荒野の汽車で琵琶を弾く話。
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最終更新:2024-12-01 02:19:33
4696文字
会話率:36%
平安末期から鎌倉時代初期の話
うっすらと金の入った白い髪に白い肌、青い瞳を持つ琵琶弾きの少女菖蒲は奇妙な運命の元に生きる
最終更新:2023-11-03 17:25:18
15849文字
会話率:66%
大原寂光院には、現在も、炭化した本尊が安置されている。
平家一門が壇ノ浦で敗れて一年後の1186年に、後白河上皇は建礼門院が隠棲された大原寂光院に御幸された。
最終更新:2022-06-16 18:24:16
557文字
会話率:86%
岡山県玉野市に恐ろしくも悲しい伝説がある。
今を遡ること動乱のさなかの室町時代、安芸出身の盲目の座頭たち五人がいた。
一念発起して信濃の善光寺へ参るべく、瀬戸内の海を船旅の途中であった。
ところがその全財産に眼がくらんだ船頭。座頭たちは金
品をまるごと奪われたうえ、ちっぽけな岩礁に置き去りにされ、潮が満ちてきて海の藻屑と消えたという。
それ以来、周辺では怨みを飲んで死んだ五人の無念か、すすり泣く声が聞こえたり、火の玉が飛ぶなどとよからぬ噂が飛び交った。地元漁師は気味悪がって近寄りたがらない、いわくつきの岩礁だった。
……この悲劇伝説には諸説がある。
五人とも溺れ死んだのではなく、うち一人が近くの海岸に打ち上げられ生き残ったともされているのだ。
本作は、この生き残った座頭の逸話を題材に、恣にアレンジした物語である。
岩礁から近くの無人島に命からがら逃げた座頭の一人、杜の市。琵琶法師だった。
口封じするために追ってくる船頭、鬼市郎。
因果な運命の綾糸が織り成すさなか、得体の知れない不気味な島で命がけの遊戯がくり広げられることになる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:07:34
61867文字
会話率:13%
旅好き、アウトドア好き、歌好きの3拍子揃ったアラサー女性、小鳥遊 瑠璃子《たかなしるりこ》。
ゲームをする時間があれば、ヒトカラや旅に出るような外出好き人間だが、福引で当たったAnother World Onlineの『自由なセカンドライフ
、異世界旅行へ』という謳い文句に惹かれて、【ララバイ】としてゲームをスタートさせた。
しかし、ゲーム初心者の彼女はゲーム内の常識など知らずに、どんどんとやらかしていき、最終的には『リアルハーメルン』やら『琵琶法師』、『殴り吟遊詩人』などと呼ばれるようになる。
歌いながら森を歩いてモンスタートレイン、歌いながら薄暗いところでモンスター解体、木の天辺でリサイタル。彼女の旅路に乞うご期待?!
※作者はMMO初心者です。MMOを好きな方には違う、こんなんじゃないという表現があるかもしれませんが、スキル制のある世界を旅している人の、物語程度の認識で読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-15 00:44:34
58797文字
会話率:60%
渡り巫女として諸国を練り歩く盲目の琵琶法師、咲。
今回招かれた屋敷では、主人の様子がおかしい。
だがいつものように渡り巫女としての務めを果たし、屋敷を出ると……
最終更新:2019-02-11 17:00:00
5275文字
会話率:22%
歌うように波に揺られたい。
最終更新:2017-03-15 20:50:58
596文字
会話率:0%
それはどこか遠い国、古い古い森の中。
壁に刻んだ文字も掠れ、崩れ滅びた神殿。石に絡む蔦と、崩れた天井から差し込む光。
そこでただ一人空を見上げる、残された少女像の詩。
最終更新:2017-01-14 19:23:48
533文字
会話率:0%
ベルギンガムは幼い魔女。
ベルギンガムは醜い魔女。
ベルギンガムは寂しい魔女。
最終更新:2017-01-14 17:06:12
935文字
会話率:6%
さぁてさぁて!御立会い!
皆様は「琵琶」と言う楽器をご存知でしょうか?
今から1300年も前に伝わった楽器さぁ!
知らない?そんなはずないでせう・・・?
ほぅら!「琵琶法師」!・・・そんな単語を見かけた事は?
あ、無い?そうかい。
一度ぐら
い聞いた事あるでせう?
ほら・・・小学校とかで・・・そうそう!歴史の授業で聞いた事があるはずだ!
そうそう!正倉院に飾られてるのも!確かに「琵琶」さ!
さあ!本題!
そんな琵琶が付喪神になった話!
可愛い女の子となって、冴えない男の元へとやってきた話!
聞いてみたくはないでせうか?
さあてさてさて!それでは再度御立会い!
付喪神が、春も夏も秋も冬も。
恋をして、表情を変えて・・・。
・・・それらを一つ一つ語ろうぞ・・・。
※注意
マルチポスト作品です。
http://sstokosokuho.com/ss/read/3960折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 22:13:56
245文字
会話率:25%
西暦2050年。人間の社会は空前絶後の変革に晒されていた。ロボットの人間社会への参入。これによって、より情報の統御は緻密なものとなり、社会はその恩恵を大いにあやかっていた。しかし、その逆もまたしかりであった。
ロボットの精密化により、「
職人」と呼ばれていた人々はその職を奪われ、地域の文化に根差していた多くの「伝統工芸」は退廃し、消滅した。
一人の少年、前田 瞬(まえだ しゅん)もその犠牲者であった。職人であった父はその職を追われ、自殺。瞬を育てるため、激務に晒されていた母も過労による急性の心筋梗塞で死去。
ロボットに家族を―人生を奪われた瞬は何を思うのか?瞬の友人たちはどのように深い闇を持つ瞬に接するのか?突如現れた転校生は何者なのか?
物語は今、紡がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-16 00:00:00
464文字
会話率:0%
ある土佐なる村にて狸汁ぞ高名なる。されど、狩りに狩りて姿みせず。されど旅する男食へるを期して店に入るものゆゑ・・。
最終更新:2009-08-15 10:01:04
651文字
会話率:7%