自分自身の現実と現状を見つめながら振り返りつつ、同時に火星の女王様が創った幻想の世界をさまよっている自分との両方を描く。何故一部の若手職員に攻撃されて離職にまで至ったのか、結局自分に非があったのだとぼんやり考えながら散歩していたぼくは、うっ
かり偶然に火星の女王様が空間に張り巡らしていた『空間トンネル』に迷い込んでしまう。トイレに行きたければトイレが現れ、のどが渇けば、自動販売機が現れる。宿泊したいと思えば、ホテルが出現する不思議なトンネル。やがて女王様が、この空間を開いて最初に作ったと言う、巨大なモニュメントを見る事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-10 11:02:42
52822文字
会話率:26%
アリムは二人を明日になった日本に連れて行こうとしたが、ゴンドラの操縦を誤った為なのか、タルレジャ王国の北島、アヤ湖の小島に地下から突っ込んでしまった。そこでは、元副署長が幸子さんとお見合いになっていた。おかげで建物が壊れてしまい、幸子さんと
元副署長、女神様たちはアヤ姫様の地下にある家に向かった。一方アリムと二人は何者かによって助け出され、王宮の施設に別々に収容された。
元副署長は、アヤ姫様によって鬼化され、幸子さんと共に不思議が池に戻って行く。
アリムは、王宮の秘密警察にあたる部署で洗脳されそうになっていたが、彼女にはまだ秘密が隠されていた。
一方で宇宙怪物ブリューリが、活動し始めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-29 15:32:40
25830文字
会話率:53%
世界最大の資産家、松村家の令嬢、松村弘子と、双子の妹道子。二人は世界から注目される音楽家だった。しかし、弘子には『本来存在しないにもかかわらず、この三次元空間では、あたかも存在しているかのように振る舞う』未知の何かが、取り憑いていた。『それ
』は、かつて金星をそれから火星を支配した後、地球にやって来ていた。滅亡した火星文明の再興を図る火星人、ダレル将軍と、火星のリリカは、火星の女王様に導かれ、ついに、地球征服に乗り出して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 11:30:24
178429文字
会話率:50%