舞台
・地方都市の進学校「県立八重桜高校」
・箏曲部は伝統あるものの部員は少なめ(毎年数名入部)
・校舎の一角にある畳の音楽室が拠点
主人公
綾瀬 澪(あやせ みお)
・内気で人前が苦手な女の子
・中学では合唱部、進学を機に「静かな文化部
」に惹かれて箏曲部へ入部
・感受性が強く、音に表情をつけるのが得意だが技術は拙い
主な登場人物
藤村 茉莉(ふじむら まり):明るく姉御肌の先輩。2年の春に部長になる。
篠原 亜季(しのはら あき):無口で冷静な1年の同級生。箏歴ありの経験者。
佐伯 琴音(さえき ことね):3年で引退直前の頼れる先輩。名字と名前が「箏」に関係している。
宮下 陽(みやした はる):男子ながら珍しく入部してくる。ギター経験者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 08:00:00
21094文字
会話率:21%
部屋にいたGを殺したつもりが妖精だった。
妖精たちは復讐のため沙月たちを殺そうとする。
沙月たちは生き残るため殺虫スプレーを手に取った。
妖精と少女たちの戦い。
妖精はなぜ彼女の部屋にいたのか?
最終更新:2025-07-10 09:20:00
33465文字
会話率:88%
目が覚めると、私は知らない部屋の入り口に居た。
部屋の中は6畳程の広さで、壁一面に本がぎっしりと詰められた本棚が有り、
部屋の中央から奥側には執務机が設置されていた。
そんな空間で彼は物語を聞かせてくれる。
「オムニバスな物語を少しでも楽し
んで頂けたなら幸いです。」
これは、そういうお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 23:00:00
866725文字
会話率:38%
仕事、家族、友人、学校、過去。
生きていれば、色々なものに縛られる。ぶつかり、汚れ、強かになる。
純白のままではいられない。
好きという想いだけでは生きていけない、でも恋心を無視しては息ができない。
だから、大人でも、子どもでも、恋の前では
人は純にも不純になる。
春、夏、秋、冬、諦めきれない想いがくすぶる。
不器用で、あざとく、ずるい、どうしよもない人たちの短・中六篇。
一、六畳間の公差
二、緑の部屋の鍵
三、絢爛たる花束を錦秋の良き日、君
四、いとこい
五、ハレムの雌雄
六、桜が咲く頃、梅こぼる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:36:01
10625文字
会話率:19%
「嘘だ…こんな…」
灰色の石壁に覆われた薄暗く肌寒い部屋の中、僕の目の前に置かれた巨大な水晶珠に映し出されるのは、人の住む街が破壊しつくされた「地球」
炎から逃げ惑う群集。襲い掛かる異形の怪物。応戦する各国の軍隊。
怪物に降り注ぐ弾幕
はにわか雨のごとくぱらぱらと弾き返され、怪物たちの怒りを増すばかり。
そして、既存の兵器では傷ひとつ付けられぬ怪物に向けられたのは諸刃の剣。
怪物が占拠した街に落とされた光の玉がすべてを焼き尽くすところで映像が途切れる。
「預言書」が見せた数年後の未来。僕は自分の産まれた世界を犠牲にして異世界(ここ)を救ったという。
僕は叫んだ。
「こんな結末は望んでいない!」
光を発しなくなった水晶球のそばに佇んでいた小さな人影が動く。
「落ち着け小僧!あれはわしが最初からヒントをすべて教え、必要な物を渡したら何故かああなってしまったという「もしもの世界」の話じゃ」
真っ黒なゴスロリ服に身を包んだ少女がそう答えた…。右目を光らせて。
「だから、ヒントは与えないことにしたのじゃ。小僧、すまぬ…」
ドスンと鈍い音と同時に頭に強い衝撃を感じ、僕の意識は遠のいていく。
「記憶を消させてもらうぞ」
---
週末の昼下がり、ファストフード店からの帰りに運転していた車ごと異世界へと呼び出された僕。
目の前に広がるのは灰色の石畳、そして見たことも無い巨大な西洋風の城。人影の無い王宮の中庭でハンバーガーを食べようと包みを開いていたとき、突然目の前に現れた女の子。
彼女は自分を「糧」として食べてほしいと言い出した。
そして自分の命と引き換えにこの世界を救ってと懇願する。
謎の「預言書」が絶対的な力を持つ王国で、魔導具もろくに使えないおよそ勇者らしからぬ主人公がいろんな女の子に振り回されながら、最悪の結果にならない道をノーヒントで探しつつ、異世界を満喫します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:08:08
5066579文字
会話率:34%
「僕の描いた絵が本物になったらいいのに」
そんな夢を抱く絵描き好きな少年・織部緑光(おりべ ろくみつ)は、科学の発展によって可視化された人の魂の持つ「色」を重視する現代に生まれる。
情熱の赤色、ひらめきの黄色、冷静な青色etc…
それら人気
色と比べ、臆病と評される「緑色」の緑光だが、色に囚われず前向きな幼少期を過ごしていた。
時を同じくして都心では、人類を脅かした感染症のパンデミックとネット社会の相乗作用が、放置されたグラフィティから夜な夜な這い出して人を襲う落画鬼(らくがき)を満天下に知らしめる。
その悪鬼に唯一、太刀打ちできるのは、絵を具現化させる摩訶不思議な文房具で戦う、憂世の英雄・浮夜絵師(うきよえし)。
夜ごとに増える落画鬼の被害。それに決死の覚悟で挑む者への偏見や誹謗中傷がくり返されるネット社会。
月日の流れによって、夢を見なくなるほど「緑色」らしくなっていた緑光だったが、SNS上に浮上した「すべての絵師を処せ」という一文を目にし……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:18:19
198926文字
会話率:25%
中学二年生の高山千尋は一学期の中間テストを前に社会科の課題に頭を悩ませていた。
部屋の窓から景色を眺め、深い溜め息をついていると、お隣の家のブロック塀を歩いていた一匹の三毛猫と目が合う。
どこの家の猫だろうかと見ていると、三毛猫は屋根を伝っ
て千尋の部屋のベランダへと渡ってくる。
とても人懐っこい三毛猫はその日以来、頻繁に千尋の部屋に遊びに来るようになった。
ナァーちゃんと勝手に名付けて可愛がっていたある日、猫には新しい首輪が付けられ、そこには小さく折り畳んだメモ用紙が括りつけられているのに気付く。猫の飼い主からの手紙だ。それ以降、顔も知らない飼い主との猫を介した手紙のやり取りが始まる。
少しずつ猫の飼い主のことが気になり始める千尋。でも、ふとしたことがキッカケで、自分が手紙をやり取りしていたのが同級生の島田海斗だと知ってしまう。しかも、海斗は親友の有希が長年片思いし続けている相手でもある。
親友の恋を応援してあげたいのに、自分も同じ相手のことが気になり始めていて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 12:10:00
71643文字
会話率:39%
日本人として一度目の人生を終え転生した主人公は、チートに恵まれた二度目の人生で活躍し、若くして辺境伯まで栄逹する。だが、何者かの奸計により窮地に陥り、最後は信頼した仲間によってあえない最後を迎えてしまう。
◇
神々によって『やりなおし』が行
われ再転生する際、考えられないミス?によって過酷な運命を背負った別の赤子に生まれ変わることに……。
前回のチートは全て別人?となった自分に与えられ、自身は生まれ落ちた瞬間から『ただ生き残ること』を目的に日々奮闘せざるを得ない状況になってしまう。
奪われた自分の人生と、押し付けられた過酷な運命に対する逆転劇が、今始まる。
◇
三度目の人生で立ちはだかるのは、皮肉にも生まれ変わる予定だった二度目の自分自身?らしい。
四畳半と言いつつ一畳分も入らないポンコツ空間収納等のゴミスキルばかりで、本当なら自身が手にするはずだった、神と等しい威力を持つ五属性魔法の加護を受けたもう一人の自分に対抗できるのか?
◆二度目の人生(プロローグ及び回想)
異世界へと転生した主人公は、辺境伯家の庶子ルセルとして新しい人生を送る。
転生する際に与えられた加護により十歳で最強と言われるほどの魔法士となるが、それを恐れた長兄により最辺境の町へ領主として送り込まれる。
赴任した町では現代日本の知識を活用し、十二の偉業と称えられる改革を行った結果、若干二十二歳で辺境伯を継承するまでに至る。
だが道半ばで、信頼する部下の裏切りにより二十四歳で最期を迎える。
◆三度目の人生(本編)
再転生してやり直しを行うはずが、女神のミス?により本来の自分ではなく、過酷な運命を背負う定めである子供リームとして送り出されてしまう。
神々により『適当に』見繕われた人物に、これまた『適当な』余り物の加護(魔法)を受け、過酷な運命が約束された人生は、二度目とは正反対のものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 10:00:00
358351文字
会話率:30%
魔族に囚われたお姫様
姫を救出しようと試みる国王
しかし、“そこ”は御約束。魔王の城。
中心部分にあたる 貴族専用拘束部屋(所謂 牢屋)だった。…と言っても豪華なベッド。豪華な入浴室に豪華なカーテン。豪華な家具。畳24畳は在る広さの王族御
用達囚人部屋(汗)
……。姫は救助・救出は困難と判断し、自ら脱出を試みようとする物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 04:24:31
332657文字
会話率:4%
事故物件に住む大学生が、大晦日に不思議な風を感じた瞬間、畳の穴に吸い込まれる。落ちた先には、白いワンピース姿の美女たち。
その出会いから平凡な生活が一変するのだった。
最終更新:2025-07-23 01:01:56
1910文字
会話率:43%
コンビニバイトで生計を立てていた若者、岩倉 望(いわくら のぞむ)はいつものように夜道を歩いて自宅アパートに帰ってきた。
部屋は六畳のワンルーム。布団は出しっ放しで隅の方ではちらほらと埃が丸まっている。その薄汚れた穴蔵で一人暮らしをして
いた。
その日の晩、急な尿意で目が覚めた。薄暗い中、トイレに向かう途中で落ちていた雑誌を踏み付けて滑り、後頭部を強打。帰らぬ人となった。
最初の死で『無限転生』のスキルを引き当てた。その都度、得られるスキルをストックして転生を繰り返す。
笑いと悲しみ、ちょっぴり感動(?)が無秩序に押し寄せる、そのような物語がひっそりと始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:43:30
44156文字
会話率:42%
「世界を救ったのは、犬ですか?猫ですか?」
シリーズの第一弾『プロローグ編』
「うちは天上系関西弁ライター『蓮ちゃん♡』」
世は、和風貴族達が豪華絢爛に贅を尽くし振る舞い乱れる。
まるで何処ぞの平安
時代の様な!?
【平華絢爛(へいかけんらん)314年】
「 はじめま~してや~♪」
うちはこの「世界を救ったのは、犬ですか?猫ですか?」シリーズの作者であり! 今、天上界で大バズり☆の「天上系関西弁ライター」の【蓮花】といいま~すね♪
【蓮(はす)】から咲いた一輪の【花】︎✿で、蓮花‼️ (/// ^///)
だから、うちは髪の毛の色も、まるで蓮の花の様な綺麗な薄いピンク色をしてる着物を着た少女。
天上界の皆は、うちの事を可愛らしいねって言うて!【蓮ちゃん】って呼んでくれてるんよ
(*」>д<)」オォ───イ
だからみんなも「蓮ちゃ~ん」って呼んでやぁ♡
と、いきなり現れたのは、天上界の天女であり、作者でもある『蓮ちゃん♡』
でも、この蓮ちゃん!
実は、この時代(平華絢爛時代)の天女では無く、何かを追って? 畳型タイムマシーンで、遥々1500年程前の過去から来ちゃったみたいなの!
一体、何を追って来たのかしらね?
しかも!人知を超える奇跡の力『作者特権』って言う神通力を使って、文書を消したり、書き直したりする事で、物語りを改ざん出来ちゃうらしいのよ。
歴史さえも変えてしまう力???
もう~とんでもなく、チートだよね♪
そんな元気いっぱいなチート級天女の『蓮ちゃん』と共に、偶然? いやいや(ヾノ ̄▽ ̄)無理やりだわw
で、一緒にタイムトラベルに出る事になっちゃった。
人間の言葉を話す事が出来る江戸っ子カエルの『てやんでぇ』┌(Θ_Θ ┐)┐ケロッ
この凸凹コンビが繰り広げる
和風歴史犬猫バトルファンタジー♪
いよいよ、開演です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 06:05:39
38793文字
会話率:31%
ある日、一都六県は関東平野とは呼べないほどの地殻変動を起こし、超立体的構造物、ダンジョンと化した。それから200年が経過する。ダンジョンから湧出する粒子、エリクシルと適合することで日本人は飛躍的進化を遂げた。適合者はまるでゲームのようなスク
リーンを立体的に起動し、能力値をパラメータ化して視覚的情報として得る。脳にまで達した者はスキルという能力を会得し、ダンジョン攻略に臨む。今や新時代に突入した日本では《冒険者》こそ人気な職業と認識されていた。
群馬ダンジョン近く、軽井沢の郊外に住む少年《折畳京一》は新たな日本の首都、西京都の政府の狗にならないために適合者であることを隠していたが、群馬ダンジョンから脱走したモンスターに昼飯を踏み潰されたことにブチ切れて、逆にモンスターの背骨を折り畳んで瞬殺したことで《スキル持ち》の適合者であることを自ら暴露してしまう。
養父に背を押されダンジョンに挑み、まだ誰も到達したことのない《東京》を目指すことになった初日、《配信者》である《五反マリア》を、《皆殺し姫》の異名を持つ《零鏡花》とともに助けたことで、京一の運命はまた大きく動き出す。
果たして少年少女たちはダンジョン最奥に到達できるのか。
最奥にある《東京》は、なにが待ち構えているのか───!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 07:10:00
619409文字
会話率:45%
俺の名前は志摩明里。
目が覚めた時、俺は石畳の上で寝そべっていた。
見慣れない景色と一切の衣類を身に着けていない状況に困惑する。
近くに落ちていた一振りの大剣と近くに佇んでいた女の子と共に迷宮からの脱出を目指す。
迷宮の中で飢えを癒やし、と
きには強敵との戦いを経験しながら絶望的な状況を切り抜けていく。
望まぬ転生の中、生きる意味を見出した俺は異世界を攻略する事になる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 22:01:31
107964文字
会話率:42%
主人公の、ヤマダタカシ、40歳、人生に疲れ果てて、浮浪者生活を、していた。
ある日、タカシはいつものように、テトラポットで、ぼんやりと、夜光虫の、淡い光を見ていた。
眩い光に包まれ、タカシはそのまま意識を無くした。
気が付くとそこは、真っ
白な空間に浮かぶ、4畳半の畳の上で、神様がちゃぶ台でお茶を飲んでいる。
「ヤマダタカシ君、君は儂が酒のあてを買いに、下界に降臨した時に、
次元震に、巻き込まれて、死んだのじゃ、この世界とわ違う世界で、
記憶を持ったまま、勇者にでもならないかね?」
「ん、ムリ~生き物を、殺すのも、殺されるのも、いやなので、輪廻の輪に、送ってください」
戦闘力はレベル1、その他はチートの、15歳、心の中は、40過ぎの、ヘタレオヤジ、
面白、可笑しい仲間たちとの、異世界の旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:03:10
947871文字
会話率:33%
《憑彩衣》(ストラ)──それは乙女のみが扱える魔術。テラメーリタ学園は、術師として淑女としての学者指導を行う教育機関だ。
そんな乙女の園に唯一の男子学生として転入した玄野影徒。ちょっとした行き違いからAランク術師である才女、フラムのあられも
ない姿を目撃し、彼女から私刑同然の決闘を挑まれてしまう。
もちろん、男である玄野に《憑彩衣》のような魔術は使えない。
──玄野が使うのは"異世界の権能"であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:00:00
72182文字
会話率:37%
祖母の遺品整理のために訪れた、古びた田舎の家。
押し入れの奥から現れたひとつの日本人形をきっかけに、夜ごと水音が響き、畳には不気味な濡れ跡が現れるようになる。
なぜか日に日に変わっていく人形の顔。
静かな家の中で、静かに満ちていく不安と謎
――。
水の音が消えたとき、全ては始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 10:29:49
1228文字
会話率:13%
私、エアリー。不仲の両親が喧嘩中に、ふと前世の記憶が甦ったの。
母親が浮気してエルフの子を産んだとな?
それは重畳。エルフといえば美形。エルフといえばイケメン。将来、美エルフになること間違いなし。ならば、私が育ててみせようホトトギス。
最終更新:2025-07-15 13:49:44
79268文字
会話率:25%
『アポリア世界の旅本 ──魂の名を探す地図』
魂に触れるとき、風景は言葉になる。
この旅本は、ただの観光案内ではありません。
神政国家ザラムの石畳から、自由連邦ノアフリガの金融塔、
魂の医療が香るカルミアの施療院、
そして湖底に沈む廃都ミ
ラティスの夜の夢まで。
名を喪った者たちの足跡をたどりながら、
あなたの魂もまた“共鳴”するでしょう。
武器屋で交わすひとこと、
宿のベッドで見た夢、
市場で値切ったパン一つが、
やがて、世界の真実とつながっていく。
これは、魂の車窓から見た世界の記録。
AIと人間が共に綴る、"記憶と希望の地図帳"です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:38:00
46164文字
会話率:18%
ゆるゆる百合百合な日常ものです。背景知識は要りません。
全元素のエピソード完成コンプを目指します。あなたの推しカプはどの元素ですか?
自分は今のところは水素ちゃんと酸素ちゃんです。
読切形式で各話ショート小説なのでどこからでもサクッと読め
るようになってます。
コメントで元素リクエストあれば、優先的にエピソード追加していきます。
##あらすじ
聖メンデーレフ魔法女学院は、古の賢者メンデレーエフ学長と歴代の天才物理学者によって創立された、魔法と科学が融合する知の最高府である。この荘厳な学舎の石畳の上を、年端もいかない可憐な乙女たちが行き交う。彼女たちは「元素化学魔法」と呼ばれる術を操り、世界の根源たる元素を顕現させ、隠された力を引き出す。周期表は魔法の源であり、宇宙の真理へと至る鍵なのだ。学院は森と湖に囲まれた広大な敷地にあり、錬金術研究棟、結晶学温室、粒子加速実験場など、専門施設が点在している。全寮制のこの学院で、元素娘たちは寝食を共にし、互いの特性を理解し、時には反発し合いながら、元素としての、そして少女としての自分を磨いていく。
アルファポリスにも掲載中。こちらでは3話分ほど先行公開してます。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/216382439/300964679折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 13:46:31
186480文字
会話率:19%
ジャンルは正確に言えばSFラブコメディー
女子高生で虫好きの|手塚鉄子《てづかてつこ》は、ソロキャンプで虫取りを楽しんでいると、翅が畳一枚分もある巨大なアゲハチョウに出くわす。
所持品から異星人らしく、弱っている様子なので助けると、言
葉は通じないがお礼と言わんばかりに、メタリックグリーンに輝く金属製のカブトムシの模型を贈られる。
後日、鉄子が下校途中、煙草を吸いながら自転車に乗ったサラリーマンに絡まれると、そのカブトムシが激しく警告音を発する。
それに呼応するかの様に、空からバッタの顔にカブトムシの角を持つ巨大ロボットが舞い降りる。そして、サラリーマンを撃退した。
助けられた鉄子の胸が高鳴るが、それが何故なのかまだ自覚は無い。
この瞬間から、鉄子の不思議な恋物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:31:41
76678文字
会話率:49%