ユキ、という名前以外何もわからないまま、どこかで待っていてくれる人を探し、彼はひとりで旅を続けている。
ある夏の宵、たまたまたどり着いた田舎町で見かけたおじいさんが、孫たちに話して聞かせる『こわい昔話』に惹かれて立ち止まる。
ふと目が合っ
たおじいさんは、ユキを認めると……。
ユキは一体、何者なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-05 21:09:55
4579文字
会話率:10%
親を亡くした六朗太と、娘夫婦の忘れ形見を引き取ったおじい。
最終更新:2012-09-06 00:00:00
25452文字
会話率:16%