神社の御神木である桜の古木に吸い込まれ、異世界に迷い込んだ神木桜。
彼女は、その国の姫・リナリアと瓜二つだったため、身代わりを演じることになってしまう。
だが、婚約者である情熱的な王子ギルフォードは、すぐに身代わりであることに気付き、温かく
桜を受け入れるのだった。
本作は、同じく公開中の【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は王子と騎士見習いに溺愛される~】をギュッと凝縮した改訂版です。
ただし、前半の内容はほとんど変わらないものの、後半から〝ギルフォードルート〟に突入するため、彼寄りに修正しています。(たとえば、〝二人の間で揺れ動く〟雰囲気は一切ありません。気持ちはギルまっしぐらです)R15部分も多少弱めています。
要するに【桜咲く国の姫君】をギル寄りに修正し、続編のギルルートまで描きつつ、表現や行動もマイルドに修正した作品が【桜咲く国の姫君~神様の気まぐれで異世界に召された少女は隣国王子に溺愛される~】というわけです。
その点をご理解の上、お読みくださいますようお願いいたします。
※カクヨムでも同時連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 06:30:00
91456文字
会話率:42%
――植物の「声」を聞く青年は、ある春、ひとつの桜と恋に落ちた。
大学で植物生態を学ぶ青年・集音路 渉は、国の天然記念物に指定された老木「千年桜」の調査を依頼され、京都北方の小さな町・桜野町を訪れる。
咲く気配を見せない桜を前に、渉はただの
植物として割り切れない“想い”のようなものを感じ始める。
夢に現れる不思議な女性。有名な桜をひと目見ようとする観光客。古文書に記された伝承――。
やがて渉は、植物の「声」を聞くという、自らに芽生えた特異な能力に気づく。
それは、科学では割り切れない“何か”への扉だった。
千年を越えて咲き続けた枝垂桜の記憶と想い。
人と植物の境を越えた出会いと別れの中で、渉はやがて、自らの進むべき道を見出していく。
儚くも力強い、花と心をめぐる幻想植物譚。
今、ひとりの“花守り”の旅が始まる。
<登場人物>
■ 集音路 渉(しゅうおんじ・わたる)
25歳。大学院で植物生態学を学ぶ青年。柳教授の研究室で助手を務めている。
幼いころから植物の“訴え”のような気配を感じ取ってきたが、桜野町での調査を通じて、植物の「声」を“言葉”として聞く能力に目覚める。誠実でやさしく、繊細な感性の奥に芯の強さを持つ。
■ 柳教授
60代。渉の指導教官。冷静で現実的な思考の持ち主だが、渉の特異な感受性を否定せず、穏やかに見守っている。植物庁と大学との橋渡し役も担い、調査全体を後方から支える存在。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:00:00
47838文字
会話率:23%
中年剣士クラトス・クレセントは、異世界から召喚されたばかりの聖女・小鳥遊桜を抱えて逃げていた。
召喚の直後、魔物の襲撃を受けたのだ。
聖女を守ることに熱を上げるクラトスは、右も左も分からぬ桜を助けると約束する。
クラトスにとって聖女を助ける
ということは、亡き妻との約束でもあった。
真面目でありながらもどこか飄々としたクラトスと、異世界に驚きながらもポジティブな桜はあっという間に打ち解けていく。
だが、クラトスには彼女に語っていない過去があった――。
約三十年前、魔王を討ち、当時の聖女を妻に迎えた最強の剣士――その正体こそ、クラトスだった。
既に終わったはずの剣士の物語が、新たな聖女との出会いで再び動き始める。
個性豊かな敵味方に囲まれながら、時にコミカル、時にシリアスに展開する、最強オジサン剣士×最強聖女コンビの、王道ファンタジーアクション!
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 17:47:07
164530文字
会話率:38%
みずみずしい思春期の憂鬱に、銀色の花たちは、玻璃の感性によって狂い咲く
春街睡蓮に、一通の手紙が届く。
「ジャスミンの紅茶の香水です」
とても不審な手紙。
睡蓮はすぐに、それを捨ててしまったが――。
高校の入学式、夜桜をいう同級生に
、声をかけられる。
「手紙、届きましたか?」
どうして彼女は、自分の住所を知っている?
そのあとも、ずっと後をつけられ、我慢の限界にきた睡蓮。
「何をしてあげたら、あなたはわたしに付きまとうことを諦めるの?」
「じゃあ、あたしと付き合って。あなたを愛しているの」
不安定で未熟な精神が、銀色に爆発するとき、曖昧な感情によって色づいたつぼみが花開く。
憂鬱な思春期をみずみずしくいろどる、ホラー・ガールズ・ラブ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:45:02
75487文字
会話率:51%
人々が男女の性別に加えてアルファ・オメガ・ベータの副性を持つ世界。アルファとして生まれた水城鋭利は、アルファらしさを求められることに疑問を抱いていた。
『アルファらしくない』とされる創作を両親に否定され、反発するように『アルファらしくない』
アイドルオタクとしてデ成長したが、そのアイドルも卒業してしまう。生きがいを失った鋭利は、たまたま夜桜を見に行った公園で音楽教室の講師・吉井燐太郎に「君を音楽好きにさせてみせる」と熱心に教室に勧誘されて――。
※R18要素はまったくありませんし、ほとんど左右を感じさせる要素もありませんが、吉井燐太郎(オメガ)×水城鋭利(アルファ)のつもりで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 09:00:00
83316文字
会話率:47%
世界が欲しくば天上の桜を奪い取れ
世界を死守したくば天上の桜を護り抜け
西遊記の平行世界のような場所で繰り広げられる三蔵一行、妖怪、人間、神仏の攻防。のはず、……多分……きっと……。
天上の桜は聖樹か、それとも妖樹か。神仏の思惑
に翻弄される人々。
戦いなどの場面が多々入ります。残酷な描写もありますので、ストレスを感じる方もいらっしゃるかもしれません。m(__)m
できる限り直接的な言葉にならないよう、あえて遠回しなわかりにくい言い方になっています。
この物語はたぶん “非なろう系”、小難しい言葉がちょくちょく出ます。
玄奘三蔵一行と言うより、神仏の方の出番が多かったりするかも。三人称です。
この話は『カクヨム』にも投稿しています。
十数年前に趣味で書いていた話を元に、つくり直しています。
この話は、絵空事、ご都合主義です。誤字脱字もあろうかと思われます。初投稿ですので色々不備もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。m(__)m
※亀更新です。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:00:00
442030文字
会話率:45%
高校二年生の春休み間近で異世界の国民に違法召喚された本崎はるた。小説や漫画から異世界への憧れはあったが政府からの補償は最低限しかなく…
桜を見る前に帰らなくなってしまったハルタは異世界で春と出逢えるだろうか。
最終更新:2025-07-11 07:00:00
23212文字
会話率:53%
「私、ピンクのサクラが見たい!」
惑星リバースアに存在する6つの大陸。
大陸のひとつ、グランディオスにある大都市グランパレシオン。
グランパレシオンには遥か昔より時空を繋ぐ力が「可能性の神子」によって受け継がれてきた。
その神子の中
でも問題児とされている少女、ミーヤ・エダクタス。
キラキラするものとワクワクするものが大好物な好奇心旺盛天真爛漫な神子である。
リバースアには蒼い桜しか存在せず、外の世界「地球」には薄桃色の桜が存在するという。
晴れて可能性の神子となったミーヤは、その桜を見に行くという母との約束を果たすため、衝動に駆られるまま時空の扉を開いた。
薄桃色の桜を見ることも叶って、リバースアに戻ったまさにその時だった。
謎の男と遭遇し、時空の扉の制御を奪われてしまった。
この大罪は誰が望んだものなのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:00:00
108851文字
会話率:37%
過酷な任務の中でミント、樹里亜、瑠美緯との絆が深まっていく。一方、夜桜を見捨て、新しい力と決別して『赤い狐』との連携を模索する公安の上層部一部の勢力。その勢力は米子の家族を惨殺した『赤い連隊』への復讐をエサに米子を取り込もうとする。
秋田か
ら東京まで戦いながら外務省の工作員を護送するミッション。ニセSATとの戦い等、戦闘ミッションも充実。北の工作員『如月カンナ』と米子が組んで実施する『赤い連隊』への復讐。米子の赤い狐への協力とニコニコ企画との対立。決断を迫られる米子。
ますますパワーアップする『JKアサシン』第4弾。ミントの過去が明らかになる外伝もあり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 20:04:19
164951文字
会話率:63%
転生管理人——それは死人の転生先を決める役職だ。また、異世界の管轄も任されている。
異世界の管轄には滅亡も含まれてはいるが普通は必要時以外は行わない。なぜなら異世界の管轄が転生管理人の腕の見せ所だからだ……
そんな中、フィオラムという女神
は気分で人の転生先を決め、飽きたら異世界を滅ぼすとんでもない女神だった!
そんなフィオラムによって転生させられた3人の物語が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-11 20:30:00
48652文字
会話率:19%
春の終わり、夜の神社でひとり桜を見に来た「私」は、白いリボンをつけた少女に出会う。
静かな夜、風に舞う桜と彼女の髪。交わされる言葉の中に、どこか懐かしさが混じる。
最終更新:2025-06-11 14:22:14
2973文字
会話率:19%
【若年性アルツハイマー病による軽度認知障害】
高校1年の秋。葵日向が告げられたのは、10代での症例が少ない病だった。
そんな事実を受け入れられず、動揺を隠せずにいる中で、1人の女の子出と出会う。初対面にも関わらず興味深そうに話し掛けて来る
姿に、どこか疑いと鬱陶しさを感じたものの、ある一言で印象はガラリと変わった。
『碧乃島高校1年。匙浜花。あなたと同じ……軽度認知障害を患っています』
最悪な日に最悪の出会いをした日向と花。ただ、同じ病を持つ2人が打ち解けるのに時間は掛からなかった。
『俺……花と出会えて良かった』
これは奇しくも同じ病がキッカケで出会った2人が、病と向き合いながらも共に成長していく……青春の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 21:35:34
120976文字
会話率:32%
四月から橘西高校に進学する主人公、雨笠永太(あまがさえいた)はある日、中学生のころ恋をしていた女子、神楽咲桜(かぐらさら)が事故に遭い、植物人間状態だと知る。ある日の夜眠りにつくと眠りについた部屋とは違う場所で目覚める。そこは元の世界の夢
の世界であり、裏の世界であるらしい。その世界で咲桜は事故に遭っていないことにきずく。
もしかすると咲桜を救うことができるかもしれない・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 04:41:34
1132文字
会話率:8%
小説家を夢見るけど、自分に自信がなくて前に踏み出す勇気のなかった高校生の私の前に突然、アナタは現れた。
桜の木のベンチに腰掛けながら、私はアナタとの日々を思い出す。
アナタは私の友達でも親友でもなかった。けど、アナタは私の人生の大切な人。
私は今でもアナタのために小説を書いている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 22:00:00
34533文字
会話率:44%
上野の桜を観に行きましたー。
キーワード:
最終更新:2025-06-02 16:18:50
3129文字
会話率:33%
「四月にはエッセイを書こう」と思い立ち九年目。
悔しくも桜を逃しました。
機を逃した私は今、「書けない」とうなり苦しみ……そして投稿に至りました!(おめでとう)
最終更新:2025-05-24 09:47:41
4199文字
会話率:3%
商家の主は朝庭へ出て、昨日今日咲き初めた桜を眺めていた。
しかし、咲いたばかりの桜の花が何故かひらひら散って来る。
おかしいとよく見ると、隣の家の学者が自分の家の方へ突き出た桜の枝をボキボキ折っている。
文句を言おうとするとサッと家に引っ込
んでしまった。
これは一言文句を言わねばならんと、丁稚の定吉を呼ぶ商家の旦那。
ここから話の幕が持ち上がろうというわけです。
※江戸落語版の為、標準語に直してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 15:52:58
8849文字
会話率:3%
商家の主は朝庭へ出て、昨日今日咲き初めた桜を眺めていた。
しかし、咲いたばかりの桜の花が何故かひらひら散って来る。
おかしいとよく見ると、隣の家の学者が自分の家の方へ突き出た桜の枝をボキボキ折っている。
文句を言おうとするとサッと家に引っ込
んでしまった。
これは一言文句を言わねばならんと、丁稚の定吉を呼ぶ商家の旦那。
ここから話の幕が持ち上がろうというわけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 09:07:58
8827文字
会話率:4%
とある観光地。春の到来により人は賑わい、桜を見に多くの人が足を運んでいる。しかしその賑わう道から外れた街道を歩く若者がいた。その若者は一年の始まりの春を嫌っている。
嫌いな春なのに、近くにそれを好きだという存在がいた。
それは人間ではなく、
春に触れていないAIの女性だった。
春を嫌いになってしまった人と、
春に触れたがるAIとの恋愛小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 11:15:34
2841文字
会話率:18%
好きな人が後悔しないように行動した女の子の話
最終更新:2025-05-06 23:24:31
3047文字
会話率:53%
主人公、佐世保桜の幼少期の願いを叶えに来た、ローマ神アポロとオウィディウス。お見合いを断るための小芝居を劇団の友人である関門朝風に依頼され、恋人のフリをして彼の両親と会食に出向く。
そこでさらに彼の母には、家の会合で朝風の妻のフリをして
欲しいと依頼される。「劇中劇中劇」という聞いたこともない場面に遭遇した桜。そこに結婚のことなど知らない親戚と父親が乱入、テレパシーやサイコキネシスを使ってなんとか桜を助けるローマの神々。ドタバタをしながらも朝風が彼女にとって最良の伴侶となることが証明されるSF演劇コメディの始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 14:24:43
59841文字
会話率:32%