【コミック版2巻3月5頃発売予定(ガンガンコミックスUP!)】【書籍版2巻発売中(GAノベル)】
『人と魔族が争って勇者が魔王を討伐……』なんてのは遠い昔の話。
現代では冒険者も魔族も勇者も魔王も命を懸けない職業に過ぎない。
世界が平和にな
り、ダンジョン攻略がエンターテインメント化した時代。
冒険者も魔物も魔力で作られた分身を用いて戦う、誰も死なないダンジョン攻略が大人気に。
大陸中で攻略映像が配信されている中、僕の所属する勇者パーティは世界第四位の人気パーティだった……のだが。
パーティーメンバーは五人という規程があり、黒魔導士なんて不人気ジョブは三位以上に登りつめるには邪魔だと言われてしまう。
そうして無職になった僕は次のパーティーを探すがまったく見つからない。
ある日、そんな僕の前に金髪紅目の美女が現れて仕事があると言った。
かつての仲間よりも能力を高く評価してくれた美女に感激した僕は、詳しい内容を聞く前に面接を受け入れてしまう。
足を運ぶとそこは最深部到達パーティーゼロを誇る最高難度ダンジョン・魔王城で、四天王と魔王が僕を待っていた。
これは勇者パーティーを追い出された黒魔導士が、魔王軍に入り勇者たちを撃退する側に回る話。
※最高順位【総合】日間1位、週間1位、月間1位、四半期1位※
※カクヨムにも掲載※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 16:00:00
1415817文字
会話率:31%
「ゾンビが人を噛む理由を知ってるか? あれは――祝福なんだ。ゾンビになった俺が言うんだから、間違いない」
ゾンビパニックに見舞われた剣と魔法の世界の話。
ただし、誰もが想像するような、生き残りを掛けた激闘の日々を描く物語ではない。
主人公ア
ルは、最強を目指す聖騎士の青年。
だがある日、彼はあっけなくゾンビに噛まれ、当然のように『動く死者』になった。
妙なのはここから。
アルはゾンビになっても人の心を失わなかった。
聖騎士として、人に危害を及ぼすゾンビを狩って狩って狩りまくり――気づけば数百年。
肉は腐り落ちて、残ったのは骨だけ。
スケルトン剣士となった青年は、結界により隔離された街に、ただ一人佇んでいた。
ある日、そんなアルのもとに一人の――生きた少女が現れる。
「貴方には、わたしの聖騎士になって頂きたいのです」
被害地域十二箇所を結界で封印することによって、ゾンビパニックを乗り越えた異世界。
いまだ魂を囚われた死者たちを救うべく設立された、祓魔機関。
死者を還す『聖者と聖騎士』を育成する学園に、少女と共に通うよう提案される。
そして――「全ての封印都市には特別な死者がいます」
「いいぜ。十二体の特別な死者を、俺が殺そう」
「……それは出来ません」
「なんでだよ」
「その内の一体は、貴方だからです」
「……あぁ」
特殊な魔法で、再び人の身を得るアル。
ゾンビ化の呪いを振りまいた悪しき魔女の血を引く少女、アストランティア。
最強の剣士と魔女の末裔は契約を結び、殺せぬ死者を殺しつくす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 19:00:00
343502文字
会話率:37%
一部の特権階級だけが『前世』の力を引き出せる世界。
戦闘系の前世が求められる貴族家で、三男のロウは十五歳のある日――【蒐集家】の記憶と能力を継承した。
前世の自分は『ニホン』という国で孤独に生きた【蒐集家】だったらしいのだが……。
当然、現
世の貴族家が求める戦闘系の前世ではない。
家を追放されたロウは、自分についてきたメイドのシュノンと共に世界を巡ることに決める。
武人にこそなれないが、手に入れた【蒐集家】のスキルは役立つものだった。
彼は聖剣、聖獣、希少種族のケモミミ娘、不思議な力を持つ者たちと次々に縁を結び、果ては幻の『空中移動要塞』に拠点を設けるまでに至る。
これは追放された少年が、求めるもの全てを蒐集するまでの話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 19:00:00
138708文字
会話率:35%
世界一広い国土と強大な軍隊を誇るヨーゼンシア連合帝国が、悲願であった大陸制覇を果たし、覇権国家と呼ばれるようになってから20年。
ヨーゼンシアは世界に残る数々の謎を解き明かすべく、高額の賞金を設定した大規模調査を長い間実施している。未知
のロマンと一攫千金を夢見た多くの冒険者が、今日も世界中で旅を続ける。
こうした冒険者達の中でも最高の腕を持つ1人が、フィオン・レイネ。だがとある理由から、その素性は全くの謎であった。
◇
物語の主人公リュセイ・ケイルズは、ヨーゼンシアにある小さな村、ハクランの辺境に暮らす。彼は伝説の冒険者フィオン・レイネを義姉に持つ少年であり、彼女の素性を知る数少ない人物の1人でもあった。
リュセイは幼い頃、フィオンと共に過ごす中で、彼女の優しさと強さに段々と惹かれ、彼女のような冒険者になることを強く志すようになった。
彼は、村では珍しい英才教育を施されつつ、森の過酷な自然の中で狼と戯れて暮らすことにより、天性の運動センスと知勇を兼ね備えた優秀な狼使いに成長。その卓越した身体能力は村中で賞賛を巻き起こし、特に際立って優れた脚力は《驚脚》と称され話題を呼んだ。さらに、リュセイが義姉譲りの優しい性格の持ち主であることも奏功して、老若男女を問わず多くの村民が彼を慕うようになった。
若くして村有数の有力者となったリュセイのことを、誰もが心の中で応援し、彼ならすぐに優れた冒険者になれると信じている。
しかし、齢15になるまでは、村の掟により村の外へ出ることが認められない。
リュセイはまだ14歳。冒険に行きたくても行けない、悶々とした日々を送っていた。
そんなリュセイはある日、悪漢に追われていた麗しい少女ミラーナを保護。彼女とはすぐに打ち解けあい、暫く自宅で匿うことに。
その日の晩、リュセイは奇妙な夢を見る。目覚めると、限られた人だけが保有できる《固有魔法》を発現していることに気づく。
そして何の因果か、ミラーナもまた、リュセイとは別の種類の《固有魔法》の持ち主であった。彼女は自分の能力と、誰にも話していない《出自の秘密》を打ち明ける。
ふたりはこの日の出来事をきっかけに村を出る権利を勝ち取り、リュセイ長年の悲願であった冒険の旅をスタートさせるのだが――。
※作品名の最初は『きょうきゃく』と読みます。
©︎2022 藍弓野折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 13:05:41
31573文字
会話率:20%
★【HJ文庫】より書籍版第2巻が2月1日(月)に発売です! ページ最下部にて表紙を公開しておりますので、そこからご確認ください。
また、書籍化に際してタイトルは変更になります。
旧タイトル:黄昏を切り裂く光になる〜追放された無能な少年は世
界最強の対魔師に至る〜
・あらすじ
この世界は、黄昏に支配されている――
150年前に勃発した世界規模の人魔大戦。人間はそこで大敗を喫し、それと同時に世界は謎の現象である黄昏に支配された。そんな世界にとある平凡な少年がいた。彼はある時、不当な理由によりパーティメンバーに見捨てられ、黄昏に取り残されてしまう。
それから二年が経過。彼は生存不可能と言われている黄昏の中を死に物狂いで生き残り、その二年間で身につけた技量を元に結界都市に帰還。そして、その先に待ち受けていたものとは……。
彼は進む。その先に、青空があると信じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 20:48:26
588379文字
会話率:58%
戦国の世が終わって数十年後。
カメリア王国の王子『ダージリン・アールグレイ』は、心に深い傷を負い、憂鬱な日々を過ごしていた。
そんなある日、突如学校に悪人達が押し寄せ、生徒や教師達が犠牲になり、気に掛けてくれた恩師も殺されてしまう。
大
切な人をもう失いたくない。
ダージリンの決意が燃えたその時、彼は英雄『スピルシャン』へと覚醒した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 00:37:34
165555文字
会話率:32%
天才的な剣技と風魔法を操る魔法剣士ライナー。王国近衛騎士を目指すその少年は、半年前、騎士候補生を選考する競技会に挑んだものの、あえなく不合格。以来、自信を失い、憂うつな日々を送っていた。が、そんな彼の前に天真爛漫な精霊が現れる。彼女との出
逢いで内に秘めていた雷魔法の力に目覚めたライナーは、強力な雷撃剣を操る魔法剣士に急成長。やがて、精霊の過去に関係する出来事から巻き起こった王都動乱に直面する。目の前に立ち塞がる宿敵との対決。気鋭の魔法剣士が振るう超絶剣技が炸裂する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-10 07:00:00
110592文字
会話率:39%
アーク・ガードナーは冒険者の最底辺だった。
冒険者を辞めることを視野に入れていると、勇者パーティーを追放された、Sランクの魔法使い――リンネ・クレールと偶然出会う。
追放した挙句、弱体化させるなんて! と憤りを覚えたアークは勇者に決闘を挑み
――完全敗北!
そのやられっぷりを見ていたはずのリンネが、なぜか懐いてきて、勇者パーティーを壊滅させることを目的としたパーティーを結成する。
――これは、『補助魔法』と相性が良すぎるFランク冒険者と『補助魔法』が神に匹敵するレベルのSランク魔法使いが、世界をひっくり返す英雄譚!
旧題『勇者パーティーを追放された元・Sランク冒険者を仲間にしたら、めちゃくちゃ懐かれた』
一話あたり1000文字なので、気軽に読めますよ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 21:07:04
14050文字
会話率:28%
俺は魔王……であった。昨日までは。
というのも、参謀長と四天王のクーデターにより、魔王位を追われてしまったのだ。
仕方がないので、魔王として培った圧倒的なカリスマと叡智と戦闘力で、人間の弱小国家に宰相として雇われることになった。
追放系主人公はまさかの魔王様ご本人!?
魔王様の弱小人間国家での内政チートな執政ライフが今、幕を開ける!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 23:13:41
368238文字
会話率:34%
俺は魔王……であった。昨日までは。
というのも、参謀長と四天王のクーデターにより、魔王位を追われてしまったのだ。
仕方がないので、魔王として培った圧倒的なカリスマと叡智と戦闘力で、人間の弱小国家に宰相として雇われることになった。
追放系主人公はまさかの魔王様ご本人!?
魔王様の弱小人間国家での執政ライフが今、幕を開ける!!
※ この作品は、連載版【悲報】追放された魔王様が人間の弱小国家で宰相やってる件について
のプロトタイプの読み切り版となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 17:07:42
9328文字
会話率:29%