水精霊王が死んで十四年、水精霊王は生まれず、水精霊達は消えていき、世界から水が減っていく。作物は育たず、飢えと渇きが人々を苦しめ争いを生んでいる騒乱の世──そんなことも知らずアルヴィスが目を覚ますと目の前には火精霊王シシリーが居て「はじめま
して、新たな精霊王よ。」と呼びかけてくる。
輪廻転生、罰、精霊王、契約者、約束、命、種族の違い、呪い。色々な事が渦巻いてそして存在するアルヴィス。何故彼は水の精霊王になったのか。そして彼を取り巻く“異常”と“運命”と“結末”は?
「ねぇ、なんで僕は他の誰とも違うの?どうして君は泣いてるの?」
「早く愛しにきて」 「なんでっ!?」 「アヴィ……あのね」 「お前はほかの精霊王とは違う」 「君は気づいてたんじゃないの?」 「あの子はもう死んだんだ」 「私が説明する」 「ダメ!」 「ああ、ずっと、待っていた」 「君は愛されたかっただから愛されるために生まれた」
彼はどう生きるのか。
運命も結末も決まっている……けれど、道筋は決まっていない。
「全部…全部分かったよ……僕は────」
これは水精霊王として産まれた少年の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 23:56:57
85483文字
会話率:47%
ある日、ポストの中に入っていたのは宝の地図。ヴァイオラと相棒の精霊サラは宝を目指して森を進んでいくが……。(学園の秘宝と魔法使いの登場人物ヴァイオラの前日譚です)
最終更新:2023-05-02 21:30:07
4128文字
会話率:56%
VRMMOゲーム初心者である主人公が、気ままに、そして自分なりにゲームを楽しむ物語。
彼は自由にゲームをプレイしているだけなのに、いつの間にか有名人になったり。でも本人には自覚があんまり無いっぽい。
最終更新:2018-03-16 19:45:53
19902文字
会話率:25%
記憶喪失で合成魔法のユニークスキルを持つ少女が自分の産んだ魔物と一緒に頑張るお話。
盗賊の少年と火精霊の少女が仲間に加わっていきます。
(プロローグ以降はそれほど鬱な展開の頻度は少なくなる予定です。)
最終更新:2015-02-15 10:09:29
37147文字
会話率:32%
セイジとその相棒、火精霊の鎧騎士フェルミは、精霊同士を戦わせる競技「精霊戦」の名コンビだ。その日もクラスメイトであるノルンを負かせ、賞品と称して、その辺で拾った綺麗な石を渡された。
持って帰って翌朝、勇壮な鎧騎士であったフェルミの姿がな
い。そこにいたのは、美少女の姿をした高位精霊だった。そして、その胸には、ノルンに寄越された石が完全に埋まっている……。
天空に浮かぶ浮遊島で精霊と術師の絆を試す、コンビネーションバトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-22 18:00:00
86494文字
会話率:34%