【活動報告より事前に注意事項を読んでおいてください。】
ある章である男は罪を犯した。
一つの章では、全世界に略奪を。
一つの章では、全世界の災害を。
一つの章では、全世界の崩壊を。
これらの罪は、永遠に償うことは不可能であった。
た
だそれでも、その罪の減刑を望むものがいた。
それも全ては、この男が中立を望み、弱き者に手を差し伸べたからに他ならない。
そしてその中立こそが、全ての世界を火の中に陥れた。
それだというのに、彼らは男を擁護した。
この男の罪は、地獄の最下層に、幾万年いれば償えるかは分からない。
そのような大罪人であろうと、彼らは擁護した。
その願いは、ただ一つの第Ⅳ世界を作り出す。
これは、願いが天に届いたからかもしれない。
はたまた、ただの偶然であるかもしれない。
だがそこには、今や見る影もない男の栄光を信じ続ける十数の目があった。
ここに生まれた第Ⅳ世界は、全ての罪を煮詰めたかのような、見るも残酷な世界。見る者全てが、この世界から、目を背けたくなるだろう。
だが、信じ続ける目は違う。どのような世界であろうと男に対する信用は変わらない。
この世界の進む道は、彼らそれぞれの世界が辿った運命は、ただ一人の男の手によって、捻じ曲げられ、ありえるはずなどなかった、最高の結末を迎えさせてくれるだろうという事を。
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ルーベル自然堤防 (@U5awVXzQD9L8Ihe) / Twitter
読む前の注意事項を追加しました。事前に活動報告より読んでいただくと、その後のトラブルを避けることがでるはずです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-10 04:17:45
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