熱核戦争と化した人間達による大厄災、第三次世界大戦。
正体不明の《赤い雨》が大地を濡らし、人々は恐怖と混乱に溺れていた。
そんな壊れ果てた世界を嘆き《創成神》たる神様は世界を一から作り直す《世界改創》を決意。
しかし人間達への最後の
慈悲として、神様はチャンスを与える。
《赤い雨》が降り始めてから誕生し始めた特異な人類《異能者》。
その中でも一握りの正常な精神レベルを有した十五人の少年少女に、世界を消すか残すかの選択、《最後の審判》を託した。
これは彼等が何を見て、何を思って、最後に何を決するのかを記した物語。
久遠神楽。
ウォン・レイ。
服部咲夜。
キリア・アウレシア。
リリルカ・センプティ。
シルバート・ケイン。
江藤銀月。
ゼクスト・リケイ。
アレリス・コンバート。
琴羽琉。
クルル・マーリン。
セシリア・レーネ。
霧ヶ峰紫雲。
沢渡春。
江藤瑠色。
彼等彼女等は、どのような結末を下すのだろうか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-04 23:00:00
45117文字
会話率:30%
無限に可能性の広がるパラレルワールド、この物語はとある地球の物語である。
西暦2050年、第三次世界大戦のおり全国家を巻き込んだ熱核戦争により、世界の大半が死滅した世界、国家という基準は1つの学校単位にまで縮んでいた。
日本もまた世界大戦に
よりほとんどが死滅してしまった大人達にかわり、立ち上がったのは偶然にも生き残ることのできた学生達だった。
学生達は近辺の学校を取り込み、各地に巨大な学園都市が建設された。
だが人は過ちを繰り返すもの、戦争をするものが大人から学生達へと変わり、戦争を起こすようになった。
そしてこの物語はこの世界に転生したこの男、海堂誠を中心に展開されていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 21:55:51
4528文字
会話率:53%
コンピューターの誤作動による、惑星規模の熱核戦争とそれが引き金となった地殻変動によって、地球の姿は大きく変貌した。以来150年。当初細々と生き延びていた人類は、ようやく戦争前の石油文明を取り戻しつつあった。
陸軍の中尉だった俺は、上官ら
を半殺しにしてしまった罪で軍の刑務所にぶち込まれた。入ったら最後、タマを抜かれてふにゃけてしまうという、ラスパロマス陸軍特別刑務所、通称「緑の刑務所」にだ。元々は鉱山町であったのを、軍がここの地理的環境に目をつけ、囚人兵を送り込むようになったのが30年前だと言われている。
俺は、警備と訓練という日々を過ごしながら、テキトーに面白おかしく生きていたのだが、シャバでは少々きな臭い匂いがしていた。北の諸島共和国が、我が国と新大陸の植民地に侵攻するのではないか、という噂だ。
兵隊として、俺はどうなっていくのだろう。我が国は、そして地球は・・・。
不気味な唸りが聞こえてきているのに、俺はこののどかな田舎でのんびり過ごしている・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-30 17:39:12
6390文字
会話率:44%
熱核戦争後の荒廃した世界。新たな覇権を握った企業同士の、人型決戦兵器GPASを投入しての闘争が激化していた。そんな中、史上最年少でA級GPAS乗りへと昇進したエイレット・チャンは、文明より遠く離れた廃墟の中で、あるGPAS乗りを捜していた。
最終更新:2015-07-12 14:28:51
1878文字
会話率:0%