この物語は、映画『かぐや姫の物語』(高畑勲監督、スタジオジブリ製作、2013年)を観た著者(橘 漱水)が深く感動し、月に連れ戻されたかぐや姫と地上に残されて悲しむ老夫婦の「その後の物語」を描いた作品である。(400字詰め原稿用紙:200枚
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都から山に戻った翁と媼は、かぐや姫のような幼い可憐な少女「月の子」と出会い、一緒に暮らし始める。不思議な能力を持つ月の子は老夫婦(翁と媼)を驚かせる。そして、老夫婦の夢の中に愛しいかぐや姫(竹の子)が現れる。月の世界では、かぐや姫が「もう一度、地上へ帰りたい」と強く願い、月の世界の最高位にある阿弥陀如来を悩ませる。そして、ついに阿弥陀如来は明暗を思いつく。(この作品はアマゾンのKindle本として出品されている)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-12 12:00:00
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