中津滋26歳
ブラック企業勤務を経てホワイト企業に就職して彼女もできてウッキウキの毎日を過ごしていたのだけど、そんな僕にもついに人生の転機が訪れた
順番は逆になっちゃったけど僕もパパかぁ…って思ってたらナニコレ?お約束の異世界転移ってやつで
すか?
剣と魔法の世界とかいらないから
なに?誰の現身だって?
いや、そんなのいいから元の世界に帰らせて……え?元の世界に帰りたくば大陸の半分を飲み込んだ魔の大森林にいるなんたらって人に会えだって?
いや、無理でしょ……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 19:52:00
180058文字
会話率:34%
四月の騒動から三か月も経とうかという六月の終わり。
ザシャ・シュラールという若手冒険家がカナタ・ランシアを冒険の同行者、護衛者としてわざわざ名指しで選んできた。
ザシャという男。変人と言う名の括りの中でもかなりまっすぐな変人だ。まあ、
お仕事ならば致し方あるまい。
それに変人は変人でも芯の通った変人の様だし根はいいやつなのかもしれない。
彼は言う。
『聖樹の都は女神の加護を受けし者こそ頂く』
だからこそ、時女神の現身だった白の魔女を封印した時計を持つカナタを選んだそうなのだ。
父と母のやり残した冒険を、僕が終わらせるのだと彼は高らかに告げた。
あれよあれよと決まるカナタが預かっているガキんちょとことレーヤダーナ・エリスと晴れて隣人として生活することになったハル・リメルトも同行することに。
さらに旅先ではザシャの命を狙う女と無軌道な猟兵団も絡んできて大変なことに。
さらにさらにハルに刻まれた瞳に映る謎の光景。
さらにさらにさらにレーヤダーナはいつも通りに鈍くさいままだった。
カナタは孤軍奮闘でしっちゃかめっちゃか。
彼の明日はどちらなのだ。
あるいはそんな終わり方2 失われた聖樹の都編 乞うご期待。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 23:08:37
260193文字
会話率:31%
イーデルト・クローデリア。
それは神子の目を持つ異形の娘に与えられた名前。
目が覚めると待っていたのは、とこしえの夜だった。
これは、忌み嫌われ愛される娘と、夜の現身の邂逅の一幕。
※自サイトからの転載です。
最終更新:2022-09-13 21:34:07
21184文字
会話率:42%
この部屋には入ってはダメ。そんなたった一つのルールを決められた歪な主人公と女が暮らす、異質な空間から織りなす二人の物語。そんな彼女たちが生み出す物語のその結末は……
最終更新:2022-06-21 23:13:02
5781文字
会話率:29%
DLH身内卓の推しトリオ小説です。
ちまちま書きます。
最終更新:2020-09-17 23:48:21
6090文字
会話率:43%
天澤真也という伝説がいた。
清廉潔白。深窓の令息。息絶えたはずの大和男児の現身。
女性との会話に悪感情を浮かべず、常に一歩引いた立ち位置で佇む少年がいた!
──しかし、それは仮の姿。
実態は、密かに百合を愛でる紳士。
『間近で
百合を堪能したい』──などと、彼は、己の浅ましい欲望を叶えるために、女子比率の高い『深雪学院』に入学したとんっっっっでもない豚野郎だったのだ!!!
体は美形、頭脳は百合男子!
それが、彼の正体なのだった!!!
百合をかき乱すまいと律する姿が「清純」と勘違いされるだけの話。
習作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-24 18:16:32
9211文字
会話率:28%
人の神、魔の神、獣の神。
三女神が創りたもうた世界に広がる大地。
そこには女神たちが意図的に開けた、ダンジョンと呼ばれる数多の『穴』が存在した。
魔物が闊歩する、人ならざる者達が蠢く『穴』が。
神はそんな大地へ種を撒いた。
人の神は、懸命
に生きよと、始まりの種である『人』を。
魔の神は、奔放に生きよと、服わぬ種である『魔人』を。
獣の神は、自由に生きよと、雄々しき種である『獣人』を。
各々が各々の形で、自らの現身として撒いた種は、広がりを見せた。
人は単体での脆弱さを補うために群れを形成し、自らを守った。
魔人は魔を以って体を保つその性質から寿命という軛を外され、気ままに生きた。
獣人は持って生まれた恵まれた身体能力を尊び、思うがままに大地を駆けた。
季節が巡る事幾星霜。
それぞれの種が混じりあい、混沌とした世界の中で、人々はダンジョンに恵みを見出す。
――――ある者は富を、ある者は名声を、ある者は力を。
人は恵みを求める者を探索者と呼んだ。
狼人、ウルリカはそんなダンジョンを中心として形作られた街、情熱の街とも呼ばれるブーゲンビリアに生を受けた。
彼女が何を見、何を成し、何へ至るのか。
そんな彼女を、彼女たちを、全ての人を三女神は等しく見守っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-14 00:38:01
22249文字
会話率:39%
春は出会いと別れの季節と言うけれど、その出会いと別れを俺達はどれだけ覚えているのだろうか?
そんなこと俺には分からない。
けど、俺はこの桜舞い散る季節になると思い出す。
大学1年の春。
なんでも出来た兄貴を疎ましく思うことしかなかっ
た俺に、鮮やかな世界を教えてくれたあの出会いを
俺は、忘れない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-25 04:00:00
64272文字
会話率:53%
何をやってもうまくいかない男子大学生・神田真人。それもそのはず、彼は本来この世界に生まれるべき人間では無かった。世界の調律を司る神の化身の故意のミスにより、彼は21年間もの間、この世界で不遇な人生を送ることとなったのだった。だが、突如開かれ
る扉。その先に待っていたのは現行世界「グリューエンヴェルト」の対となる、本来彼があるべき世界「オプスキュリテヴェルト」だった。行動を共にすることになった少女、モニカと過ごす日々。そして、オプスキュリテに住む人々の優しさに触れながら、真人は決意する。この世界に巣食う巨大な闇と対峙することを。そして、その中で彼は己の身に宿された宿命に翻弄されながらも、真の強さを見つけ出すために困難に身を投じていく。愛と優しさを強さに変えて、闇を切り裂き明日を勝ち取る一人の青年の物語『オーズの現身(うつしみ)』。「人生の転機」は存在するのか。断言しよう。それは訪れる。己が己を信じ続ける限り―。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-30 19:06:07
21423文字
会話率:56%
竹林に囲まれた屋敷に住むその娘は、満月を見るたび泣いていた。
猫は、その涙の理由を知りたかった。知って、彼女の涙を拭ってあげたかった。
叶わぬ恋をし、やがて巡る運命に身を委ねるとある妖怪と、人の物語。
最終更新:2014-03-16 21:22:47
5691文字
会話率:24%