高校三年生のはるかは、あるとき死神のヴェルフェンから一年後の死を予言される。死など意識したことのなかったはるかは悩み苦しむが、いつしかヴェルフェンに恋をし、彼もまたはるかを愛してくれていた。迎えた運命の日、はるかはヴェルフェンとの仲を認めて
もらうため、〝死神と戦う〟という取引を冥界の王と交わす。その過程で彼女が直面することになる問題とその先にあるものとは。 ***某小説賞に応募した作品を改稿、改題したものです。 ***死の描写があるための15Rです。性的な描写からではありません。 ***予告なしに残酷な描写があります。 ***2014/5/9完結しました。ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-09 23:38:21
145929文字
会話率:24%