雪と氷に閉ざされた冬の国を統べる美しき孤高の女王
花咲きみだれる春の国の民であった瀕死の少年
女王の凍てつく吐息で少年は春を捨て冬の民となった。
脆弱な少年は月日を経ていつしか最強の冬将軍として
女王の横に並び立つ。
しかし女王に向けるそ
の視線は、主君へ向けるまなざしではなく
一人の女性へ向ける男のひたむきな情愛に満ちていた。
愛を知らず感情さえ凍り付いた女王に
男ははたしてそれを『わからせ』る事が出来るのか。
冷酷冷徹な一途激重執着系将軍と
喜怒哀楽を失った国と民の為に生きる生真面目ツンドラ女王の
溺愛ファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:00:00
132755文字
会話率:15%
ある日、森の中で出会った瀕死の少年と僕。二人は山で共に成長していく。彼らの、大きな4つの山と麓町からなるとある地域が、中央政権との対立、内部での闘争へと巻き込まれていく。家族愛、友情、差別が重なり合い、大きな悲劇が生まれる。
最終更新:2022-09-17 00:41:26
259文字
会話率:40%
魔女のメリィがある日、森の中で出会ったのは瀕死の少年だった。
口減らしのため捨てられたという少年へ、メリィは問い掛ける。
「このまま野垂れ死ぬか、魔女の奴隷として一生を過ごすか、どっちがいい? もし、下僕になる気があるなら助けてあげる。
その代わり、逃げ出したり逆らったりしたり、私の機嫌によっては酷い目に合わせちゃうかもしれない。場合によっては、ここで死んだ方が幸せかもしれないけど、どうする?」
「……魔女様の……下僕にしてください」
少年はメリィを守れるほど強くなると誓い、彼女の契約を受け入れた。
あくまでも気紛れ、あくまでも暇潰し。
……少年の口にした「家族」というものに、少し憧れがあったからだとか、そんなんじゃない。
数百年の時を生きる孤独な魔女メリィは、こうして人間の使い魔を手に入れたのだった――。
――そして、10年後。
「申し訳ございません、主。エンペラー・ドラゴンを倒すのに10分も手こずってしましました。伝説の魔女の下僕として情けない」
「あっはい」
……その下僕、ちょっと意味が分からないくらい強くなってしまいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-05 10:00:00
9847文字
会話率:32%
「次に出会えたならば、この帝国を使って一緒に遊ぼう」
三つの大陸と、大小二〇〇の島々から成る諸島を一〇一に分けた国家のうち、特に権力の強大な六大国に名を連ねるキーリ帝国。
その東海一帯を支配する最強の海賊団がある日、海に飛び込んだ瀕死の
少年を拾った。
「殺されるまでは死ねない」なんて言う厄介な拾われ者ウィルゴ、そして超お人好しの拾い主アレン、それから呆れるほどお節介魔なイェルガ海賊団のクルーたちと、やかましくも穏やかな航海の日々。
そんな生活が続くかに見えていたが、ある港町で起きた事件をきっかけにウィルゴの厄介な事情が明らかになると、ウィルゴとアレンは400年前の神託を巡る帝国の因縁へと巻き込まれていく。
***
ウィルゴ:厄介な拾われ者
アレン:お人好しの拾い主
マルカ:ツンデレヒロイン
ニア:みんなのエンジェル
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 20:00:00
113503文字
会話率:41%
裏路地で孤独にその命を終えようとしていた少年を拾ったのは毒の魔女セリス。彼女は自らの毒の効果を試す被検体を探していたのだった。しかし、魔女の毒は瀕死の少年に思わぬ効果をもたらし、その命を救ってしまう。拾った者の責任、として少年と一緒に暮らす
ことにした感情不足で毒狂いな魔女と魔女の弟子として新たな人生を始めた少年のほのぼの生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-20 19:15:42
25176文字
会話率:36%
――伊賀海栗様の【インド人とウニ企画】参加作品です。――
通常のAIと違い、人の精神そのもののようであるゆえに、〈マインド〉と呼称されるようになった特異AI。
その一人であるUniのもとに、ある日、一人の瀕死の少年が運ばれてくるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 18:31:06
3050文字
会話率:5%
ある日人類は吸血鬼に戦いを挑み勝利した。だがそれは吸血鬼の王が不在での勝利。
王は攻めに来た人間を皆殺しにし。報復として一つの国を一撃で更地に変えた。
そんな中誰もいない筈の更地に少年が瀕死の状態でありながらも生き残っているのを見つける。
吸血鬼の王はその瀕死の少年に
このまま死ぬか、永遠に下僕になるかの選択肢を与えた。
少年は吸血鬼の王を睨めつけながら堂々と
「お前の下僕になって、いつかお前を殺してやる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-03 17:49:39
15686文字
会話率:41%
その昔――
偉大な王には6人の娘がいた。
ある夜、好奇心の強い末娘は、開けてはならない「倉庫」の中で、瀕死の少年を助ける。
それから、数ヶ月。
末娘は、少年を忘れられずにいた。
美声と引き換えに、少年を探しに行く術《すべ》を手に入れ
た末娘。
旧知の世界を捨て、新たな世界へ踏み出した彼女を待ち受ける運命とは――。
某『○○姫』のようで、そうではない物語。
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※ このお話は、エブリスタ内投稿イベ応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 01:00:00
8321文字
会話率:42%
ある少年は守りたいと願った者達に裏切られ、瀕死の重症を負わされる。
瀕死の少年が行着いた先はある森の奥深くだった。
そこである少女と出会う。
この少女との出逢いが少年の終わり行く未来を変える。
最終更新:2018-01-07 10:10:21
1026文字
会話率:46%
少年アキオは、持病を抱え間もなく終焉の時を迎えようとしていた。そんなとき、夢の中で謎の声に呼び掛けられる。遂に最期の時が訪れた時、その謎の声は、お互いの肉体を交換しようと提案してくる。
最終更新:2017-12-26 03:00:00
148668文字
会話率:61%
神から一人一人がギフトをもらい、それを使って生活を営む世界。死ぬつもりだった瀕死の少年は異世界人に育てられて生きることを決めた。その後の物語。
ふと、思いついたので書いてみました。頭で組んでる所までは必ず続けるつもりです。
最終更新:2014-09-23 23:16:52
11825文字
会話率:68%
瀕死の少年――グレンが会ったのは、不思議さを持ち合わせる少女――シアだった。その日の出来事は世界を大きく変える事になる……。追い求める少年と見据える少女……二人を繋ぐ利害と魔法。国を世界を敵に回しても、その〝絆〟は砕けない――――。
最終更新:2011-09-23 12:28:29
5140文字
会話率:32%