帝都東京に住む探偵棚主(たぬし)は、戸籍を持たないアウトロー。
彼の仕事は事件現場で推理術を駆使し、犯人を暴き出すことではない。
人脈と腕っ節で、主に生きている人間の期待に応えることだ。
法や社会通念よりも、自分の信じた人間のために動く棚
主は、
時に様々な勢力を敵に回しながら帝都を暗躍する。
大正時代の日本を舞台に展開する、アンチヒーロー小説。
[1エピソード、単行本or文庫本一冊分程度の文字数で完結]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 14:15:34
641093文字
会話率:37%