“ちょっといいですか?
どうか、聞いてください。
あなたに聞いてほしいんです。
これは重大な事件なんですから。”
僕は闘争の最中にいます。
僕は僕の中で
僕を守り切るために戦っているのです。
相手は、
先生だったり、家族だ
ったり、
見知らぬ人だったり、紙切れだったり、
野菜だったり、ゴミに等しいものだったりします。
僕は大真面目です。
文字通り命懸けで、
この疾風怒濤の日々で、もがいているのです。
それで、
僕がどう思ったのか、聞いてほしいのです。
それからあなたがどう思うか、話してほしいのです。
これから僕がしたいのはそういう話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 18:00:00
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