「最後に言いたい事はあるか?」
重罪を犯した弟を追放しようとした、エルフの女王フレデ。
だが、逆にその場で弟から恐ろしい呪いをかけられ、フレデは気を失ってしまう。
そして次に目覚めた時は、なんと祖国の崩壊から60年後だった。
家族は?
祖国は? この60年間で一体何があった?
フレデはそれらを調べるため、そして自身にかかった呪いを解くために旅に出る事を決意した。
……はずだったが、旅の途中でゲテモノの味に魅了されたフレデは、気が付けばヤバい食事が中心の生活となっていた。
「毒とか虫を食べたい」
そんな彼女を中心に起きる事件に、周囲の人々は空回りしながら次々と巻き込まれていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 12:18:43
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会話率:43%