人としての人生を終えた私が次に転生したのは、古の神の使いとして語られている『聖霊狼(フェンリル)』の子供でした。白い毛並みの母とは違い真っ黒な毛並みに生まれてしまった私だったけどフェンリルの母は変わらずに愛情を注いでくれた。
生まれた時
から前世の記憶保持者だったので人語も理解でき、メキメキと母から生きる為の知恵を授かる。元人間の為、人の事もある程度理解があったが、きっつく母親から『人間だけには近づいてはなりません!』と厳しく言われていた。
そんなこんなで五百年経ち、すっかり独り立ちできる歳になった私は親元から巣立ち、離れた山の洞窟に住み処を作ってそこで暮らすことに。何十年か経つといつの間にかこの山岳一帯の主として君臨していた。
でも、私はこの生活になんとも言えぬ寂しさを感じていた。生前は無事退院したら『人の役に立つ事をしたい』と思っていた私はこっそり、山に遭難や怪我をしている人間を発見したら怪我によくきく薬草やら食料などを見つからないように置いていくと、人々とからいつしか『黒神様』と呼ばれるように。
そしていつものように山を巡回していたある日、モンスターに襲われている騎士と出会った。 怪我をしていたのでいつものように寝ている間に食料を置いているとうっかり姿を見られてしまう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 10:13:51
58499文字
会話率:51%
怪物が存在する世界、そこではモンスター達をカード化して従えることができます。
主人公は両親をなくし、とても厳しく、最低な男に拾われます。
男のポリシーは、勝つ為ならなんでもやる、その教えを受けて育った主人公。
そんな主人公は、目指し
ていた学校を不合格になり、生存率0%の森での再試験を受ける事なります。
家柄にも恵まれず、強いカードも持っていない主人公の唯一の武器は、男に教わった生きる為の知恵、戦い方のみ。
周りの人間にその考えを非難されたり、手強い敵にやられながらも、成り上がりを賭け、一生懸命過酷な環境を生き抜いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 04:50:39
15150文字
会話率:16%
この世界は理不尽である。
剣や魔法が一般的であり、様々な妖術や秘術、果ては禁術迄ある。
そんな世界では勿論人が居り妖精や獣人、魔族や魔獣等の様々な種族が暮らしている。
とても過酷で優しくない世界では有るが、そんな世界で人は優位に立つ事が出
来ている。
その1つの要因としてギルドがある。
ギルドとは冒険者や魔術師、更には盗賊や薬師等様々な機関があり人々が生き抜く為にとっても重要な役割を担っていて、生きる為の知恵や工夫が詰まっている。
正に人類に無くてはならない存在と言っても過言では無いのである。
人々はギルドに助けを求め、ギルドから多大な恩恵を受け、そして憧れていた。
しかし、そんなギルドも設立当初の崇高な志しは年月と共に忘れ去られ、今では腐敗と欲に駆られた者達の温床と化していた。
そんな世界に嫌気と疑問を抱いた一人の男が変革を行って行く!
そんなお話ですけど・・・・・
(主人公は世界を正しい道に直そうとしますが、あくまでも主人公の主観、価値観が優先の為、おかしな方向に進む可能性もあります。)
単純に【ギルド】に不満しかない暇人です・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-31 23:00:00
902文字
会話率:35%
舞台はマレーシアの沖、マラッカ海峡からアンダマン海へと続く
海賊船に乗っていた男と、海洋調査船に乗っていた男が大竜巻で
双方の船が巻き上げられ船は木っ端微塵となる。
皮肉にも二人の男が生き残った。
好むと好まざるに関わらず、生きて
陸に上がりたい一心で二人の
漂流生活が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-28 18:40:11
10615文字
会話率:23%