自分こそが絶対だ、そう思っていて行動していた王子様。
しかし周りは首をかしげ続けていました。
〝どうしてああなった?〟
教えていないことを知っていて、教えようとすることを拒絶する。
疑問に思いながらも周りは動きます。
だって彼は ○ ○ な
のだから。
「いや、アンタ婚約者〝候補〟なだけだから」の王子様のその後の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 21:33:01
6104文字
会話率:23%
アレはダメ、これもダメ。
貴方は王子なのだから、と制限される毎日。
貴方は王子なのだからこれくらいは、と教え込まれる勉強。
どれも嫌だった。
自由が欲しかった。
学友達と共に彼らの家に行くという口実で城を出、初めて見る町中の景色。
突然声を
かけてきた無礼な女。
無礼な女など捨て置けば良いのに、何故か気になった。
そして彼女の言葉に、行動にいつの間にか心を奪われていた。
あぁ、お前が私の婚約者だったら。
お前が妻になるのだったら、どれほど幸せだろうか?
私だけではない、私の学友達も心を奪われていたのだ。
お前は素晴らしい女だ。
そうだ、今度大規模なパーティーが城で開かれる、そのときに発表して推し進めれば良いではないか。
あの女に恥もかかせられる…………
あらすじは物語の前振りです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-11 17:01:08
4406文字
会話率:14%