とある魔法国家の名門魔術師の長男として生まれたエルウィンはしかし『欠陥品』として有名だった。
そのエルウィンに妹が生まれた。健康に生まれたというだけで光溢れる世界の祝福を受ける妹。
幼さ故の短絡的な発想だった。
しかし、自分の中に生まれて
しまった闇を拭い去る方法を知らなかったエルウィンは、本能のままに理不尽な怒りを小さな生命に向け……。
犯した罪の深さから生家を飛び出したエルウィンが出会ったのは、人にあるまじき色の髪をした魔族だった。
魔族女性と人間男子の逆源氏物語的な話です。
シリアス路線ですが、なんちゃってファンタジー世界です。魔法や魔力は出てきますが、あまり原理などは考えてないので、想像力で補いながら読んでください。
尚、作中、未成年者の飲酒喫煙シーンがありますが、それを助長する意図はなく、異世界という環境でのフィクションとご理解ください。
個人サイトにて連載していた未完結作品のリメイクになります。
一応話としては完結しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-02 04:00:00
277254文字
会話率:22%
貧乏伯爵令嬢エミリスは、麗しのガラード伯爵から契約結婚を申し込まれる。
___私に決して惚れないことを条件に。
果たしてエミリスは、魔性の男ガラード伯爵に惚れるのか、否か。
最終更新:2022-04-10 18:42:10
2368文字
会話率:12%
高校二年の分美(わけみ)昇(あさひ)は、ある日、不思議な夢を見る。
ただ白くて、白くて白くて白くて白い、そんな夢の世界で、自分と、誰か、ふたりでなにかをしている、夢。
そんな不思議な夢でも、やはり夢だ。いくら印象的でもすぐに記憶の片隅で
融けるように薄れていく。昇は極めて一般的な日常の中へ戻っていったのだ。
しかし、それ以降、彼は夜な夜な、不思議なゲームに囚われることとなる。参加者の命を賭けた、デスゲームに。
……まあ、それも夢なのだけれど。どうせ、夢の中なのだけれど。死んでも目覚めれば日常に回帰できる、ただの、夢なのだけれど。
それでも、その世界で、自分の大切な人が死ぬこと――殺されることには、理不尽な怒りを感じざるを得ない。
これは、そんな怒りを、どこに存在するかも解らない『主催者』に向けてゲームに挑む、『復讐』の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 23:00:00
101550文字
会話率:37%
冥王城勤務の研究者・リティカルは、強化戦士の研究開発を行う『アイディアル・プロジェクト』の副研究長であった。
ある日、リティカルは理論的には存在するとされていたが、長らく机上の存在でしかなかった『魔導神経』の生成法を偶然発見する。しかし
、その後、どうやっても魔導神経の生成を再現することはできなかった。
リティカルは完全に再現する方法を確立するまではまだこの事実を伏せておくべきだと思っていた。
だが、彼女の上司であり、プロジェクトの研究長である天才科学者・Dr.ジョーは功を焦り、実証的なデータを得たいがため、秘密裏に一般の冥界人を拉致して魔導神経の実験をし始め、大量の死人を出したのだ。
冥王は怒り狂い、Dr.ジョーを捕えようとしたが、稀代の天才である彼は魔導神経の完璧な再現に成功した直後、魔界に研究成果を持って逃げ出していた。
冥王の理不尽な怒りの矛先は、魔導神経を発見した次席の責任者であるリティカルへ向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 18:53:33
21443文字
会話率:36%
「勇者」______それは冒険者の中でも最上級の実力を持つ7人のみに名乗ることが許された称号
その称号を弱冠16歳で手にした転移転送術の使い手、「跳躍する死神」の二つ名を持つ冒険者メルクリウス・クロンダイクはイクシーズ皇国の第二皇子から理
不尽な怒りを買い、彼の魔術で冒険者の資格を剥奪されてしまう。
再び冒険者の資格を得るには学園都市ルーツポリスで学生として過ごさなくてはならないのだが、皇子から学園に入学できないよう妨害が入ってしまう……
そんなメルクリウスに助け舟を出してくれたのは、彼が最後の任務で命を助けた姫ラムダ・キュリー・イクシーズだった。「勇者になりたい」という夢を持つラムダは、メルクリウスが彼女の師匠になることを条件に冒険者学園に入学できるよう取り計らうことを約束する。
こうして2人の毎日ハプニング連続のカオスな学園都市生活が始まる。
学園の生徒会に入った2人は種族も職業も年齢もバラバラの冒険者の卵たちと共に学び、共に戦い、成長していく、そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 01:44:04
43432文字
会話率:44%
目覚めたのは、見知らぬ森。前世でうまくいかなかった主人公は自由になったことに喜ぶのだったが……不思議いっぱいの異世界でチワワを思わず抱っこしてしまった主人公は、チワワに付きまとわれるように。一見無害に見えて実は凶悪なチワワ。理不尽な怒りでモ
ンスターを血祭りに。どんな敵もチワワの怒りにより殲滅されるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-22 13:36:05
4557文字
会話率:33%
とくに不満もなく、フツーに女子高生をエンジョイしていた里実。
ある日、いつものコンビニで突如巻き起こった非現実的な事件。
犯人たちのあまりの手際の悪さに、理不尽な怒りがふつふつと沸き起こり、怒鳴りつける。
「情けないわね、もっと華麗にでき
ないの!?」
「私なら完璧に実行してみせる!!」
同じく事件に遭遇した、猫背がトレードマークの涼をも巻き込んで…
※ミステリー?仕立てにできればな、と思っています。軽い感じ書いていきたいので、気楽に見ていただければと… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-24 04:02:46
1936文字
会話率:32%
※現在一部編集中の為、サブタイトル及び話の内容が一部変更になっております。現在のところ流血表現はございませんが、今後事前表記としてサブタイトルに※が付いた箇所はご注意ください。
アパートのポストに生物(いきもの)が配達されたその日から、
私の周りで変な事が起こり始めた。
徐々に溜まるストレスから、ついつい理不尽な怒りに任せて道端の自販機を蹴り飛ばしちゃったら『…あんさんに決めまひょか…』って喋り出す‥‥ナニコレ、ホラー?
平行異世界で発生した問題解決の為“まうあの鍵”を託されたのは身長147㎝、27歳の会社員。私、神成 遼(カンナリ ハルカ)と申します。って、私どうなるわけ?
※私的理由にて気まぐれ更新と成ります。申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-10 14:00:00
82239文字
会話率:46%