四神を司る青年は、強大な力を持ちながら戦うことを知らなかった
いつの世も、恨つらみ、怨念がなくなることはない。今現在も怨念は人により生み出され、行き場をなくし、漂う。次第にそれ自身が力を持ち始めると、怨霊、鬼と化しヒトへと牙をむく。
ヒトにより怨霊や鬼、魑魅魍魎の存在は「隠」と名付けられた。
普通の人間であれば排除の術がない隠に対抗できる存在。彼らは古より特別な力、咒法を持ち、隠祓いという一翼を担う代わりに法秩序を免れることが出来るアナーキーな存在。彼らを隠儺師と呼んだ。
ある年の春、泰時は隠儺師の拠点の一つである広目寮の部屋で目を覚ます。
広目寮を案内された泰時の目に飛び込んできたのは庭に咲く満開の桜。そしてその根元に咲き乱れる花の絨毯と、そこで気持ちよさそうに眠る金髪の美男子だった。広目寮の仲間との出会いに胸を躍らせる泰時だったが、出会ったのは泰時の甘さを非難する金髪の花絨毯王子、太上清與だった。
なぜ泰時は広目寮で目を覚ましたのか。自分は何を背負っているのか。どうして戦うことができないのか。
隠儺師の仲間たちと過ごす中で、自信の謎、そして起ころうとしている巨大な陰謀を知って行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-16 20:19:45
90175文字
会話率:46%
神木家の双子の妹弟・華と蓮には、絶世の美男子と言われるほどの超絶美形な"兄"がいる。
女性に間違えられるほどの中性的な容姿と天使のような笑顔で、常に人々を魅力しまくるお兄ちゃんは、まさにみんなの人気者!
だけど、そん
な兄には何故か彼女がいなかった。
幼い頃に母を亡くし、母親がわりだったお兄ちゃん。もしかして、お兄ちゃんが彼女が作らないのは自分達のせい?そう思った華と蓮は、兄のためにも自立しようと決意をする。
だけど、このお兄ちゃん。
実は、家族しか愛せない超拗らせた兄だった!!
これは、家族への愛が深すぎる美人なお兄ちゃんと、兄離れしたいけど、なかなか出来ない双子の妹弟が繰り広げる、甘くて優しくて、ちょっぴり切ない愛と絆のハートフルラブ(家族愛)コメディ!
果たして、家族しか愛せないお兄ちゃんに、彼女ができる日はくるのか!?
これは、顔はいいけど、中身が残念なお兄ちゃんをもつ神木一家の波乱万丈な日々を綴った物語である。
***
こちらは、現在comicoノベル・カクヨムにて連載中の作品です。時折、際どい描写はありますが、全年齢向け。ただし、美人すぎる兄が主人公のため、たまに軽いBLネタが入ることもありますので、苦手な方はお気をつけください。
少女漫画みたいな世界観ですが、人間ドラマがお好きな方なら、男性でもお楽しみ頂けます。
また、挿絵イラストは全て自作です。無断転載などは御遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 17:32:19
1342171文字
会話率:41%
20xx年日本にて、異例の大ヒットを果たした乙女ゲーム、『ロクサーナ』。幸の薄い少し気弱な清純派ヒロインと7人の美男子たちが織りなす、正統派ファンタジー学園恋愛シュミレーションゲーム。
………の世界に転生した主人公。今世での名
をロクサーナという。この世界のヒロインである。
が、しかし。とても、非常に残念な事に、男爵令嬢として生を受けた彼女、生前は男主人公が俺つえーする転生ファンタジー物一筋に生きた、夢追い人(重度のオタク)であった。サブカルチャー飽和状態の現代日本で生まれてこの方、華のヒロインより最強のヒーローに憧れていたタチである。
ロクサーナに乗り移った人格がよりによって『彼女』であったのは、偶然か必然か。それは神のみぞ知る所である。
しかして、前世の記憶を持ったまま生まれた彼女は、己が魂から愛する俺つえー系のテンプレに擬えて、剣と魔法の異世界を大いに満喫することにした。
時間の有り余る幼児期に吸収出来るだけ吸収し身につけたのは多言語、魔法、隠密etc...。結果、本来のヒロインスペックを大幅に超える、相当な規格外に成長してしまった。
そして現在、書庫に引きこもり地味で無難な男爵令嬢として暮らしながら、家族にも内緒で、彼女にとって壮大な夢とロマンの詰まった『ダンジョン冒険者』として躍進的に活動していた。
プライベートの一切を秘匿された、謎多き最年少Sランク冒険者『一閃のロキ』(男?)とは私のことである!
世界最高峰Sランクダンジョンの歴代最高到達階をさらっと超えてもなお、変わらずスカッと爽快無双ゲーを繰り返すロキことロクサーナ。ロキの弱みを探る世界中の諜報組織も何のその、一切情報を掴ませません!
自重?何それ美味しいの?状態で我が道を好んでずんずん進んでゆく。
ヒロインのために作られたこの世界で、ヒロインがヒロインの仕事を放棄し、1人だけ別ジャンルを突き進むと言うカオス。彼女がロクサーナとして生まれ落ちた事が唯一の引き金となり、世界のシナリオは音を立てて崩壊していく。
果たして、箱庭世界の明日はどっちだ?!
///本編ストーリー///
王太子を籠絡しろなんて惚けたことを言う強欲な父の命により、王都の夜会に向かうロクサーナ。
そして物語は大きく動き出すーーー。
神さえも予想不可能な混沌とした未来へ向かって。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 12:10:00
390429文字
会話率:27%
凍り付きそうな程の白い髪・翡翠のような瞳
一年中、雪が降り続く街、グラシエの魔法使い
ゆるっと、ふわっと適当な性格の美男子(変人)
400年前に滅びたエルフの村ジュレ出身
人目に付かない、山奥に住んでいる
そんな主人公グラスが謎の女性と出会
い物語を紡いでいく。
この物語の終着点は、どこなのだろうか、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 00:30:27
1101文字
会話率:48%
主人公のイリイチは、恵まれた肉体を持ちながらも、ある事件で全てを失い、6畳一間のアパートで、どん底の生活をしていた。
ある日、隣に越してきたイケメンの大学生ケンジ。イリイチは全く覚えていなかったが、彼は実は…?
栄光と挫折を繰り返しながら
も、絆で結ばれた4人の筋肉美男子の物語。それぞれが運命のように出会い、影響を与えながら、やがて掛け替えの無い仲間として、硬く結ばれてゆく。
「人生に失敗は無い!失敗は成功への布石」
皆で力を合わせて成り上がれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 10:05:40
61250文字
会話率:15%
若き剣士・空真(クーシン)は、二度と来たくなかった彩竜市に来てしまった。
今年、彩竜では、四年に一度の月虹祭(げっこうさい)が行われる。
すべての城門は封じられ、夜ごとに変わる七色の月のもと、七日七夜のお祭り騒ぎがくりひろげられるのだ。
―
―赤は血の色、はじまりの色!
人びとの歓声とは裏腹に、空真の心は暗い。ここに居ると、忘れたい記憶がよみがえってくる。
『俺は、剣と踊れなかった……』
剣を頼りに、ただ流されて今日まで生きてきた空真の前に、天才少年幻奏士・楽霆(ラクテイ)との出会い、彩竜市を揺るがす陰謀、逃げ続けた過去との対決が待ちうける。
これは、剣に魅かれた一人の剣士と、彼が出会った天才たちとの物語。
赤月、橙月、黄月、緑月、青月、藍月、紫月。
七色の夜が終わるとき、彼は答えに辿りつく。
中華風異世界ファンタジー・幻想活劇小説、連載開始。
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第21回書き出し祭り第三会場 参加作品です。
(本文に3文字の変更&あらすじ変更)
実は続きがあります。最後まで話も決まっています。
完結しますので、よろしければお付き合いください。
七色の夜+途中に過去の章で、20万字くらいを予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 20:10:00
24974文字
会話率:27%
滑り止めの私立高校に進学した茉白 伊吹(ましろ いぶき)は、高校受験に失敗したという失敗体験から、自分の将来に漠然と不安を抱えていていた。
そんな彼女の身を案じた担任教師の黒瀬 美飛(くろせ みと)は、彼女にある人物を紹介する。
自
らを統治部の部長と名乗る謎の美男子、時宮 虹彩(ときのみや こうさい)。彼と出会い、彼女の運命は大きく変わっていく。
―ようこそ統治部へ。ここは僕がこの学校を、ひいてはこの世界を統治する為に作った、僕の為に存在する部活―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 15:52:41
36719文字
会話率:45%
男には帰らなければならない理由があった。
名は神楽仁(男主人公)。近未来(宇宙世紀)の日本に生を受けた45才。妻と娘がおり、若き頃は軍に在籍し、英雄と謳われた過去を持つ。民間に下っても有能でセキュリティー会社の重役だった。
ある日突然
、魔法とドラゴンの世界に魂だけ転移させられた。転移先はキース・バージヴァルという金髪碧眼の美男子。
18才で王国の第二王子。その容姿とは裏腹に、素行も頭も悪い。問題行動のあげく落馬して死んでいた。
国民とのお別れ会のその日、神楽仁はキース・バージヴァルの骸(むくろ)に入ってしまった。甦ったかっことなり、人々を驚かすのだがそれで終わりではなかった。兄のカール・バージヴァルが国の根幹にかかわるある事件を引き起こす。それによってキースは父・国王にも、さらにはその兄・カールにも、命を狙われるはめとなる。
善良と思えた兄のカール。しかし、彼もゲスだった。キースは罪を着せられ裁判にかけられることになる。そこに教会や議会の思惑、そして、三男ブライアンを王太子にせんとするエリノア王妃の野望も絡み、自体は混沌としていく。
殺されるわけにはいかない。現世に帰らなければならなかった。神楽仁を召喚した者は一体誰なのか、どういう理由で神楽仁が異世界に召喚されたのか。
キースとなった神楽仁は、智謀と魔法と古代兵器で破滅を回避しつつ、現世に帰還する方法を求め冒険をする。
旅で会った竜王。そして、世界樹。シーカーにドラゴンライダー。魔法に魔素や魔導具、ヴァルファニル鋼、箱舟ラグナロク。
世界の秘密、数々の謎。行きついた先は創造者と呼ばれる男だった。その男の口から驚くべき真実が語られる。
異世界全てが、生きとし生けるもの全ての生命を脅かす、男の巨大な陰謀だった。
異世界に行ったきりでハーレムを造ったり、スローライフを送ったり、恋愛はしない。モテたり、婚約させられたりはするのだが。
あくまでも異世界からの帰還を目指す破滅回避と冒険の物語。敢えてジャンル付けするなら、“異世界帰還もの”。
※もし、時短したい方がおられるのなら第三章まで読んで頂いて最終章(第十四章)に飛んで下さい。
なお、この物語は2年以上更新が滞っている『宮廷を追放されそうなゲス王子ですけど、中身はマジおっさんです。』を書き直した【完結バージョン】です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:36:14
478195文字
会話率:26%
高3で平凡以下の容姿の神崎誠は、学校一の美少女で性格も申し分のない同級生の鈴原優香に小学校の頃から片思いを続けてきた。
心身共に恵まれた環境で育った鈴原は、恋愛には関心が薄く何度も受けた告白も断り続けていた。神崎との関係も鈴原には男子にして
は仲がいいという程度だ。
鈴原には迷惑をかけないけど一般的に見ればストーカー。そう自認している神崎は、彼女との関係を長期戦で深めていくつもりだった。何年もの努力の先にある関係の成就に望みをかけて、自己を高める努力を惜しまずに続けてきた。
そんな中、高2の時に鈴原は彼女に匹敵するほどの美男子である湊川と付き合い始めてしまう。その湊川の過去を知って色々と調べた神崎は、その悪党ぶりを知って計画を大幅に変更することにした。
やがて湊川は深い関係となった鈴原に牙を向け始めた。神崎は彼女を助けるために、リミッターを解放して行動を開始した。
※NTRは『寝取られ』、BSSは『僕が先に好きだったのに』の意味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 12:10:04
192793文字
会話率:66%
18歳の男子大学生が、男女逆転世界に転移し、美男子として持てはやされます。
転移先の異世界では、転移者を”迷い人”と称しており、世に変革をもたらす者として重用される。
主人公は、戸惑いながらも諸々の事案に前向きに対処していくが、恋愛面ではど
うしても異世界環境に慣れない。
残酷なものや、非情なもの、えげつないものは嫌いなので、不幸要素は少な目です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 18:00:00
57281文字
会話率:21%
容姿、性格、家柄、能力、全てがパーフェクトな国宝級令息のイラリオンは、長年国民を苦しませてきた戦争を勝利に導き英雄となった。宰相である父が舌を巻くほどの頭脳を持ちながら、剣を握れば瞬く間に騎士団長まで上り詰めた傑物。類い稀な美貌も相まって
当然の如くモテまくるイラリオンには、あちこちから縁談が殺到していた。そんな中、イラリオンは親友である王太子から、国王が王女とイラリオンとの縁談を推し進めようとしていると聞かされる。王女に恋人がいることを知っていたイラリオンは、王女を気遣い縁談が白紙になるよう、速やかに結婚相手を探すことにした。
そして数日後、誰もが憧れる国宝級超絶有能美男子令息、嫁ぎ先として最優良物件であるイラリオン・スヴァロフが求婚したのは、王国一の変わり者令嬢テリル・クルジェットだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 06:00:00
140000文字
会話率:53%
四年前ほどから頭角を現わした冒険者。
達成した依頼は数知れず。曰く、その剣は大滝を裂き、竜の群を一人で屠ったとか。
数多の人を危機から救い、自ら名乗ることもなく、目的を果たせばすぐに去る、その姿はまさに孤高。
そして何よりも。
常
に身につけている木彫りの仮面こそ、彼を語る上で外せぬ最大の特徴。
その素顔を見たものはおらず、内に秘める素顔は誰の記憶にすら刻まれたことはない。
絶世の美男子が一番の通説。身分を明かせぬ貴きお方という声もあれば、性を偽った麗しき美女かもしれない、などと言いたい放題と囁かれるくらい謎に満ちた素性。
故に|仮面の剣士《マスカレイド》。正体不明が故に怪しくも、理不尽なほどに強い冒険者。
その正体が五年ほど前に三栄国が一つにて召喚された異世界人。
剣も魔法も碌に熟せず、何より|面《すがお》が気にくわなかったことから追放された一人の少年であることは、当人以外は知るよしもない話なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 18:16:13
34668文字
会話率:19%
羽生雄馬は義妹、幼なじみ、信頼していた先輩との関係を、ある男子生徒の存在をきっかけに、失ってしまう。
しかし雄馬が、その男子を恨むことはない。なぜなら彼は、雄馬自身ですら好感を抱くほどの人格者で、驚くほどの美男子だったからだ。
軽い女
性不信に陥りながらも、雄馬は新たな高校生活を過ごし、それなりの満足を感じていたが――そんなある日、事件は起きる。
人格者であったはずの男子生徒が、痴漢容疑で捕まったのだ。
その事件をきっかけに、彼を取り巻く環境はおおいに変化し、雄馬と彼との関係も動き始める。
誰もが信じようとしない彼を、雄馬だけが信じることになった――その関係がもたらす未来とは。
雄馬から離れた三人の少女は、そのときなにを思うのか。
そして、男子生徒に隠された秘密とは――。(タイトルでネタバレ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 18:00:00
106302文字
会話率:40%
『モブキャラ人生かと思いきや、なぜか学園の平和維持が目標に!?』
気が付くと、俺は乙女ゲーム『プリンスプロジェクト(PP)』の世界に居た。
普通は、転生するとイケメンやら悪役令嬢なんかになると思ったんだが……
まさかの前世と大して変わ
らない風貌。
家族構成まで変わらないときたものだ。
しかし、アラサーサラリーマンだった俺が、高校生に若返っているのも事実。
健康に感謝しつつ、乙女ゲーゆえにイケメンだらけの世界で、前世と変わらず陰キャ人生――と思っていたら、なぜか学園の平和を守るミッションが発生した……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-21 21:33:32
32800文字
会話率:24%
大魔法将軍の息女ドナーレンは、適齢期をすぎている。ある日、ドナーレンは父と共にお見合いの釣り書きを見ていた。お相手は、生真面目で有名な騎士団長ヴァントだ。聖剣継承者であり魔法の天才である彼は、垂れ目の美男子であった。しかし、飛行騎士団を率い
るにあたり、自ら開発した笊を飛ぶための道具に選ぶほどの奇人だ。なかなか結婚相手が見つからないのだという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 15:00:00
21584文字
会話率:63%
「わたし」には、何もない。
今はラフィスと名乗る19歳の「わたし」。
容姿は平凡、身分は平民。資産も、頼れる親族も、友人もない。
様々な種類の術を行使する能力、《才》も。
たったひとりの家族だった母は、あらゆるものの名を称(よ)
んで支配するわざ「称名」の遣い手――称名師だったのに。
7年前、正体不明の称名師に追われて母と離れ、住む場所も、名前も変え、素性を偽ってひとりで生きてきた。
周りに嘘をつき続けることにも疲れたある日、アルーダと名乗る美貌の青年が訪ねてくる。
警戒するラフィスに、自信過剰の称名師アルーダは言う――
「どうか、俺の妻になってくれ」
《才》目当ての求婚だと、堂々と告げて。
「わたし」には、何もないのに。
**********
自己肯定感底辺のくせに意外としたたかな主人公と、優秀なのに時々アホっぽくなる残念美男子のハイファンタジー恋愛ものです。
雰囲気はシリアス寄り、バトルあり。転生、転移、チートは(ほとんど)ありません。
シリアスではありますが、前作(「鋼の翼はゆりかごに孵る」)よりもだいぶ死亡率低めです。
お気軽にお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 07:00:00
52530文字
会話率:22%
「マリーツァ = ウィルバーフォース」は、波打つ栗毛色の髪に菫色(バイオレット)の瞳、穏やかな性格に豊かな胸と、充分魅力的な女性なのだが。つい先日、二年にも満たない結婚生活に見切りをつけ、嫁ぎ先を出立したばかり。
しかもすぐに祖国へ戻らず
、わけあってグーベルク国へ立ち寄った――までは良かったのだが。城の正門に着いて早々、大勢の騎士団員に追いかけられている国王陛下「アレクセイ = チューヒン」と鉢合わせ、一緒に投網を受けるという、普通ではありえないアクシデントに見舞われてしまう。
その「アレクセイ = チューヒン」は、美しく長い銀の髪と天秤座(ヴァーゲ)の瞳と称される緑の瞳を持つ美男子であり、革命児でもあった。
当時、彼は「静寂狂乱(モノクロームノイズ)の王」という二つ名がついたぐらいには、敵側に恐れられた男なのだが。今現在の彼は、「温和」「温厚」「ど天然」の三拍子。25歳になっても独身童貞。「お見合いなんて嫌だ!」と見合い話からも全力逃走とくれば、騎士団長兼国王補佐の「アシュリー」とその伴侶、騎士団長補佐「エマ」の頭を抱えさせるには充分であった。
そんな中で起きたまさかの投網事件(ラッキースケベ)で、アレクセイはマリーツァに一目惚れ。
こうして少々どころか、だいぶ突拍子もない出会い方をしたふたり。
マリーツァはアレクセイの優しさと、それだけではない秘められた強さも弱さも知りたいと願い。
アレクセイも、マリーツァの穏やかな性格だけではない芯の強さに触れ、いっそう想いを強めていくのだが――。
※「グーベルク国の恋愛事情 ~凛々しい女騎士は、天使と見紛う愛らしい騎士団長に求婚される~(https://ncode.syosetu.com/n8514hy/)」と同じ世界となります。どちらも楽しんでいただければ嬉しい限りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 07:11:32
128525文字
会話率:60%
異世界転生を繰り返し現世最強の王になった男、セン。
彼の前に、神界最強の武神が現れる。
――そんな異世界モノを漫画にしてみました(^o^)/
クソド素人の雑な漫画ですが、
すこしでも、楽しんでもらえたら幸いです(*´▽`*)
プロが仕上
げた『ちゃんとしたコミカライズ版』も、
まんが王国で、配信予定です。
(まだ配信されてをりません。近日配信予定)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 16:34:39
555文字
会話率:0%
新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。
彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。
しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人
で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り意気消沈している。
彼の手には元妻が置いていった「離婚受理証明書」が握られていた……。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※小説家になろう先行投稿。
「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」応募作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 17:22:55
978文字
会話率:21%
謎の城で意識が覚醒した引きこもり、城原玲樹。
そしてその顔は、以前の自分とは似ても似つかない美男子となっていた。
そんな彼は、一人城からの脱出を目指す過程で、メイドの少女と出会う。
彼女が言うには、その体の本来の主であるセリアースは、「魔導
の血の寵児」ともてはやされていたが、今では引きこもりになってしまったという…
城原玲樹が知り得ず、セリアースが手放したモノ。
それの前に立ちはだかる壁。
それを打ち払うため、最強の引きこもりが力を振るう…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 16:48:37
85017文字
会話率:21%