栄華を極める大国、アムルデース王国。〝女神に愛された国〟とも呼ばれる王国には5人もの女性が聖女の役職に就いていた。
聖女の中の一人、クリスティーナ・セランドラ。彼女は聖女にも関わらず、魔力を持っていなかった。それでも魔力の知識が深い彼女は
、聖女達が通う学園、ルシア学園に入学することになる。そこで偶然魔術師の一人でもある婚約者、ヴィクトルと出会う。ヴィクトルは有能な魔術師で聖女の次に力を持つ聖境司でもあった。有能な彼と無能な自分を比べるクリスティーナだったが、何故か彼から溺愛されることに。
凸凹コンビの2人の恋とは――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
115044文字
会話率:51%
魔王を討伐するために王命により結成された勇者パーティー。破竹の快進撃を続ける勇者パーティーに聖女として所属するフローリス・ローズは無能聖女と呼ばれていた。
それは彼女がランク1の初歩的な回復魔法しか使えないことによるものであった。
言い
伝えに従い、勇者であるロベルト第一王子の婚約者となり勇者パーティーで共に戦う彼女は、順調に魔物が倒せていたこともあり雑用のような扱いでパーティーに残留していた。
しかし1年後、彼女の妹であるリリアナ・ローズも聖女であり、さらには上位の回復魔法も使いこなすことができることが判明したことで、フローリスは婚約破棄され勇者パーティーを追放されてしまう。
「フローリス・ローズ。貴様との婚約を破棄して勇者パーティーから追放する!」
「かしこまりました。それでは失礼します!」
狼狽えるかと思っていた彼女は、しかし、笑顔で追放を受け入れ、脱兎のごとく駆けだした。
※カクヨムにも同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 07:10:00
100114文字
会話率:67%
聖女の刻印が身体に表れたことで公爵家に引き取られた孤児のユリア。
王国では刻印を持った人物は、高位貴族の養女となる慣習があり、ユリアは一夜にして公爵令嬢に。
公爵家の跡継ぎである、10歳のヨハネとの折り合いは良くないものの、公爵令嬢とし
て相応しくなろうと日々を過ごす。
そしていよいよ、聖女としての能力が判明する時がくる。
その能力は、『浄化』。
魔物が跋扈した遙か昔には素晴らしい能力と言われていたが、平和な現代ではまったく役に立たない能力。
うちひしがられるユリア。
明らかに公爵家での扱いが変わる中、ヨハネが家を飛び出したということを知る。
他の使用人ともどもヨハネを探しに外へ出たユリアだったが、空へ生まれた赤い裂け目に遭遇。
ヨハネを助けられたものの、代わりに自分が赤い裂け目に飲み込まれる。
気がつくと、そこは15年後の魔物が跋扈しており、さらにユリアは自分が赤い裂け目に飲み込まれて死んだ悲劇の聖女と言われていることを知る。
※他のサイトにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 11:48:49
98074文字
会話率:44%
アリアドネは聖女である。そのため、無能でもある。
聖女とは何なのか。どのような存在であるのか。
数百年以上も生まれていなかった聖女。
聖女に関しての伝聞は途絶え、僅かな歴史書にしか残されていない。
聖女が産まれる国であるのに、聖女とは何であ
るかを忘れたリンデル国は、本物の聖女を間違えた。
そんな国に訪れるのは・・・・
ご都合主義の何十番・・・何百番煎じなのか・・・ってお話です。
楽しんでいただければ幸いです!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 00:00:00
9793文字
会話率:13%
ビオラ・フランネルには隠しごとがあった。
婚約者である王太子が見初めてしまった、ぽっと出の聖女をいじめたこと。
その聖女から聖獣を盗んだこと。聖獣を丸め込み、勝手に契約したこと。
「神聖力を持たない聖女になってしまいましたね」
朗らか
に笑う聖獣がポンコツすぎて、無能聖女になってしまったこと。
すべては王太子の婚約者という立場を取り戻すためだったのに、契約を破棄せず私に縋ってくるこのポンコツ聖獣が邪魔すぎる!
婚約破棄と追放までされて、なぜあんたがついてくるのよ!?
「僕と一緒に、ここで暮らしましょうよぉ……」
え、うそ、聖獣って人型になれるの?
その綺麗な顔で泣きながら縋ってこないでよ!
『獣人春の恋祭り』企画
悪役令嬢×ロバ聖獣
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 19:16:36
14717文字
会話率:40%
魔力を一切持たない『無能聖女』ルシル。
しかしルシルは、豊富な知識とその頭脳を活かし、魔法を使わずに脅威の魔物討伐実績を上げていた。
だが、膨大な魔力を暴走させた『魔人』フィリップを拾ったために、ルシルは教会を追放される。そして。
「俺は
、男として師匠のことが好きですから」
それ以来、心底ルシルに惚れ込んでいるらしいフィリップは、日々愛を告げるようになり、ルシルは戸惑うばかり。
そんな時、ルシルの元に教会から怪しい魔物の討伐命令が舞い込んだ。奇妙な魔物の謎を追うなかで、フィリップは、ルシルの本当の目的が「教会の大聖女への復讐」だと知る。
「あなたでも、そんな泣き方するんですね」
「君、のせいだ」
本心を隠したお気楽元聖女と、彼女を溺愛する天才魔術師の、拗れに拗れた恋と復讐の物語。
◇
毎日投稿。十万字程度完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 20:17:59
115923文字
会話率:51%
「お前のような無能聖女はいらん。俺は神に選ばれし真の聖女を見つけたのだ。よって、貴様との婚約を破棄する」
王太子オディールに婚約破棄を告げられ、無能聖女という不名誉な称号を与えられたジニア。
本当に有能なのは自分だし、真の聖女という王太
子の浮気相手が本当は大嘘つきの尻軽女だということをジニアは知っている。しかし彼女は大して言い返すことなく婚約破棄を受け入れた。
「哀れな王太子様と嘘つき聖女様は勝手に破滅なさってください」
そして貧素な馬車に乗り、生まれ育った静かな農村へと戻った。
長年ひそかに恋心を寄せていた、幼馴染のクランに会いに行くために――。
※タイトルに反し、微ざまぁありなのでご注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-09 17:00:00
3800文字
会話率:31%
婚約破棄され捨てられたエレナは魔力ゼロの聖女。
運命の相手がいないと魔力を維持できない。
国の平和を守れない無能聖女として扱いを受け続けてしまう。
なんとか相手を見つけようと奔走する。
ある日、帝領伯のクラウスと出会う。
エレナは魔力を取り
戻す為に婚約を持ちかけるが、次第に気持ちが変化した。
魔力の為ではなく、幸せの為にクラウスと一つになりたいと思うようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 00:47:51
3128文字
会話率:58%
聖女シーリアは無能聖女と呼ばれている。能力がない訳ではない。自分にしかその能力が適応されないのだ。だから他人の役に立つことは出来ない。だが彼女は自身が他人から何と呼ばれようが気にならなかった。家族や自分を愛してくれる人がいればそれでよかった
。
今回、帝国に嫁いできたのも姉と彼女の愛した人との婚姻を進めるため。ずっと二人の仲を応援していたシーリアだったが、当の姉はシーリアのことを心配し、なかなか結婚してくれない。だから帝国より送られた『ゴルードフ伯爵家の聖女を妻によこせ』という書状を利用することにしたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 12:01:48
20914文字
会話率:32%
無能と呼ばれる聖女には、見えない力があった。
獣と呼ばれた男には、見えない傷があった。
二人が出会う時、一人は目覚め、一人は逃げた。
「どうして逃げるの?行かないで行かないで」
「いや、怖いし」
「僕はこんなにあなたが好きなのに」
「う
ん、それ違うから、執着ってやつ?」
これは獣が人間(男)の心を取り戻して、彼に追いかけ回される聖女が、逃げまくっている内に自分の忘れていた傷を獣に癒されちゃう話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 19:00:00
76243文字
会話率:46%