大学在学中に引きこもりになって一年が経とうとしていた21歳の青年、小柴関人は「誰も自分のことを知らない土地を一人で旅したい」という願望を叶えるために7泊8日で沖縄を旅することになった。唐突ながらもゲストハウスでの多様な人々との出会いや地元と
違う場所での経験によって、関人は少しずつ他人と会話するようになり、考え方が前向きになっていく。那覇での経験を積んで、自分は変われると気づいた関人は旅を終えた後に地元に帰ると、母親にあることを伝える。
主人公が南国での旅を通して、他人との出会いを経験することによって変わっていく、青春一人旅物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 15:00:00
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会話率:46%