*決して明るく楽しいお話ではありません。
Crystal gazer(水晶占い師)。
占いは運命を決めるものではない。
決まったものを、ただ『覗き見る』だけ。
──占い師ならば。
最終更新:2024-05-24 10:50:00
7936文字
会話率:26%
この世界では、人間は15歳となると神様から「スキル」という特殊な力が与えられる。
主人公である、15歳となった少年、アルフ・バースは期待に胸躍らせ、スキル鑑定に臨んだ。しかし、彼が手に入れたのは外れスキルである《水晶占い》であった。
落ち込む彼を尻目に、彼の幼馴染たちは《剣聖》や《大賢者》などの強力なスキルを手に入れていった。
幼馴染たちとの差に惨めさを感じ、その場を逃げだしたアルフ。
公園で落ち込む彼の耳に、信じ難い言葉が聞こえてきた。
――ねぇ、知ってる? この町に、スキルを何でも好きなやつに変えられる人がいるんだって。
アルフは一縷の望みをかけ、その人物を探すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 12:00:00
17539文字
会話率:40%
大学院で植物学を学びながら、学費と生活費の足しに水晶占い師としてアルバイトをしていた二階堂碧は、24歳の夏の終わり、逆恨みをされ、従姉妹のメグミに刺され命を落とした。ところが恋人の慟哭を最後の記憶にこの世をさると、碧は、9歳の公爵令嬢エリー
ゼとして、魔法と精霊あふれるファンタジーな世界に転生していた。のちに判明するのだが、そこは、『ジュエリー・プリンセス』という乙女ゲームにそっくりな世界だった。しかし、エリーゼ(碧)にはゲームの経験がない。あるのは前世で培ったリケジョの知識と水晶占いの力だけ。あとは、趣味のお菓子作りの腕ぐらい。それでもエリーゼは、精霊たちの力を借り、ようやく手に入れた家族の愛に支えられ、悪役令嬢の破滅フラグに立ち向かう。「私は負けない。未来は自分の手で変えていく」そんなエリーゼの姿に惹かれ、エリーゼを支えてくれる味方も少しずつ増えていく。転生先で手に入れた水晶玉の力で前世とつながることにも成功したエリーゼは、ゲームの情報も少しずつ手に入れる。強い意志で運命に立ち向かうエリーゼの、これはゲームシナリオにないエリーゼの描いた新しいシナリオのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-17 12:36:13
605027文字
会話率:41%
絵画の世界に野望を抱いて芸大に進んだもののJAZZとシンナーに憑りつかれ堕落する毎日。
その陰に水晶占いと熱帯魚を疑似飼育する謎の女の存在があった。
最終更新:2017-07-09 08:40:03
24337文字
会話率:41%