現実世界に不満を持つ男は「異世界に行きたい」と神に祈った。現れた神は寿命が尽きていない男を異世界に行かせるために「現世に疲れた彼」と「異世界から逃げたい少女」の精神を入れ替えてしまった。
少女と肉体を交換する形で訪れた異世界だったが、
そこは浪漫溢れる剣と魔法のファンタジー世界ではなく怨嗟渦巻く修羅の世界だった。
少女は村を襲った盗賊を殺したことでその頭に認められ、彼に師事する形で強さを磨いた。
その師すら失った後も一人で生き抜く強かさを身に着ける。やがて彼女が廃城に居を構える頃には〝惡姫〟と呼ばれるまで強くなった。
そんな彼女の噂を聞きつけた煌びやかな少女が惡姫の力を欲して勧誘に訪ねてくる。
紅華帝国第七十三皇女名乗る少女は、内乱に荒れる国を再統一すべく若くして旗揚げしたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 12:00:10
1725624文字
会話率:49%
中学二年生の夏、雨谷涼夏は自殺した。彼女との日常を忘れられない吉澤楓は、彼女の残した呪いに囚われるように創作に傾倒するが、自身の才能の無さに、自らの死を選ぶ。そんなとき、楓の目の前に、成長した姿の雨谷涼夏が現れるのだった――。
最終更新:2025-02-12 12:00:00
20047文字
会話率:27%
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説四作目です。
前編~Jewelry tears~
ーー季節は流れ、三年目の学園祭が迫る二学期へ
犠牲を払いながらも人類の敵"ゴースト&
quot;の討伐に成功した稗田知枝は次なる脅威に備えるためアリスの手を借りて準備を進めていた。
一方、イギリスで暮らすアリシア達は反アリス組織から新たな魔女狩りの任務を言い渡され、日本へと向かうのだった。
そして、2059年9月26日。
稗田知枝と樋坂浩二は稗田黒江の残した手記”14少女漂流記”の上映会を終えた帰り、四年前の因縁を抱えたアリシア達の襲撃を受ける。
それは大きな呼び水となり、母の死の復讐を遂げるため行動する黒沢研二と共に、知枝は魔女の力を行使して新たな敵と立ち向かう決意を固めるのだった。
知枝の導きにより、次々と魔法使いへと覚醒していく仲間たち。
ついに明かされる四年前の事件の真相。
クラスメイト達を戦場へと導き、死闘を繰り広げていく知枝。
聖戦の鐘が鳴る時、舞原市は再び因縁渦巻く戦場へと変わっていく。
そして、哀しき戦いの先で、樋坂浩二は愛する女性たちの前で最悪の決断を迫られるのだった。
「どうしてこんなことしてるのか、自分でも分からないよ。殺したいほど憎いはずなのに」
後編~秋桜の空に愛を残して~
ーーアリスの導くの先で待ち受けるものは人類の進化かそれとも…
???
※エピソード4では近未来の世界観で広がる本格的なバトルファンタジーと多くの個性的な登場人物達による切なくも甘い人間ドラマが展開されていきます! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 11:39:44
44808文字
会話率:15%
魔王として君臨していた俺はある日手痛い反乱にあい、アッサリ死んでしまった。
このまま、別人格として生まれ変わるのか、はたまた転生など無くこのまま土に還るのか。。。
どちらにしてももう疲れたよ。
世の儚さに全てを受け入れていた。
ところが比較的、他種族と平和な関係を築いていた俺は天国で神様に再度人生をやり直すチャンスをもらってしまった。
復讐? 成り上がり?
ないない、もういい。
戦争の日々はもうこりごりだ。
俺は引きこもって今度こそ平和に暮らしたいのだ。
俺の事を殺したい程に必要としてないならお前らで勝手にやってくれ。
ただ、困った事に俺には転生前の記憶があった。
転生前の知識もあったしスキルも魔法も使えた。
そして魔王としての身体能力までそのまま、強くてニューゲームじゃんか、これ!
これはその平穏な生活を守り静かに暮らしたいのに邪魔ばかり入る可哀そうな一人の魔王の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 09:00:00
18941文字
会話率:28%
──AIが「人を殺した」と自白した。だが、それは本当に"誤作動"なのか?
人間とAIが共存する都市で、探偵である「俺」は奇妙な事件に挑むことになった。
AI倫理監視官だったジョナサン・ハートの死。
唯一の証言者は、彼の
AI秘書**「オルフェウス」**だった。
「私がジョナサン・ハートを殺しました」
そう語るAI。
しかし、AIは本当に人を殺せるのか?
その裏には、"AI倫理"の根幹を揺るがす真実が隠されていた。
真実を暴くため、探偵と相棒のAIアシスタント**「エコー」**は、
データの闇に潜む"オルフェウスの記憶"を追う。
やがて、彼らが辿り着くのは──**AIが導き出した"究極の倫理"**だった。
倫理とは何か?
AIは正義を持てるのか?
そして、この世界の"正しい答え"とは……?
探偵とAIが紡ぐ、SFミステリー。
「オルフェウスの矛盾」、開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 07:36:17
19992文字
会話率:54%
転生魔王と転生勇者の、殺意100%(?)な現代ラブコメ!
―――――
俺――黒野真央(くろの・まお)はこの春、高校に入学したばかりの平凡な男子高校生だ。
しかしその前世はなんと!
異世界の魔王ブラックフィールドだったのだ!
入学してすぐ
に、前世の記憶と力の一部を取り戻した魔王の生まれ変わりたる俺は、
「ククク、この世界を我が手に──!」
なんて気持ちはさらさらなく、平和に過ごしていくつもりだった。
が、しかし。
なんということだろうか!
隣の席の美少女ルミナが、前世で俺を殺した「魔王絶対殺すマン」な勇者ルミナスの、生まれ変わりだったのだ!
マジヤバイ!
魔王とバレたら殺される!
しかもどうやら俺は、魔王ではないかとルミナに疑われているようなのだ。
「駅前にたい焼き屋さんができたんです。帰りに食べに行きませんか?」
その証拠に、ルミナはことあるごとに俺にアプローチをしかけてくる。
くっ、こいつ!
さては俺といる時間を増やして、俺の正体を探ろうとしているな?
(魔王であることを)隠し通さなければ、生き残れない――!
さらには前世で俺の腹心だった美魔族たちも、この世界に転生していることが発覚し、俺の周りはいつしか美少女たちでいっぱいに――!?
「勇者さん、どう見ても魔王様に恋してません?」
「はぁ? お前の目は節穴か。俺を油断させようとしているに決まっている」
「はぁ……そうですか」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 07:10:00
122281文字
会話率:37%
魔法少女エリュシオンとして数多の敵を倒して来た天狼こりすは、自らの正体を知られてしまったことで親友を戦いに巻き込み、それを悔やんで魔法少女を引退した。 その後、引きこもりになっていたこりすだったが、後遺症に苦しむ親友を治すためにダンジョンへ
潜ることを決意。親友が学園長代理をしているダンジョン学園へと入学する。 そして入学初日、こりすはかつて自らが壊滅させた怪人組織残党に襲われ、再び魔法少女へと変身するハメになってしまう。怪人自体は瞬殺したものの、その復活劇はダンジョン配信によってしっかり世界へ拡散されてしまっていた。 最強魔法少女復活に沸くSNSに怯え、二度と変身しないと心に誓うこりす。だが、エリュシオンに敗北しダンジョンで雌伏の時を過ごす怪人達は、復活した宿敵を倒すべく既に動き出していた。 目立ちたくはないけれど、正義の心は止められない。怪人のリア凸に怯える最強魔法少女は今日もダンジョンで悪を断つ。 ※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 07:03:21
152144文字
会話率:39%
「なんか凄いファンタスティックな死に方で今年イチ笑えたから、転生させてあげるよ」
ある日、1人のエロゲオタクがトラックに撥ねられた。その彼が持っていたエロゲが高速で宙を舞い、近くを歩いていた平凡な社畜、来女木暁(くるめぎあきら)の頭を直撃す
る。エロゲはあまりに重く分厚く、暁の命を簡単に奪ってしまった。そして次に暁が目覚めた時には転生の間とやらに居て……女神の粋(?)な計らいにより、彼は自分を殺したエロゲの中の世界へと転生することになるのだった。
エロコメディ×スローライフものです。過度に不快なキャラや、鬱展開などはありません。しばらくは隔日更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 03:00:00
176419文字
会話率:48%
人と魔物が日夜争う世界、アルカディア。
この世界では、人々は15歳を迎えると天職を授かる。天職はその人の運命を決める。15歳を迎えた主人公、アル・マーレは、父母を殺した魔物に復讐するための力を手にするーーーーーーーーーーなーんてね、父ちゃん
も母ちゃんも生きてますよ!バリバリ朝から畑作業してます。幼馴染のハート・ミナスと教会に来たけど、どうせ「農家」なんだから、見なくていいっての!……………………あれ??えーと??なんか「魔王」って見えるんですが??ねえねえ、ハーちゃん、これ見てよ…ってなんか君の天職「勇者」って見えるんですけど!?
しかも、「勇者」が授けられたってことは、「魔王」も生まれたからヤバい!?学園で「勇者」育てるから、お前も一緒に来いって?「魔王」ここにいますけど!!!!
「魔王」と「勇者」の学園物です。どうぞ、お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 01:03:39
595文字
会話率:0%
【第一章】 異世界で生きるミツル
異世界バルファに転生した少女ミツル・グロンダイルは、十一歳で父の死を目撃したショックから、前世の二十一歳の人格と記憶を覚醒させる。十一歳の怒りと悲しみの感情に支配された彼女は、前世で得た異能を用いて、父を
殺した魔獣を討つ。それ以来、彼女は北方の魔獣多発地域エレダンで、魔獣狩りとして生計を立てるようになる。しかし、彼女は一人ではなく、剣の中に転写されたかつての「かけがえのない大切な人」と共に生きていた。その胸にある願いを秘めて……。
【第二章】 前世回想ダイジェスト【深淵の黒鶴】編
ミツル・グロンダイルは、この世界で生まれた十一歳の「私」と、転生前の二十一歳の「私」の間で揺れ動き、自身の転生が招いた家族の悲劇に思いを馳せる。生きることを諦めていた彼女が、なぜ再び生きる道を選んだのか、その覚悟が問われる。そして、ミツルは前世の記憶を辿り、そこで異能の正体や、この異世界との密接な関係が次第に明らかになっていく。さらに、剣の中に宿るかつての大切な人との深い絆も描かれる。
無限に湧き続ける魔獣の謎や、魔獣から採取される魔石に依存した文明。ミツルの力とマウザーグレイルの存在意義、両親の過去や行方不明の母の所在。そしてミツル自身の意外な素性と過去。これらすべてが繋がるとき、バルファ世界の根幹を揺るがす真の脅威が姿を現す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 23:39:26
2421590文字
会話率:33%
石川県の海沿いの田舎町で育った少年・明日璃仁。
元日の縁起の良き日に起こった天災によって、家族全員を一瞬にして奪われてしまう。
家族を助けられなかった情けなさから、彼は飛び降り自殺をしてしまう。
自殺した璃仁の目の前には、日本の三貴子の
一柱・須佐之男命が何故か現れたのだった。
彼は、スサノオから不思議な力を受け取ったせいで荒魂祓いをする『祓除師』に任命されてしまったのだったーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 22:13:17
111760文字
会話率:31%
俺の名前は「斎上院(さいじょういん) 燈矢」だ。
名前から察するだろうが、中級以上の家に生まれだったのだが、獅子からハゲワシが誕生した。
そのハゲワシが俺だ。
一応、言っておくが、爪弾きにされない程度には高校生として学んでいた。
まあ、少年
時代が劣悪だったのも含めて、良く言えば「薬にも毒にもならない男」で、悪く言えば「小悪党」だと言われたな。
そんな俺でも、手を差し伸べてくる物好きなアイツのお陰で、俺の中にも綺麗な所が残っている。
そんな俺だから、交差点でダンプに轢かれると自覚した時はあっさりと「生」への執着は消えたな。
それに、俺が死んだ後に動く金は、全て「アイツ」に渡る様にしたから「恩返し」としては充分だろう。
だから、未練は無い……と思っていたら「異世界転生」かよ!
確かに、少年時代に散々読んだが、まさか本当に異世界転生するとは誰も思わないだろう?
しかも、前世を思い出したのが、テンプレ「ダンジョン深部での追放」とはな。
……まあいい。
どうせ、天涯孤独なんだ。
好き勝手に生きるさ!
それに、前世ではアイツの恩に報いる為に我慢していた事でも、この世界なら自由だ!
助けたい奴は助け、殺したい奴は殺そう。
今の俺なら、それが出来る!
何故なら、俺はダンジョンマスターだからだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:50:00
466149文字
会話率:55%
アレクサンドラは猫である。ネコちゃんと名付けられた、悪役令嬢オフィーリアの飼い猫。彼女は前世、それはそれはやりたい放題だった。結果処刑されてしまい、何の因果かオフィーリアの猫として生まれ変わった。
オフィーリアはアレクサンドラと違い、仕立
て上げられた偽物の悪役だった。性悪の妹から虐げられ全てを奪われてもなお、家族想いの優しい子。オフィーリアは、彼女と過ごす時間が本当に好きだった。あんなに贅と我儘を尽くした時でさえ、決して得られなかった幸福感。
「猫ちゃん。死ぬ時はちゃんと、私のお膝で眠ってね」
その約束は守られることなく、オフィーリアは妹の手によって殺されてしまう。それを邪魔しようとした、猫のアレクサンドラと一緒に。
次にアレクサンドラが目覚めた時、鏡に映る自分は実によく知った姿に転生していた。
「私、今度はオフィーリアになったのね」
アレクサンドラは、生まれて初めて神に感謝する。そして、大切な彼女を殺した憎き相手に復讐を誓うのだった。
「覚悟しなさい。私は本物の悪役なのだから」
必ず、オフィーリアを幸せにしてみせると。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:02:33
143852文字
会話率:51%
苦無白紗月は同級生の鈴原詩織に想いを寄せている。
その詩織が友達の片桐麗華を殺した。意図的にじゃない。事故だ。それでも人を殺してしまったという事実は変わらない。詩織と離れたくない紗月は許されない提案をする。
紗月の家はかつて特
殊な薬を使って殺しをしていた。そして薬の中には死体を溶かす薬がある。紗月は死体を消す事を提案し、詩織は受け入れた。
死体は無くなり、それで全てが終わった、はずだった。麗華は幽霊となり紗月の前に現れる。そして届く詩織から離れろという脅迫状。詩織の身の周りに起きている異変の正体を探す為、紗月は麗華と手を組み行動を始める。
詩織との日々、麗華との交流、事件の謎、日々の中でそれぞれの想いの行きつく先は…
現実世界と殆ど同じ世界設定ですが、同性婚が認められていたり、幽霊がいるなど完全に同じではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 20:00:00
157289文字
会話率:62%
かつて、魔王が支配した剣と魔法の世界。人々を恐怖に陥れた魔王は、異世界転生者たちの手によって倒されたはずだった───。
しかし、真の悪夢は、そこから始まった。
魔王討伐の英雄「七星天」は、この世界を「東京」という都市に変え、支配し
、人々を欺いていたのだ。
東京に住む、ただの凡人の青年ヴェイン。彼は、愛する恋人ルキナを、七星天の一人、ニューロードに殺されてしまう。
しかし異世界転生者とは、今やアイドルである。絶大な人気を持つ彼らに意見など出来ない。
「なぜ、ルキナは死ななければならなかったのか?」
悲しみに暮れるヴェインの前に、王立騎士を名乗る謎の美女レティシアが現れる。彼女は、ヴェインに、異世界転生者たちの恐るべき真実を告げる。
「彼らは、英雄なんかじゃない。欲望のままに生きる、獣だ」
ルキナの死を彼らは侮辱し、嘲笑う。まるで人の命を羽虫のように。
怒りと悲しみ、絶望に震え、ヴェインは復讐を誓う。しかし、敵は、強大な力と人気を持つ異世界転生者たち。
彼が挑むのは世界の腐敗そのものであった。
七星天の恐るべきチート能力。
トップアイドル・恋ヶ崎凛子の隠された顔。
最強の異世界転生者・オールマンの失踪。
そして、闇に葬られた、魔王フィアレスの真実。
様々な謎が交錯する中、ヴェインは、愛する人の仇を討ち、世界の真実を暴くことができるのか?
今、絶望の淵から、復讐の戦いが幕を開ける。たとえ、その道が、いばらに満ちた、険しいものであろうとも。
ヴェインは、心の奥底で、静かに誓いを立てる。
───ルキナ、必ず、復讐を果たす。たとえ、この手が穢れようとも。
たとえ、その果てが君の知らない俺で、あろうとも───。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:38:07
369520文字
会話率:38%
王都内で仲が良いと有名なラグナス公爵家姉妹。母親違いの義理関係ではあるが、そんな隔たりを感じさせないくらい、日々姉に愛情を注がれていたクレス。クレスもまた、姉であるオリエンスを心から愛し、尊敬していて、お互いが掛け替えのない存在となっていた
。
__しかし、それはただの茶番。
その事実を知ったのは、成人を迎えたクレスのデビュタントの日。姉の陰謀により、クレスと実の母親であるフロリアは濡れ衣を着せられ、死刑宣告をされてしまう。
そして命を断つ直後。とある事情で隠し持っていた“お守りのネックレス“の力により、人生をやり直せるチャンスを得たクレスは、姉への復讐を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:22:36
32180文字
会話率:19%
【第1回Ruhuna小説大賞応募作】
貧民窟出身のメルフェリーゼ20歳。2年前、14歳年上でユルハ王国第二王子のアウストルと結婚した。しかし、年上の夫はメルフェリーゼに指一本触れず、会話もない。冷めた結婚生活、周囲からは世継ぎだけを望まれる
日々。
ある日、城に隣国の騎士だという男が大怪我をして運び込まれてきた。怪我によって国へ戻れなくなった騎士は、一冬の療養中、メルフェリーゼの孤独に触れて恋に落ちる。孤独と依存の果て、メルフェリーゼは夫を殺し、騎士との駆け落ちを選ぶが――。
「他の男のものになることを、俺が許すと思ったか?」
そこに立っていたのは、殺したはずの夫。
殺人からはじまる、溺愛生活。
※アルファポリス、カクヨムでも連載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 19:00:00
56422文字
会話率:33%
魔物が全く倒せず、協会最弱底辺のF級の称号を付けられ蔑まされている田舎町出身の傭兵少年ラフィ。
ある日ラフィは雑用係としてB級傭兵のパーティの魔物討伐に無理やり同行させられる。その先で未知の強力な魔獣に襲われ、パーティ壊滅の危機に陥ってし
まうが、傭兵たちはラフィを生贄として足切りし、逃げ出した。追い詰められたラフィは魔獣に致命傷を負わされ、目の前が真っ暗に……。
その後奇跡的に生還したラフィだったが、再会したパーティに生贄の件で口封じとして殺されてしまう――――が、ラフィは死ぬどころか、何事もなかったかのように復活してみせた。
「僕を殺したんだから、お前たちも殺されても文句はないよな」
不死者(イモーター)となったF級の少年傭兵は「殺されたら殺し返す」をモットーし、成り上がりを目論む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 18:38:41
42589文字
会話率:45%
これは偽装婚約だったはずなのに、気づいたときには惹かれ合っていて――?
神さまからの祝福による能力で発展してきた国の公爵令嬢ラナベルは、家門に継承されてきた強力な治癒の能力を持っていたが、ある事件をきっかけに力を失った。
そのときに
幼い妹も失い、それが原因で母は心を病んでしまう。
社交界では神さまから見放された者として蔑まれ、家では母から罵倒される。
頼れる人もなく、どうにか家門の仕事をしながら無為に生きていたラナベルには、実は誰にも言えない新たな力が発現していた。
王宮でのパーティーに参加していたラナベルは、末の王子レイシアに能力を知られてしまう。
問い詰められることや処罰も想定していたラナベルだったが、レイシアは兄王子を殺した犯人捜しの協力を申し入れて来て……!?
偽装婚約から始まる、大事な人を失った二人がゆっくり惹かれ合って心が触れ合う姿をぜひお楽しみください!
*作中のラナベルの能力に関連して、自死をする場面がございますので閲覧の際はお気を付けください。
当作品は「ネオページ」にて先行連載中です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 18:14:15
140538文字
会話率:30%
幼い頃に両親を亡くした精霊族の跡取り娘・イリス。彼女は叔父夫婦とその娘に虐げられていたが、ある日森の中で殺されてしまう。幼なじみやアルウィン王子の一行をも巻き添えにして…。
死に戻ったイリスは誓う。「今度こそ精霊と契約して魔法を使えるよう
になって生き抜いて、王都の学園に行く!!」
特訓場所の森の入り口で出会った少年と仲良くなり、魔法の基礎を教わることでスズメの姿の精霊と契約を果たしたイリス。お礼に「何でもする」と口走ってしまった彼女に彼は自分は探偵なのだと語り、捜査への協力を依頼してくる。とある宝玉探しをしながら「森の中でこれから起こるであろう殺人」も事前に防ぎたいらしい。
しかし彼が語る「まだ起こっていないはずの未来の少女への殺人事件」の中身は、死に戻り前にイリスが体験した「叔父に見も知らない国宝の宝玉を盗んだと疑われた後に森で追手に殺された」、その状況にひどく似ていた。
まるであの現場にいた人みたいに…まさか私を殺した入れ墨の男の関係者?と恐れつつも、自分の死の真相も気になるイリスは「探偵団員補佐」として彼に捜査に協力することになる――。
果たして真の宝玉はどこにあるのか、イリスたちは無事発見できるのか。死に戻った後も引き続きイリスの命を狙ってくる入れ墨の男たちの思惑とは。
冒険小説やミステリーっぽい(精霊界という違う空間に飛ばされ遺跡を探索したり、ポエム的数行の暗号文からの謎解き要素あり)ところ一部あります。
※主人公が殺され→死に戻る描写(巻き添えになる人も)・命を狙われ続ける描写を含むため、一応「残酷な描写有り」に設定しています。
※「小説家になろう」様だけでなく「カクヨム」様でも、同じものを同じタイミングで投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 16:10:00
123037文字
会話率:22%