あなたが演じるキャラは何ですか?
大原隆は、トラックに轢かれて異世界転生する主人公のはずだった!
しかし、担当女神リンネが定時上がりを理由に、手続きを固辞して消滅の危機を迎えてしまう。
隆を救ったのは、トラックから庇ったラブコメのギョ
ウカイ神と名乗るフレイヤだった。
異世界転生ブームで、深刻な主人公不足に陥ったラブコメを立て直すことを条件に、匠はラブコメ主人公を演じる業務委託契約を結び現世へ帰還する!
この物語は、大畑隆がラブコメ主人公というキャラを自覚したラブコメである。
【この作品は《カクヨム》でも連載しています。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 16:00:00
88131文字
会話率:39%
内閣府のホームページ(6月14日付)によると「賃上げを幅広く実現するための政策アイデアコンテスト」として、出向者を含めた全職員を対象に募集。36件の応募があり、2件が優勝アイデアに選ばれました。
そして、7月10日に突如として優勝アイ
ディアの一つである「残業から副業へ。すべての会社員を個人事業主にする」というものが大炎上しました。
今回は中小企業支援者の一人としてこの背景にある「社会保障の狂気」と「その裏にある次の作戦」について解説していこうと思いますのでどうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-13 17:18:16
4573文字
会話率:4%
土岐明は財団法人東亜クラブに勤務している。ある日、金井事務局長から月給制を年俸制に変更したいという通達があった。金井の仕事は経済産業省への補助金要請の文書作成だった。補助金の大半は経済産業省から天下った専務理事萩本の報酬で消える。勤務中に、
大学のゼミの同窓の鈴村から調査依頼の電話があった。帰宅途中に、扶桑総合研究所の鈴村を訪ねると、1週間ばかり、あまり知られていない南アジアの小国へ現地調査に行ってほしいという。東亜クラブでは、アルバイトが禁止されている。土岐は一時休職して、この未知の調査に参加できるかどうか、電話で金井事務局長に相談した。金井は東亜クラブと扶桑総合研究所の間で業務委託契約を締結したらどうかという提案をしてきた。
翌日、鈴村は、担当の砂田をひきつれて、業務委託契約書をたずさえて東亜クラブにやってきた。土岐に依頼したい現地調査は、現在首都近郊を走っているディーゼル機関を電気機関に代替させることの財務的な妥当性を明らかにすることだという。金井事務局長は土岐を介して東亜クラブに臨時収入が入ってくることを専務理事とともに歓迎した。東亜クラブからの帰りに、担当の砂田が土岐に声をかけ、扶桑総合研究所の財務理事の鈴木からの特別な依頼を携帯電話で聞いてくれという。鈴木の依頼は、財務分析の結論を財務的に実行可能であるとしてほしいとのことだった。業務委託契約書に理事長篠塚のサインと印鑑をもらった土岐は、帰宅途中に扶桑総合研究所により、契約書を鈴村に届けた。そこで、鈴村から今後、エイジアン・コンサルタンツ・インターナショナルの財務分析依頼は土岐に任せたいという打診があった。
翌週、財務分析の具体的な作業内容を知るために扶桑総合研究所の窓口になっている砂田を訪ねた。プロジェクトは南アジアの小国が現在のディーゼル機関を電気機関に代替させてエネルギー効率を上げ、石油消費を節約したいというのが狙いだ。ディーゼル機関を電気機関に代替させるためには、膨大な初期費用がかかる。その費用をその後の輸送収入で賄うという計画だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 18:00:00
161941文字
会話率:48%