時は大正、風を操る疾風(はやて)と
いう者たちが陰ながら世を支えていた。
そんな中、ある屋敷が炎に包まれた。
急いで部屋に向かったゆりねは、隼人と
妹であるよしねと合流する。
少し言葉を交わして、ゆりねはまた炎の中に消えていった……
それか
ら10年後、17歳になったよしねに、
ある任務が言い渡されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 08:02:14
34094文字
会話率:59%
その日。僕の住んでいた里は真っ赤に燃えていた。僕の家族も、僕の友達も、みんなみんな炎の中に消えていった……そして僕も、みんなの待っている、炎の中へと入っていった……僕はなんで生まれてきたんだろう。あの人に会うため?あの人を導いてこの世界を
壊してもらうため?里のみんなは、僕に優しくしてくれた。だけど、何故かみんな、哀しげな顔をしていたんだ。その日も、僕の住んでいる里には、青い花が咲き乱れていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 21:10:00
25854文字
会話率:20%
【鎧の兵士にキュンする勇者に中身の私がきっかけ作り?】
この世界での人気職である”王宮兵士”になるために王都にやってきた主人公ヒヨリ。
女性兵士専用のプレートアーマー(全身防御の鎧)を装着したヒヨリが迎えた二日目の任務の途中、突如出現
したモンスターの群れに荷物運ぶ業者が襲われているとの一報が入る。
操縦士のおじさんの大切なスカーフを取り返そうと必死に戦うヒヨリの元に、更にモンスターの大群がやってきた。もうダメだと思った瞬間、その日に異世界から召喚された勇者が戦場を駆け抜けた。
勇者から放たれた強力な炎の魔法がモンスターを包んだ時、燃やされそうになったスカーフ目掛けて炎の中に飛び込むヒヨリ。
その勇敢な姿を見た勇者は仮面で見えないヒヨリの顔を妄想し、勝手にキュンキュンしてしまう。
任務が終わった後、噴水広場で何故か勇者に追い回されて噴水に落ちてしまったヒヨリ。勇者は彼女が戦場にいた女性兵士とは気付かずに助け出し、そこでキュンキュンした事を話し始める。
それが自分と言い出せなくなってしまうのだが、勇者ともっとお近づきになりたいと思ったヒヨリは邪な心で、あるきっかけを提案する。
結局その作戦は邪魔が入って失敗に終わってしまうのだが……
それ以降、様々なシチュエーションでキュンする勇者と、ヒヨリの提案する邪な作戦には必ず邪魔が入り交わらない日々が続いていった。
数カ月後に王都近くの山で二つに分かれた黄色い石を、それぞれ違う時間に拾ったヒヨリと勇者。その日から二人の距離に微妙な変化が現れ始めた。
そして復活した魔王との戦いの前、勇者の心にこれまでにない最大級のキュンが湧き上がる。
田舎育ちの素朴で明るく現実主義な主人公のヒヨリが、最後に迎える大大大大ハッピーエンド。個性溢れる仲間や先輩達と送る、クスリと笑えるユルユル兵士のホンワカ日常物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 21:12:52
488783文字
会話率:41%
子猫のヒナタは人間に虐げられ傷付きボロボロになった状態で夜の森に捨てられた。痛みと悲しみと恐怖で幼くして猫又になった。その力が大きすぎ暴走し自らの命を削っていく。そんな場所に偶然、散歩に出ていた炎の中に住む九尾の焔が現れて…
最終更新:2023-10-15 19:07:05
774文字
会話率:45%
とんど焼きの開催される地元の神社を訪れた、仲良しの小学生達。
正月飾りを焚き上げようとした彼等は、櫓の炎の中に思いもよらない物を目撃する…
※ 本作品は、しいな ここみ様御主催の「冬のホラー企画」の参加作品で御座います。
最終更新:2023-01-09 08:02:16
4067文字
会話率:32%
辺境の町で生まれたホーリー。
見習いシスターの彼女は王都で正シスターとなった。
『これで生まれ故郷に帰れる』
そう思った矢先、聖女の神託を受けた。
『...俺も』
愛しい恋人と一緒に魔王討伐に。
しかし討伐隊には狡猾な勇者アランが...
『ホーリー』
『アラン...』
いつの間にか爛れた日々を送る勇者と聖女。
そして三年が過ぎた。
『居たぞ!』
『なんで私が追われてるの?』
記憶を失ったホーリーは逃げる。
遂に捕まったホーリー、突き付けられる真実に彼女は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-23 20:37:10
6717文字
会話率:42%
『彼女は焚き火の前にいた。焚き火の前に置いた椅子の上に胡座をかいて座り、そして、火で炙ったのであろう串刺し肉に塩を振って豪快に齧り付いていた。』
とある重大な任務を担って、神殿を訪れた王子ヴィンスは、そこで焚火の前で飲んだくれている異世界
から召喚された聖女メグミと出会う。焚火の炎の中に失せ物の在処を見ることができるという彼女に『失せ物探し』を依頼したヴィンスは、異世界のつまみを食べながら焚火を囲んで一緒にお酒を飲むことに。。。
聖女メグミ側からすると、年下イケメンと一緒に楽しく飲んでいたら、気づかないうちに重大な任務を終えている話です。
※焚き火がやりたいと思っていたら、こんな話が出来上がりました。
※本編全5話予約投稿済です。
※本編は恋愛要素なし。本編完了後に始まる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 22:00:00
54421文字
会話率:27%
竜人最後の世代であるベイクとレア。
二体の住む小さな集落がその日、“竜狩り”の炎の中に沈んだ。
日常を追われた二体は流浪の武芸者であるガウス、傭兵であるロックと共に残された“夢”を追って“世界樹”を目指す旅に出る。
立ちはだかる“竜狩り”と
、謎の剣士リオン。そして“邪竜の影”。
大陸を渡り海を越え、困難を打倒し四人は世界を知る。
カクヨムでも投稿中~。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 14:37:29
137064文字
会話率:35%
18歳の高卒会社員の空野 月(そらの つき)は、冴えないサラリーマンだった。
仕事はできるが、学歴と影の薄さで評価されず自分は誰かに評価されなくても仕方がないと諦めていた。
月はある日、仕事帰りに火事の現場に遭遇する。必死の思いで炎の中にい
る子供を大人たちが見えるところまで送り届けたが、自分は炎の中で意識がなくなってしまう。
気がつくと隣には日本はおろか、地球に存在しないような鳥が自分の顔を突いていた。
「ここは...どこだ?」
月が起きた世界は、地球ではなくモンスターと人が共存する異世界だった!?!?
小さな鳥と冴えない青年がはじまりの草原で出会って、この世界は大きく動き出す。
優しくて、新しい、「はじまりの鳥と一緒に成り上がるファンタジー。」ここに開幕!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-08 18:20:09
12875文字
会話率:25%
(た す け て!!!)
強く、強く誰かに呼ばれた―――。と思った瞬間、炎の中に立っていた河合茉莉花(かわいまつりか)。
どうやらここは日本ではないらしい?
自分はまだ6歳の伯爵令嬢らしい?
そして見知らぬ敵に屋敷が襲撃されているらしい?
ただでさえパニックになっているところに、さらには夜の森にたった一人置き去りにされてしまった!
これってヘンゼルとグレーテルよりも酷くない―――!?
これは、異世界で踏んだり蹴ったりな転生を果たしてしまった脳筋女子高生が、生き残るためにあがきまくっているうちに、なんだかいろいろ道が開けていきましたと言うお話です。(R15は念のためです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 22:00:00
154931文字
会話率:22%
世は戦乱の時代。
世が明け、そして沈むまで砂煙が舞い、
日の光が途絶えようとも火の粉の灯りでまた絶え間なく
世は照らされてゆく。
人々は心より安堵できなかった。
同じ大陸で分離した"領土"と"軍事力"を巡る争いは絶え間なく、人はまた
今日も朱く染まり、
恐怖を恐怖で拭う人の性を愁き、
"国"が一つになるその日をただひたすらに、待ち望んでいた。
一方、戦乱の舞台より隔離されし近隣のある小さな島国で、一人の青年が暮らしていた。
その島国には人間の容姿に猫耳と尾が生えた赤眼の戦闘民族が隔離されるように存在していた。
青年はその赤眼の戦闘民族と人間との混血として生誕し、特有の猫耳や尾がなく、
それはまるで"人間"そのものだった。
国の領土争いに古より軍事目的で、人間によって利用されてきたその島国の者達にとって、人間は忌み嫌う存在であり、その青年もまた苦難の道を辿っていた。
親の他界により身寄りがなく、一人の老人の家で保護されたその青年は日々差別に苦しみ、
気弱でこれといった取り柄もなく、虐められることにももはや慣れていた。
そんな青年にとって唯一の繋がりであり支えだったのは大好きな姉と、共に同じ家で育った家族、幼少の頃に友達から譲り受けた碧い首飾りだった。
誰かとの繋がりが欲しかった。それを望んでも叶わない日々が続いていた。
夢も希望もなく、途方のない日々に疲れたその青年に追い討ちをかけるように、唯一の繋がりを断つように、
他国の戦火が青年の住む場所へ降り掛かった。
どうしようもない絶望感に襲われていたその青年の前に、島国を守る戦士達が登場する。それは国を守る防衛組織、"紅刃那(べにはな)"と呼ばれる者達だった。
絶え間なく降り掛かる戦火の、燃え上がる炎の中に立つその戦士を見たその青年は、心が打ち震えた。
避けては通れない時代の刃先に立つ者達の、勇気と強さ、優しさに触れたその青年は
やがて時代を動かすべく、時代との戦いに立ち向かう覚悟を決める。
これは後に、戦火轟く世の時代を変えるほどの大きな舞台へ踏み出した、
戦いと友情、そして恋愛を描いた
一人の青年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-16 21:40:59
108807文字
会話率:58%
傾国の悪女クロワルチェ。
シルウィールは、たとえどれだけ虐げられても、姉である彼女を救いたかった。
姉の婚約者だったユニウスも同じ思いであると知って。
だから戦うと決めたのだ。きっと昔のように、共に笑い合えると信じて。
もはや救いの道はどこ
にも無い。ならば、せめて自分の手で止めたかった。
戦乱の中で別れは決定的になる。
目の前で父を殺め、かつての婚約者に剣を突き立て、炎の中に消えた姉にもう言葉は届かない。
せめてこの人だけは。倒れ伏すユニウスを前に、絶望の中でシルウィールは必死に祈る。
その時、母が形見に遺した指輪が、眩く輝いた。息を吹き返すユニウス。
奇跡の光が、黒い夜を照らした。
奇跡の光は、ついでになんかクロワルチェの中にいた魂も呼び起こした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-08 23:54:25
121676文字
会話率:38%
「ドラゴン、ドラゴンはいりませんか? ドラゴンを買ってください!」
大晦日の夜。
ドラゴンの炎の中に少女が見たものとは……。
最終更新:2020-12-03 11:11:55
937文字
会話率:29%
家族を亡くした私はお嬢様に拾われ、これまでとまったく異なる生活が始まった。
お前はわたくしのものなのだから。お前の声はわたくしのものなのだから。
お嬢様の囁く言葉は私の中で大きな意味を占め、一生涯私を縛るとともに、掛け替えのない宝物となった
。
お嬢様との生活は過分とも思える幸福を与えてくれたものの、どうしてお嬢様が私によくしてくれるのかはわからないままであった。
ある日、過去の私を知る男と遭遇した折、お嬢様は私を庇って怪我をしてしまう。
雪の続く夜が明け、微睡みの中に聞いたお嬢様の言葉により、お嬢様が私に対して抱いていた感情を知った。
私がお嬢様に信愛を抱くよりも前に、同様の感情を抱いていたと知った。
この上なく幸福な時を過ごし、新年を迎えた寒い夜、突如屋敷を火災が襲う。
お嬢様を身罷り、火炎の中に残された私は、声を出せば助かったかもしれない。
けれどお嬢様との約束を違えることはなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-06 21:00:30
13977文字
会話率:19%
マッチ売りの少女。雪が降る中、懸命にマッチを売っています。飢えと寒さから頭がもうろうとして、思わず売り物のマッチに手をのばしました。
最終更新:2019-11-30 10:42:32
3977文字
会話率:49%
炎の中に取り残され、死を覚悟した少年はヒーローに命を救われた。
絶望の淵から生還した少年は自身を助けてくれたヒーローという存在に強い憧れを持つ。
時は流れ、大人になったかつての少年は何故か悪の組織のリーダーになってしまっていたのだが・・
・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 21:54:20
135922文字
会話率:34%
岐阜の片田舎に、ひとりのおっさんが転生した。おっさんが現代知識を生かして幕末の美濃から雄飛する!!
この物語はフィクションです。
作者の不勉強で齟齬をきたしたり、ご期待に添えない改変、独りよがりな超展開等があるかもしれません。
その点
ご了承くださいますよう謹んでお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-29 00:00:00
1111817文字
会話率:31%
聞けノルドの子らよ、神ユマラの祝福を約束されし者たちよ。神ユマラの恩寵高きその者は、火星との戦において剣に賭けて皆を守りたる。その命に賭けて皆を救いたもう。彼は戦士の中の戦士、ノルドの中のノルド、そう、雄々しき英雄ヴァルトなり。神ユマラの祝
福と、神々の嫉妬はヴァルトの身と魂を焦がしたる。彼は炎の中に溶け消えたもう。されど英雄ヴァルト、火星の再来の日に蘇らん。聞けノルドの子らよ、敵を恐れることなかれ。父祖の大地に賭けて栄光を。我らノルドの子らに祝福を。祈れ英雄ヴァルトの再来を。さすれば英雄ヴァルト、神ユマラの使徒と共に蘇らん。祝福されし英雄ヴァルト、再び我らノルドのために戦わん。おお神ユマラよ、かの英雄ヴァルトの力、願わくば我らノルドの民の全てに授けたもう。
~神ユマラに祝福されし者の唄~折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 19:24:55
31678文字
会話率:36%
ある刑事は、官僚一家の火事の真相を追っていた。
最終更新:2018-11-19 01:21:54
1664文字
会話率:76%
“ネフィリム”―――それは、1987年、日本の首都において宗教結社が召喚した圧倒的な力を持つ異形の怪物。
その出現に呼応するように現れた、特性能力(チカラ)を有する人類“オーダー”たち。
それは、人類を守るべくオーダー達が集った国連関
連機関“ガーデン”と、ネフィリムとの間で繰り広げられる、戦いの幕開けだった。
そして2016年。高校でのクラス合宿中に大惨事が発生した。
それは『悪夢のキャンプファイヤー事件』。
死者20名を超す、この事件はなぜ起きたのか。
―――これは、『悪夢のキャンプファイヤー事件』から奇跡の生還を果たした、二人の女子高生が織りなす物語である。
彼女達は、燃えさかる炎の中に何を見たのか。
何を奪われ。
何を取り戻そうとするのか。
※これは、久保田悠羅/F.E.A.R.作のバディアクションRPG『ガーデンオーダー』のTRPGリプレイです。
TRPGがわからない方も読んで頂けるように書いてあります。
多分。
きっと。
そうだといいなー。
というわけで、感想などをいただけたら幸いです。
多分。
ほんと。
来るといいなー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-01 21:00:00
229468文字
会話率:6%