フィルガ山の険しい自然とともに生きるフェオンの民。
彼らの始祖・大巫子は精霊と交わったと伝えられており、その直系が大長となり民を守ってきた。
フェオンの巫子の頂点「玉依姫」たるサラは大長の一人娘で、次期大長でもある。
精霊の加護を受けるサラ
は生涯をフェオンの民のために捧げると誓っていた。
しかし大国・蘭黎(らんれい)帝国で皇太子が病没。
好戦的な叙眞族(じょしんぞく)が勢力をつけ始めている噂があり、フェオンの周辺情勢は不穏なものとなっていく。
そんな中、蘭黎公子・華崚祐(か・りょうゆう)がフェオンへ来訪し、同盟を持ちかける。
彼はフェオンと因縁浅からぬ人物であり、サラがかつて愛した男だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 08:00:00
32103文字
会話率:53%
神域の管理人 六作目です
横浜市の商店街でパン屋を営む夫婦の子供である昇太が行方不明になり、警察から昇太が虐待を受けていた可能性があると聞かされた担任の小泉は過去に虐待された児童を守れなかった悔いがあり、自分にも何かできないかと調べ始め不思
議な体験をする折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-18 19:04:41
17765文字
会話率:46%
賀茂祭、葵祭の発祥は、今やあまり詳らかでは無くなっていますが、
古事記の原書、元となった伝承を読み解けば、古い逸話が残っていました。
御蔭祭の由来となったと見られる古い古い玉依姫の話です。
今や失伝された伝承を、小説にしてみました。
尚、
幾つかの伝承を拾遺しており、ほんの僅かながら私見も入れて状況整理と見解の決像をし、漢字は雰囲気で宛字を用いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-11 12:49:46
2290文字
会話率:16%
そこは、朧に記憶にある町並み。出会いは偶然。思いは必然。貴方に出会うために、私はここに来たの。
最終更新:2015-02-04 04:32:08
74123文字
会話率:35%