「なぜ、生き延びたのが私だったのだろう」
ただ〝戦うため〟だけに造られた|魔導人形《アルカドール》——〈殲滅型カゲロウ四号〉。
魔王との激しい戦いの末、湖に墜ちた彼女は、ひとりの少女に救われ、小さな村で静かに日々を過ごしていた。
祖国
を失い、創造主も命を落とすなかで、彼女の中に残ったのは、“あの声”と、“あの夢”。
――世界の果てを、見に行く。
それは、仲間の遺した願い。
そして、感情を持たぬはずの兵器の中に、ほんのわずかに芽生えた想い。
「兵器に、整理すべき感情など……存在しない。」
そう言い聞かせながらも、彼女は一歩を踏み出す。
静かに、けれど確かに始まる。
戦闘兵器の贖罪と旅立ちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:02:57
22079文字
会話率:37%
これは、遠い過去、英雄が存在した世界の物語。
優しい心を持つ聖職者と、大英雄を志す青年が出会うとき、その物語は幕を開く。
独特の「能力」を持った他の英雄達、英雄でなくとも物語を動かす者達、それを越えて主人公は「大英雄」になることが出来るのか
。
注意・作者はこの作品が最初であり、文才無し、不定期更新、適当ネーミング、歴史は知らない、中二病、強さバランス適当、後付け・矛盾するかもしれない設定など、の要素があります。これらを不快に思われる方はプラウザバックを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-01 23:32:18
2398文字
会話率:26%