なんでもない日々のことを。なんでもない夜に想う。
最終更新:2023-07-06 18:12:57
524文字
会話率:0%
「何年かに一度、波が虹色に見えることがあるんです──」
奇妙な言い伝えを信じて浜辺に通う紗雪と、人の記憶を蒐集していたとされる高祖父を持つ透子。
海は優しいようで冷たい。美しいようで恐ろしい。
ざざと波が鳴るので、私ばかりが淋しい。
最終更新:2020-08-29 20:08:38
10043文字
会話率:17%
英国の小さな小学校の若き校長先生ショーン37歳独身。夏休暇は生徒を送り出しほっとする時期であると共に、どこか淋しい。出勤して仕事を片付け校庭で気晴らしをする彼に話しかける人がいた。
こちらは銘尾 友朗様主催の『夏の匂い企画』参加作品です。
また、拙作「全国スペリング選手権大会決勝!」の後日談であり、語り手は同一人物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-14 09:00:00
11413文字
会話率:36%
きっとあの子も皆も淋しい。
そんな風には思えない。
だから私は今日も仮面を被ってる。
最終更新:2012-05-18 00:26:36
251文字
会話率:0%
携帯電話に、通話中のサインである小さなランプがつく。
夜の電話は嬉しくて淋しい。
きっと遠くから見たら、わたし達は蛍に見えるだろう。携帯電話の小さな灯のために。
最終更新:2010-08-04 10:19:47
1652文字
会話率:0%