「たった四文字の愛を君に」と「綺麗な君に心よりの愛情を」の続編です。なんだかんだ続いている奏涼シリーズ。これは短編と呼んでいいのか。ちなみにこの話は書き下ろしなので、まだ誰の目にも触れていないまっさらな作品でございます。時間軸は、前二作の少
し後くらいです。
登場人物
・夏目 涼(なつめ すず)
本好き根暗ド陰キャ。引っ込み思案で気が弱く、人と深くかかわることを恐れている。
・冬崎 奏(ふゆざき そう)
物静かな読書少年。クラスでは目立つタイプではなく、ひっそりと生きている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 22:39:19
888文字
会話率:43%
僕は救って見せる。生まれた町も、愛する少女も。運命からは逃げられないのだから。
自分に世界を教えてくれた先生を探して神戸市水野にやってきた15歳の少女・奈由子。彼女は滋賀県の小さな村の出身だった。その村には、まだ彼女が知らないある宿命に関
する秘密があった・・・。
その秘密は彼女だけでなく多くの人の人生を変えるものだった。
探偵・坂原涼はその宿命の闇にとらわれ続ける人たちを救えるか。探偵助手・伊沢凛久は母の願いを叶えることはできるのか。
明らかになる、あの日の真実。
35年の時を経て、全てが解き放たれる。
探偵・坂原涼シリーズ第3弾。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-01 20:58:30
9630文字
会話率:62%
探偵助手である伊沢凛久は探偵の坂原涼に友人の彼氏が行方不明だと相談する。その時、テレビから坂原の知り合いが殺害されたというニュースが流れてくる。凛久の相談は軽くあしらわれ、坂原は調査に出かけてしまう。一方、事件を乗り越え平穏を取り戻しつつあ
る水野医療センターには1人の少女が問題の産婦人科を受診していた。
愛されている人、愛している人、愛されたい人、そして愛したい人・・・。この世はどうしてこうも不条理なのか。人生の伴奏が再び奏でられ始める・・・。
探偵・坂原涼シリーズ第2弾(前作:交錯する伴奏 http://ncode.syosetu.com/n4071dy/ )
※この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-06 23:24:04
57009文字
会話率:72%
※タイトル変更しました
地元で昔からおこなわれている死者を弔う祭り。その祭りには、地元の人間全員が出席しなければ、幽霊が出るという不吉な言い伝えがあった。
その言い伝えに興味を持った、ごく普通の幼馴染の三人組、涼、純、栞は好奇心から、その
祭りをさぼり、幽霊が出るといわれるスポットに向かう。
しかし、そのスポットには人がたくさんいて、考えることは皆同じことであると、がっかりすることになった。その時、三人は、二人の人間に会った。その二人の人間としばらく話し、その二人が帰ってからも、辛抱強く待っていたが、結局幽霊は出なかった。
しかし、落胆する三人の帰途に岡本なる刑事が現れ、先程の二人のうちの一人が殺されたという事実を突きつけられる。
更に、その死体が発見された時刻は三人と会っている真っ最中だったのだ。その場の全員が一瞬こう思った。
(まさか、本当に幽霊が・・・、)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-30 18:58:25
62592文字
会話率:44%