※この小説には残額描写、性的虐待描写を含みます。フラッシュバックを引き起こす可能性のある方は閲覧を控えるようお願い致します。
とある婚約破棄の場で起きた惨劇の話
最終更新:2023-01-02 20:42:35
2838文字
会話率:38%
この世界の女性はふた通りの生き方を強要される。
煌びやかな服に身を包み夫に大事にされるアクセサリーか欲望の捌け口として使われる女性のどちらかだ。
そんな私は生まれた時から後者で通称“孕み袋”と呼ばれていた。
孕み袋の子は生まれ
ても孕み袋なのだ。
そんな私は公爵家のメイド兼孕み袋として働いている。
ある日ついに神のお告げがこなくなってしまった。
いわゆる孕み袋としての役割を果たしてしまったのだ。
それは私の死を宣告していた。表では子を産むために去ると言われているが、裏では血筋を広げないように廃棄処分として貴族に殺害される。
そんな私を助けたのは王位継承権第二位の王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 07:03:17
17611文字
会話率:52%