中華王朝の愛新覚羅翠蘭第一王女は、父である劉玄武王配と共に、四川省成都で約400年前の明末に張献忠が引き起こした「屠川」と呼ばれる大虐殺の犠牲者を弔う慰霊祭に参列する。北京へ戻った翠蘭は父から、慰霊祭を行った錦江が「普通の川に見えたか」と問
われる。翠蘭が「清浄な普通の川に見えた」と答えると父は安堵し、自身の若き日の奇妙な体験を語り始めるのだった。
(本作は夏期公式企画「夏のホラー2025」の参加作品です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 06:31:56
3490文字
会話率:27%
シンガポールに交換留学生としてやってきた華僑令嬢の夏紅蘭は、現地の華僑令嬢である完顔夕華の邸宅にホームステイさせてもらう事になり、紅蘭と夕華の二人はルームメイトとして親交を深めあうのだった。
この時に育まれた縁が後の中華の歴史に大きな影響を
及ぼす事になるとは、当時の夕華には知る由もなかったのだ…
(本作品は第6回なろうラジオ大賞の参加作品で御座います。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 06:54:42
1000文字
会話率:30%