定会場では僕はまるでさらし者になった。
七剣姫はわざわざ僕のことを見に来た。
炎の王女(1年生):モモア・フレイム・アルトドルフ
「無能なんだ。信じられない。初めて見た!激レアね。ちょっと燃やしてみてもいい?」
雷の皇女(1年生):リア・ヴォルデンベルク
「……私だったら恥ずかしくてこんな所にいてられないですね。どんな神経をして学園生活を送るのでしょう。」
大地の公女(1年生):ユノア・グランツバッハ
「決して努力が報われないって不憫ね。同情するわ。まあ、素行の問題かもしれないけど。」
水の聖女(2年生):メルキア・アクアリス・アクイナス
「女神様に見放されているのね。前世の行いが悪かったのでしょう。」
光の神姫(2年生):レティシア・ルーメンシュタイン
「やっぱり無能っぽい顔してるわね。例えスキルを授かっていたとしても、きっと役に立たない程度のものだったでしょう。」
癒しの巫女(3年生):トア・フェルディナント
「まあいいじゃない。トイレ掃除要員で学園においておけば?」
闇の竜姫(3年生):ロザリア・ドラグライオス
「弱い者は戦場で最初に死ぬ役割がある。それだけでも価値はあるさ」
こんな屈辱の中で、学園生活を送らないといけないのか。
つら過ぎる。
でも、まさか……彼女たちがスキルを失い、僕に助けてもらうことになろうとは、この時誰も予想していなかったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 20:54:28
149692文字
会話率:32%
フィーはデーマンという田舎国家の第一王女だった。
このたび、大国オーストルの国王で容姿端麗、政治手腕完璧、ただひとつ女性に対して冷たいのをのぞけば完璧な氷の王ロイさまと結婚することになったが別にめでたくともなんともない。
なぜなら、美
人と評判で、性格も良く、不思議な力をもっていて癒しの巫女なんてよばれている妹とロイさまとの恋愛結婚話に、セットで売りにだされて結婚しただけだったからだ。(・ω・)ノ◆アーススターノベルさまより1巻2巻発売中、SQEXノベルさまより3巻(最終巻)発売予定です◆
完璧にいないものと扱われているフィーはとあるきっかけから、
このまま一度も夫にあたる人物と顔すらあわせず、離宮で朽ち果てていくだろう人生など知らん!
ふたつめの人生を歩んでやる!
と決心するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 17:52:23
528551文字
会話率:31%
推しが死んで落ち込む真由、酒に酔って意識を失い、目が覚めると……そこは異世界だった!
癒しの巫女として異世界に召喚された真由が、ともかくすぐ死ぬ虚弱体質勇者とともに魔王を倒しに行くお話です
最終更新:2020-09-25 16:14:43
100355文字
会話率:61%
平和な現代日本、その日常の裏側では悪鬼羅刹が蠢いている。逢魔が時学園は退魔士を育成するための国営の教育機関。その学園で癒しの巫女であるヒロインは、退魔士の卵であるヒーロー達と共に、愛の力を糧に鬼と戦うのであった。……という伝奇系超常バトルも
のの乙女ゲー世界のヒロインに転生した主人公が、今生をエンジョイするために人生設計を考えて迷走したり宗家の令嬢と友情したりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-19 09:20:04
6786文字
会話率:28%
新たなるミツルの最初の物語。
小学生のミツルは最初に4人の自分を作る。
1人目はミツルの影の如き存在で何でも知る情報通の暗殺者
2人目は力と戦いを求める真面目な不良少年
3人目は礼儀正しい大富豪の王子
4人目は氷の魔法使い
次に彼等の部
下を考えた。
1人目にはスパイの男女コンビ
2人目にはキザな紳士とドSな狙撃手
3人目には黄金騎士と黒魔術師
4人目には叡智の賢者と癒しの巫女
最初は空想の産物だったが、まさか現実に現れるなんて……。
望まぬ戦い、巻き込まれる災難、友の危機、自分との戦いなどを経てミツルは成長し変化する。
しかしそこから、ようやくミツルの人生が始まりを迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 22:02:37
34255文字
会話率:51%
癒しの巫女、それは神災後に突如として現れた美しい女性。白銀の髪をなびかせ、世界各地の神災地を訪れ、癒しをもたらす聖なる巫女。しかし、彼女の正体や彼女の崇める神が何であるかは誰も知らない。もしかしたら神災を引き起こした太陽神やその使いであるの
かもしれない。だが、彼女が人々を癒すのは事実であり、それこそが人々にとって重要なことなのだ。
たとえ、癒しの巫女の正体が、こことは別の世界"日本"と呼ばれる国で非常勤講師で食いつなぐ甲斐性なしのおっさんが転生した存在だったとしてもだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-24 22:37:04
3307文字
会話率:33%
300年前にトリップしてきた日本人、風野裕子(かぜのゆうこ)、異世界名、魔術師ウィンド。
風の精霊を師に持ち、不老である彼女は今日も王道キャラたちを相手に頑張ってます。
「(ボソッ)王道死ねば良いのに」
最終更新:2012-08-16 17:14:07
373文字
会話率:12%