時は貞享、天下の名君、徳川綱吉の時代。
空が割れて異界の門が開かれる。
門より溢れし犬小人の「こぼると」を一目見た綱吉は深く愛し、直ちに保護せよとの命を発す。
以後もえるふ、どわあふなどが次々に現れ、綱吉はこぼるとと同様に友好関係を築くこと
に注力す。
―――そうして異界の知識と技術を得ることになった江戸の世は、異界の力による文明開化を迎えることになる。
それから時が流れて、享保。
八代将軍徳川吉宗の時代となり、江戸の世は飢え知らず、病知らずの太平の世を謳歌していた。
……が、それはあくまで江戸の世だけの話。
海の向こうにある諸外国は、異界文明と接触したことによる混乱と対立と、異界からの侵攻を受けて大いに荒れてしまっていた。
そんな状況を打破すべく将軍吉宗は、海を渡っての平和を主眼とした介入を決意し、その為の技術と資源を得る為に、異界の門の残滓である『異界迷宮(ダンジョン)』の攻略の命を発す。
その命を拝領することになった御庭番であり武芸百般に通じていた『犬界(いぬかい) 狼月(ろうが)』は親友であるコボルト『ポチ』と共にダンジョンに挑むことになるのだった。
※第二回アース・スター大賞、奨励賞を受賞、書籍化決定しました!
※海外サイト含め一切の転載を禁止しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 19:33:09
580300文字
会話率:23%
異界から召喚された勇者達により、大魔王が討伐、封印され二年後のクリスチャー王国。魔王軍の消滅や勇者達の異界の知識の伝達により領土が増え、繁栄された王国内で連続殺人事件が発生。新人捜査員のジャンヌは独自の調査によって一人の男性にたどり着く。の
だが───
初投稿です。誤りがありましたら感想欄に書いてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 22:28:46
203文字
会話率:40%
数多の神が存在する世界で、邪神の手により魔王が誕生した。意思を持った魔力の塊とも言える魔族の王。彼女は、「自分たちこそが神である。今まで語られていた神は虚像であり、想像上の存在でしかない」と主張する人間たちに身の程を弁えらせるために生まれた
。――はず。
「人間共に崩山獣や海蛇龍の肉の美味さがわかるとは思えんがな!」
世界の脅威とも言える大型魔獣を一瞬で屠り、捌き、調理する幼女魔王は、異界の知識を以てオーバーテクノロジーを世界にもたらす。そう、すべては邪神に愛された幼女魔王のわがまま。
「そのわがままで美味しいものを食べさせてもらえるのなら最高よ!幼女魔王に娘扱いされるのは、ちょっと見た目的に違和感あるけど」
「海蛇龍の卵の燻製、本当にショウチュウに合うな…ああっ、また芋のショウチュウが減っていく…」
「魔王様、やはりデンワの連絡登録先は複数ほしいです!あと音がたまにぷつぷつ切れます!安定した魔力供給を行えるように、魔力入力経路をぜひとも改善くださいませ!」
とは、妖精の聖女、エルフの賢者、マーメイドの歌姫の言である。
って言う基本話脱線しまくりのギャグ話。たまにシリアス。脱線させるのは大体チートな幼女魔王。そして胃袋を掴まれた連中。
ぼちぼち続きます。10話以上の長編に挑戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-28 22:00:00
24800文字
会話率:63%
奏でる音楽が、魔法となる。
生まれ持った魔力は大きいのに、自分に合う楽器が見つからず、落ちこぼれていた少女セレナ。
彼女が待ち望んだ楽器は、厄介な案件と一緒に現れた。
大国の皇子妃なんて望んでいない。神様は残酷だと嘆くセレナは知ってしまう。
過去も現在も未来も、すべては世界樹の意思によって決められている事を。同時に、自分が世界樹の意思に干渉する力を持った存在である事も。
セレナは未来を変える決断をし、そうして異界である「チキュウ」の知識を手に入れる。
これは、運命を変えるために少々偏った異界の知識を使って色々と奮闘する少女と巻き込まれる婚約者の物語である。
「ちょっと待ってセレナ、どうして僕が猫耳つけた他国の皇子を描かなきゃいけないの!? バレたら外交問題だよ!?」
「大丈夫です。私を信じて筆を進めてくださいませお義兄さま! 私とお義兄さまの未来の為です!」
「何が!?」
(※転生モノではありません。R15は保険です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-22 14:08:13
14730文字
会話率:22%
異界の知識を持った貴族の少年『セン・フォン・ラインボルト』
彼は幼少より大きくなり過ぎた生家を縮小し、平穏に暮らしたいと願い動き始める。
そうして親族を説得し、王族も説得し、国内の膿を全て吐き出しきり、自由の身となった。
しかし。
『悪役
』になりきれなかった少年は平穏から遠ざかり続ける。
最初からアドリブです。プロットはありません。
続くかどうかも未定です。思いつけるか次第です。
それでも良ければ読んでいって下さると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 13:07:36
38244文字
会話率:46%
とあるぼっち少年が成り行きで冒険者(その世界の定義では『強者』の意味)になるや、神力保持により『異界の知識記録庫』っていうスキルをとって、そこから派生する熟練度無視でスキルとれてしまうことからいろいろしちゃうお話です。ただ、基本旅とかしませ
ん。少年としてはゆったり安心して眠れることが第一義ですから。そして、穏やかな生活を送ることを至上としているから ※作者の好みでお話、進行しちゃいます ※1話2~3000文字程度の短めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 03:37:52
228610文字
会話率:28%
ドロスという大陸がある。
その時代、暗黒皇帝によって半数以上の国が滅び、邪悪なる孤島に封じられた悪魔たちが復活する、闇に彩られた戦乱の幕開けを迎えていた。
数多の破壊と流血の中、義勇軍を組織し、弱き人々を守る者の中に、神に仕える騎士、
聖騎士である一人の少女の姿があった。
神への祈りが虚しくとも、魔に抗い続ける彼女は、暗黒皇帝から離反した魔人との出会いによって、悪魔とその王を打倒する細く険しい道のりを見出す。
人と魔と闇を描いた、オーソドックス・ファンタジー戦記!
「ドロスの平和は朕が乱す!」
第一部完、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-24 22:51:28
123058文字
会話率:33%
生まれながらに遺伝子疾患を抱える祠堂虎次郎(しどうとらじろう)。
両親の死をきっかけに、ナノマシンを開発し、本格的な治療を目指す。
設計したナノマシンは第七世代にも及んだ。
遺伝子の治療が進む最中、虎次郎は唐突として脱線。人間の限界に
挑み始める。
そして唐突に迷い込んだアナザー・ワールド。
魔法のある不思議な世界を、異界の知識と最先端の技術で渡り歩いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-01 23:24:02
176131文字
会話率:42%