「脇役」に恋は難しい。
主人公じゃない。ヒロインでもない。
そんな「脇役」同士の二人が、ある日から“恋人のふり”をすることになった——
恋愛未経験の高校生・及川伊吹は、親友・鋼太郎の恋を応援するつもりでいた。
相手は、クラスのアイドル・
藤吉菜々美。
ところが、なぜかその菜々美の「親友」である鹿嶋由依から、突然こう言われる。
「私と、付き合ってくれない?」
きっかけは、親友の恋を応援するため。
理由は、友情を壊さないため。
本音は、まだ誰にもわからない。
これは、「本気になるつもりなんてなかった」二人の、すれ違いと気づきの物語——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:00:00
87186文字
会話率:41%
人の声に敏感な女子中学生・奈緒。相手の言葉よりも、声の調子や揺れに引っかかってしまう彼女は、話をちゃんと聞けない自分に悩んでいた。けれどある日、自分の心の奥に届いた「もう一つの声」に気づいたとき――奈緒は大切なことを見つける。
声を通して心
とつながる、静かな気づきの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 20:34:31
647文字
会話率:24%
吉澤という男は、隣人宛の郵便物を“面倒だから”と放置した。
それ以来、自分のポストには何も届かなくなり、代わりに見知らぬ手紙が部屋に現れ始める。
──誰にも書かれていないはずの、けれど自分に向けられたような言葉たち。
ある日、失くしたはず
の封筒の代わりに届いたのは、
「あなたが、ちゃんと届くと信じなかっただけです」というひと言。
それは、投函されなかった手紙がくれた、ささやかな“気づき”だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 23:29:20
800文字
会話率:11%
ある日、フッと目が覚めると自分以外誰もいない筈の部屋で他の何かに起こされたような気がして目が覚めた主人公。
ぼんやりとした意識の中、その何かに引っかかりを覚えながら、変わらぬ日常を生きる主人公と、その気づきの物語。
訪れたものは何か。誰にで
も訪れるそんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-21 16:10:37
1208文字
会話率:13%
『諦めない心』より抜粋
「この花は山でしか咲かないんだ」
「お前がやっても無駄さ」
「諦めるんだ」
それでも、女の子は諦めずにせっせと種のお世話を続けました。
そんなある日女の子の元もとに1匹の黒猫が現れて…
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ヒプノセラピーやカウンセリングをする時に使われるメタファーという技法を用いて書いたオリジナルの物語です。
もちろん普通の物語としても楽しんでいただけたら嬉しいです!
各章一話で構成されているので完結にしていますが物語はどんどん更新していきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-27 23:22:02
1641文字
会話率:6%