その世界には魔法があった。
第一次世界大戦後、イギリス海軍拠点スカパフローにて拘留中のドイツ艦隊70隻あまりが消えた……。
それから20年あまりが経過した1940年。異世界から侵攻してきたムンドゥス帝国によって世界は大戦に巻き込まれ
ていく。南半球へ攻め入り、着実にその領域を広げた異世界帝国は、ついに北半球にも侵略の魔の手を伸ばしてきた。
アメリカ太平洋艦隊がハワイ沖にて撃滅され、大日本帝国海軍が誇る連合艦隊も、トラック諸島に襲来したムンドゥス帝国艦隊と交戦するも大敗を喫してしまう。
追い詰められる連合艦隊だったが、その救援に現れたのは、ワシントン海軍軍縮条約の結果、標的艦として沈められたはずの戦艦『土佐』らと、スカパフローで自沈したドイツ艦を再生した秘匿艦隊だった。
魔法技術研究部=魔技研の手によって蘇り、新たな姿となった艦と兵器を携え、日本は、異世界からの侵略者に立ち向かう。
※カクヨム、ノベルアップ+にも連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 08:11:07
1976439文字
会話率:41%
過去に存在した超高度文明の力の結晶、アルマ。
魔法技術、科学技術を結集し半島ひとつを浮かせたその船は、来る厄災に対抗すべく生み出された方舟と呼ばれていた。しかしアルマは世界から姿を消してしまう。
亡き母の言葉を胸に体の弱い主人公の妹はアル
マを見つけるべく航海へと旅立ってしまった。
主人公も妹を追いアルマを目指す船団へと紛れ込むが、その先で待ち受ける様々な困難や課せられた自身を取り巻く運命に奔走されていく。
アルマで出会う仲間と共に、紡がれ続けた運命を断ち切る物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 12:00:00
18169文字
会話率:49%
主人公が異世界転生して新しい人生を歩みます。
魔法があったり魔物がいたりする典型的な異世界です。しかも魔法技術が発達していて現実世界よりも便利で豊かな生活ができます。
そこで主人公は魔術学院に通い最強魔法で無双したり、超絶可愛い妹や超絶可愛
い彼女とデートしたり、一緒にお風呂入ったり、クラスメイト達と遊んだりして充実した日々を送ります。周囲の人間はみんないい人達で虐められる事も貶められることもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 12:14:05
74063文字
会話率:34%
主人公が異世界転生して新しい人生を歩みます。
魔法があったり魔物がいたりする典型的な異世界です。しかも魔法技術が発達していて現実世界よりも便利で豊かな生活ができます。
そこで主人公は魔術学院に通い、超絶可愛い妹や超絶可愛い彼女とデートした
り、一緒にお風呂入ったり、クラスメイト達と遊んだりして充実した日々を送ります。周囲の人間はみんないい人達で虐められる事も貶められることもありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-06 15:01:41
86683文字
会話率:36%
魔法技術の発達した西方大陸ユーロシア。その東部にある中世の面影を残した王国ボナヴィアの青年田舎貴族アルベルト・ベルンシュタインは蝶や蛾を採集し研究する事が趣味であった。ある日ひょんな事から王国の老宰相ヴァーゼル・ヨーゼフと出会い同じ趣味を持
っている事を知る。宰相との友人関係をきっかけにアルベルトはボナヴィアやユーロシア各国の様々な立場の人々と関わっていく事になる。
※具体的かつ生々しい虫の描写があります。苦手な方は読むのをお控え下さい。
※小説超初心者の人間が書いています。表現のおかしな点や誤字脱字等あると思いますが、どうか暖かい目で見守って下さるようお願いします。
※今後具体的な戦闘の描写や性的な描写が出る予定なのでRー15に設定してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-01 21:44:11
503525文字
会話率:69%
十九世紀の魔導産業革命によって魔導科学が発達し、一般に『魔法技術』が普及して半世紀、泥沼と化した【魔法大戦】はついに連合国の勝利に終わり、アメリカ合衆国は後に『狂騒の20年代』と呼ばれるかつてない繁栄の時代を謳歌している――そんな中、マンハ
ッタンで生活のすべてを親友の金持ちに依存し、怠惰に暮す一人の男がいた。
その名も、ダーティ・H・ポッター。
かつて西部戦線に従軍し、『合衆国最強』と呼ばれた魔法使いである。
そんな彼のもとに、名門ダンバース魔法学校を卒業したばかりの獣人の魔法少女、アメリアがやってくる。
ひょんなことから「魔法探偵の弟子」となった少女の日常が今始まる。
【注意事項】
※本作はパスティーシュケモノSFです。実在する本のキャラクターが実名で登場しますが、それはあなたの気のせいです。気にせんでええんやで。
【2024年作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 01:27:27
17445文字
会話率:69%
【ハズレ二人の成り上がり】
超絶女嫌いの高校生・八薙黎一は、級友たちと剣と魔法技術が支配する異世界に転移した。
親の顔より見た展開と、せせら笑ったのも束の間。
転移者の特権である「勇者紋」の力により、クラスのマドンナである蒼乃月と強制ペア
になってしまう。
だが黎一がもらったスキルは、魔力の色が見えるだけ。
月がもらったスキルは、魔力を追尾できるだけ。
級友たちが次々と戦闘向けのスキルを引く中、二人とも明らかに戦闘には不向きなハズレスキルだった。
そんな二人が冒険者としてギルドの運搬業務で隣村を訪れると、魔物の襲撃で村が燃えている!
窮地にどこからともなく聞こえた声に導かれ、二人が力を合わせた時、勇者紋の真の力が解放される。
魔物を退けた黎一と月は祭り上げられ、成功への階段を駆け上がっていく。
これは負け犬二人が成り上がり、真の勇者になるまでの物語。
* * * *
◆更新頻度:
5/26~5/27で1~10話を投稿。
以降、1章完結(約10万字)まで毎日18:00に1話ずつ更新。
◆注意事項:
ネット小説大賞応募用の登録です。
本更新はノベルアッププラスにて更新中。
お気に召しましたら、ノベプラ版をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 18:20:00
679262文字
会話率:39%
システムエンジニアと世界最高のハッカーという2つの顔を持つ理玖は心臓発作で倒れ、目が覚めると女神を名乗る女と出会った。そして異世界に転生し、魔族を殲滅せよ、と命令した。訳を聞くと、魔族がしょっちゅう人間を襲っていて、危険だからだという。女神
は魔族に対抗するために魔法技術を確立しろと言った。そして、異世界の知識をテレパシーのような感じで送ってきた。男は異世界に転生し、魔法という概念を作った。魔法はプログラミングと特に変わらないと気づくまでに丸3年かかった。男はそれをプログラミング言語から取って『魔法言語』と名付けた。そして、十数年後、魔法は大陸中に普及した。そして、転生からちょうど20年が経った日、光が男を包んだ。そして、瞼が重くなるのを感じた。目が覚めると見たことがある光景が広がっていた。20年前、転生する前に女神に呼び出された時のことだ。
女神はお前の役目は終わった。もう一度転生させよう、次も同じ世界だが、3000年後だ。3000年後でも、お前が作った魔法が使われている。だが、お前の魔力はもうすでに異次元中の異次元だ。気をつけろと言った。そして、2度目の転生ライフが始まった。転生先については、前回同様説明を受けていた。大陸でも屈指の大国で宰相を務める名門公爵家だそうだ。しかしそれは表の顔、裏では汚職にまみれた貴族たちを暗殺する暗殺貴族らしい。そして、男は3000年後へと転生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 12:31:01
18253文字
会話率:51%
クリスは元貴族の鑑定士。
『秘匿技能』という特殊魔法技能で鑑定を行う”彼”は、ある晩、闇取引に向かった先で自身を捕まえようとする英雄と出逢う。
英雄から逃げるクリスだったが、魔銃で暗殺されかけ、英雄と自分の命を救うために魔法を使うも、何故か
その魔法で”少女”になってしまう。
何故少女に?誰が英雄と自分の命を狙う?誰が裏切者?
少女になった鑑定士は、時折英雄に見つかりながらも逃げつつ、謎を追うことに。
◇◇◇完結済みです。順次投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 17:00:00
89140文字
会話率:34%
本研究は、魔法伝搬網における情報識別技術の向上を目指し、巨大マジックオーア(魔法鉱床)を用いた新たなアーキテクチャを提案する。巨大マジックオーアは、自然界に点在する魔法石を蓄積したものであり、これを媒介とすることで魔法エネルギーの高効率な伝
搬と蓄積を可能にする。特に、本研究では水、炎、雷の三属性を対象とし、それぞれの魔法パターンを識別するための方法を検討した。この三属性は魔法界の基礎を成すものであり、我々の提案する識別手法が有効であることを示す。従来の魔法伝搬網と比較して、提案手法はより正確で迅速な情報識別を実現し、今後の魔法技術の発展に寄与することが期待される。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-06 23:07:48
2698文字
会話率:0%
深宇宙を旅する〈ハンザ艦隊〉所属の〈探査艦ベルゲン〉は、突如として謎の勢力〈見えざる者〉からの襲撃を受ける。
格闘術に長けた新人警備員メランは、〈見えざる者〉との戦闘で瀕死の重傷を負いつつも辛くも生還。
敵が所持していた〈謎のデバイス〉の
奪取にも成功し、逃走を図るメランであったが、孤立した艦内の端で遂に意識を失ってしまう。
一方、商業区画では、他の艦から体験学習ツアーで訪れていた子供たち十五人が取り残されていた。
彼ら彼女らは崩壊寸前のベルゲンから脱出を果たすことができるのか?
さらに彼らのもとには、メランを捜索しに現れた〈見えざる者〉の工作員と見られる謎の少年の姿が……。
ワープ航法技術が確立した遥かな未来。多数の異星系種族(エイリアン)たちが寄り添い暮らす〈探査船団社会〉を舞台に繰り広げられるアクションサスペンス劇。
メランと子供たちの命運や如何に⁉ 謎の敵〈見えざる者〉の正体や狙いは?
それぞれの運命は見えざる渦を巻いて、やがて全宇宙へと広がっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 23:20:00
457598文字
会話率:28%
この世界には3つの力が存在し、世界を支配しています。技術はテクネチャによって支配され、魔法は魔法の生物によって支配され、魔法技術はマグテックによって支配されています。
すべての生物は、この3つの力のいずれかに属して生まれ、それぞれのタイプ
は他の力に対して自然な嫌悪感を持っています。しかし、子孫はこの3つのタイプのいずれかとして生まれることがあります。そのため、3つのタイプはある程度の調和の中で共存することを強いられています。
力の間に不均衡が生じると、自然に何かがそのバランスを回復させるために現れます。すべてが調和しているように見えましたが、奇妙な2つの存在が人々の中に現れ始めるまでは。一つは魔法の生物に寄生してメカニズムを提供し、もう一つはメカニズムに寄生して魔法を提供します。
この2つの力が組み合わさったとき、人々は恐怖を目撃することになるでしょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-29 23:52:54
2475文字
会話率:3%
主人公は転生者であるにも関わらず、生まれながらに属性が欠落し魔法が使えない欠陥品だった。
父親には不要とされ、母親の実家でも邪魔者扱いされた結果、3才の時に唯一の味方である母に連れられて辺境の村で暮らすことになった。
そして、生まれて
からずっと鍛えてきた魔力操作技術と豊富な魔力量に前世の知識を加え、属性欠落のハンデを乗り越えて錬金術師を目指す。
――と言う訳で、今回は物作り系のお話しです。
主人公は常人なので能力は高くありませんが、いずれ専用武器(?)を作って少しは戦います。……多分?
【はじめにお読みください&注意事項】
本作における錬金術とは、物質の合成、加熱、成形などを魔力で行う『総合生産魔法技術』です。――地味にちまちまと物作りをしますのでご了承ください。
また、作製工程については『空想』なので是非の責任は持ちません。
なお、『チート系の錬金術』ではないので、賢者の石とかホムンクルスなどは出てきません。
【更新について】
本作は進みが遅いので不定期更新になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 09:07:37
251152文字
会話率:44%
私は今、王宮の庭園で一人、お茶を頂いている。
婚約者であるイアン・ギルティル第二王子殿下とお茶会をする予定となっているのだが……。
「また、いらっしゃらないのですね……」
毎回すっぽかされて、一人でお茶を飲んでから
帰るのが当たり前の状態になっていた。
第二王子と婚約してからの3年間、相手にされない婚約者として、すっかり周知されていた。
イアン殿下は、武芸に秀でており、頭脳明晰で、魔法技術も高い。そのうえ、眉目秀麗ときたもんだ。
方や私はというと、なんの取り柄もない貧乏伯爵家の娘。
こんな婚約、誰も納得しないでしょうね……。
そんな事を考えながら歩いていたら、目の前に大きな柱がある事に気付いた時には、思い切り顔面からぶつかり、私はそのまま気絶し……
意識を取り戻した私に、白衣をきた年配の外国人男性が話しかけてくる。
「ああ、気付かれましたか? ファクソン伯爵令嬢」
ファクソン伯爵令嬢?
誰?
私は日本人よね?
「あ、死んだんだった」
前世で事故で死んだ記憶が、この頭の痛みと共に思い出すだなんて……。
これが所謂、転生ってやつなのね。
ならば、もう振り向いてもくれない人なんていらない。
私は第2の人生を謳歌するわ!
そう決めた途端、今まで無視していた婚約者がいろいろと近づいてくるのは何故!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:30:00
91262文字
会話率:28%
闇の森の魔女、アンナ・アンリは悩んでいた。
自分の魔法技術の一部をある国に供与する約束をしていたのだが、あまりに強力な魔法技術を与えると力を持ち過ぎてしまう。一体、どのような魔法を与えれば良いのか?
そんなところで、妙な男から彼女は話しかけ
られたのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 11:36:01
3825文字
会話率:49%
ここは科学技術と魔法技術が混在する世界。そこには多数の異界への入口が繋がっている、トラブルの絶えない場所である。
そんな中、この世界には1部の能力が秀でた能力者が存在する。総称して『狭間の守り人(チュトラリー)』。
彼らが自分自身
の能力を制御するという名目で通っているのが各狭間の入口が集中した場所に建てられた全寮制の『舞闊響轟校』。
これは写真が大好きな狭間の守り人である少年、四國瞳を中心に起こるトラブル満載な学校生活を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 20:08:45
80004文字
会話率:45%
魔獣や魔物達が生息する超危険領域の、とある森の奥地に一人の魔法使いの少女が住んでいた。
少女の名前は『ミリィ・アトワネット』
ミリィは、特に可愛いものや綺麗なものが大好きで、それは「物」に限らず、「人」や「動物」なども含まれる。
何故そ
うなってしまったのか――
それは、魔法適性が非常に高かったミリィに、魔法を教えた師匠との超過酷な修行のせいだった。
ほぼ毎日泣きながら逃げたいと思う程、彼女の精神はもはやボロボロ……
故に可愛いものに「癒されたい」という願望を強く持つようになってしまい、まだ幼かった彼女が思い立ったのが『癒し』が必要だと至ってしまい、それはミリィにとって現実逃避策でもあったからだ。
そして、それから五年後――
師匠は病気で亡くなり、全ての知識と魔法技術、あらゆるものを受け継いだミリィは今年で十歳となった。
ここから始まる、彼女の壮大なストーリー。
『世界最強の魔法使い』がついに世の中へと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 16:22:43
336265文字
会話率:31%
魔王国アヴィリオンの王アルトゥールは、勤勉で生真面目、かつ苦労性である。
十五歳で即位して十五年、膨大な魔力と魔法技術をすべて国政に費やしている。
――「王とは民の下僕である」
それが、彼の信条だ。
浮遊城ファルケンシュタイン「
下僕の間」にて、使い魔の水龍タイザーマーリアとともに日々陳情処理に忙殺されている。
ある日、大事件の一報が届く。
ヴァラス帝国の王、エドムントが殺害されたというのだ。凶器は妖魔ミレーヌケティが封じられている伝説の妖剣〈誰彼(たそがれ)〉。
最有力容疑者は、王の庶子、王子レオンハルト。
何故なら、〈誰彼〉を抜刀できるのは、妖剣に認められたあるじ、レオンハルトただひとりであるからだ。
レオンハルトは無実を主張しているが、その容疑は決定的で、すでに拘束・投獄され、七日後には火あぶりの刑に処せられるという。
アヴィリオンは鎖国中であり、ヴァラスとは国交がない。本来ならアルトゥールが介入する筋合いはない。
しかし妖魔ミレーヌケティに片思いをしているアルトゥールとしては無関心ではいられなかった。かつ、この件に関わらなければならないある事情があった。
人々の独白を聴くことが可能な遠隔魔法〈夜の虹〉を駆使し、アルトゥールは事件関係者への事情聴取を開始する。
王子レオンハルト。妖魔ミレーヌケティ。王妃ロスヴィーダ。世継ぎの王子マティアス。そして、マティアスが偶然繋げてしまった異界に通じる扉から迷い込んだ少年、ミヤサカ・ナオキ。
それぞれの証言から、事件当日に至るまでの経緯と状況、事件後の行動、各人の事情や感情、複雑な人間関係と愛憎が明らかになっていく……のだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 20:38:19
112386文字
会話率:29%
クトーは、『最強』と名高い大規模冒険者パーティーで雑用係をしている、インテリメガネのおっさんだ。
彼はある日、リーダーに呼び出されてこう命じられた。
「無期限長期休暇だ。なるべくゆっくりして来い」
「別に休暇などいらんのだがな」
冒険者ギルドから発行される、正式な依頼としての休暇。
依頼主は、『クトーと一緒に休暇が取りたい』と依頼したのは、最近パーティーに加入した一人の少女だ。
パーティの依頼達成率100%の看板に泥を塗るわけにはいかないので、クトーはそれを了承する。
幼馴染みでありリーダーでもあるリュウの言葉に、会計を握る自分がいない間に羽を伸ばすつもりかと勘ぐりながら、依頼主である少女と旅に出ようとしたクトーは……。
……そのまま、何者かの手によって、二人で異世界に飛ばされた。
パーティーの雑用係を自認し、実態を知る人々には『無敵のNo.2』『実質は黒幕か裏ボス』と恐れられる、勇者率いるパーティーを最強へと育て上げた参謀。
人材育成のエキスパート。
経営管理・兵站確保のプロフェッショナル。
単騎でパーティーを裏から支える、勝利と策謀の鬼神。
自覚のない戦闘&事務チートなワーカーホリックは、勝手に異世界の命運を背負わされながら、そんな自覚は欠片もない。
異世界に行っても全く動じない彼は、元の世界に帰る方法を探しつつ、『休暇依頼』を達成すべく動き始めた。
「とりあえず温泉に入れる街を探そう」
「異世界に来てるのに、大事なのはそこなの!?」
「旅行と言えば温泉だ」
道中、異世界の魔法技術を習得して、新技術開発!
動乱を治めるために預言者の少女に協力して、観光がてらに傭兵団育成!
異世界観光を楽しむ片手間に渦巻く陰謀を叩き潰しながら、クトーは本人なりに『休暇』の日々を過ごしていく。
最強パーティの雑用係は、今日も無自覚に無双する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-11 13:57:53
74410文字
会話率:44%
魔法技術が発展した異世界。
そんな世界にあるシャルトルーズ王国という国に冒険者ギルドがあった。
強者ぞろいの冒険者が数多く所属するそのギルドで現在唯一、最高ランクであるSSランクに到達している冒険者がいた。
───彼の名は「オルタナ」
漆黒のコートに仮面をつけた謎多き冒険者である。彼の素顔を見た者は誰もおらず、どういった人物なのかも知る者は少ない。
だがしかし彼は誰もが認める圧倒的な力を有しており、冒険者になって僅か4年で勇者や英雄レベルのSSランクに到達していた。
そんな彼だが、実は・・・
『前世の知識を持っている元貴族だった?!」
とある事情で貴族の地位を失い、母親とともに命を狙われることとなった彼。そんな彼は生活費と魔法の研究開発資金を稼ぐため冒険者をしようとするが、自分の正体が周囲に知られてはいけないので自身で開発した特殊な遠隔操作が出来るゴーレムを使って自宅からリモートで冒険者をすることに!
そんな最強リモート冒険者が行く、異世界でのリモート冒険物語!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-03 21:30:00
241399文字
会話率:47%
かつて「剣聖」と呼ばれた一人のサムライ――彼は死んで三百年後の世界に生きる青年、クヨウ・ハチスカとして転生した。転生した三百年後は、魔法物質「エーテル」の発見によって産業革命が起こり、飛躍的に魔法技術が発達した時代。同時に、魔剣士と呼ばれる
剣士たち、そしてその魔剣士たちを尖兵として、列強国と呼ばれる大国が世界を分割、植民地支配する動乱の時代となっていた。
「ぬう! ここが音に聞こえたアルビオンの魔剣学園か! 広いな!」
アーサソール魔剣士学園――世界最高の魔剣士の育成機関として知られる学園。最近、鎖していた国を開き、世界に名だたる列強国へと雄飛しようとする極東の島国・大八洲帝国からの、ただひとりの留学生として、クヨウ・ハチスカは魔剣士学園に入学する。彼は今現在、世界に七名存在し、生きる抑止力とも呼ばれる剣の達人【剣聖】になることを夢見ていた。
胸踊らせて魔剣士学園に入学したクヨウであったが、彼の予想に反し、転生後の時代には、彼が「剣聖」であったときに完成されていたはずの魔術体系は、クヨウが驚くほど低次元になっていた。
しかもその上、学園に通う生徒たちの間には黄色人種を「イエロー」と蔑み、白人よりも劣った人種であるとして差別する思想が渦巻いている始末。
これはいけない。小生が生前に見出した魔剣士技術を少しでも同窓たちに学ばせようとするうち、どれをとっても規格外のクヨウの魔剣技術は魔剣士学園そのものを揺るがしかねない大騒動に発展していって――。カクヨムにて先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-12 12:10:00
55508文字
会話率:48%