世界はある日、人の造った神に分断された。
理不尽が存在しないこの世界は理尽な世界であり、全ての生きとし生けるものは何の不満もないはずだった。
いや、正確には正しいものだけが理不尽を感じず、正しくないものは理不尽を感じる世界になった。
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6歳、その歳を迎えるまで理不尽に耐えれば、例え死のうとも生きかえる世界
16歳、その歳を迎えれば、その精神の望む国へ永久に行く世界
それぞれの国では、それぞれの精神のままの結果が訪れていた。
果たして、君達の主張する世界の結果は正しいのか?
いや、そうなるのだから、正しいという言葉自体がおかしいだろう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 17:15:17
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