(一話~三話、エピローグ)
一家代々受け継がれていた人形の紙札
とある少女は追い詰められた先々、偶然その札の効力でヌイグルミに魂を移してしまう。
ユナという名前と、札を付け狙う黒服に追われているという朧気な記憶。
そんな彼女が人に聞こえな
い魂の声で叫ぶ!
「助けて! 」
ただ一言の救援の声、届かない筈のその声を聞いたモノ達が存在した!
彼等はファントムズ!
今、彼女の元へ希望の方(匣)舟が往く!
ただし、大きさには目を瞑って頂きたい
(四話~九話)
傍観者的主人公ユナ
彼女はひょんな事からヌイグルミに自らの魂を封じ込める事となった。
追跡してきた陰陽師に、札ごと燃やされるという危機的状況を救ったのは......
プラモデルやフィギアに憑依した六人の亡霊達!(ザジ、ねぱた、フォッカー、パルド、ラマー、カンチョウ)
キャンパーで移動していた彼らは追跡してきた陰陽師と交戦する。
(十話~十六話)
ユナの霊体の解放を手伝ってくれる事となったザジ達(六人の亡霊達)
彼らの訓練を経てユナはメンバーの一員らしい技術を身につけた。
ユナは生き霊としての自身の能力を知る。
(十七話~二十一話)
突如上空から投下された調査ロボ。
明らかに銃火器で構成されたそのロボットは、ザジ達の居る根城である廃村に昆虫ドローン等を使って調査を開始する
(二十二話~三十四話)
調査ロボット、それは廃村の下に隠れた危険な巨大霊体と交戦する為に投下された兵器だった。
巻き込まれる様にザジ達を強襲する巨大霊体″根の国″!
戦いの果てに次々傷付きながら立ち向かうメンバー達。
共に戦うユナの運命は如何に! そして亡霊達は巨大な敵にどう戦う?
激しい戦いの末に見出だされた敵の正体とは!
(三十五話~四十四話)
巨大霊体との戦いに疲弊したキャンパーとメンバー達。
特にザジは友人の二依子より譲り受けたプラモデルのボディを破壊されてしまっていた。
ザジはユナ達を連れて二依子の元に行く......その先で謎の霊体バトルゲームを発見。
ザジは過去の経験から憑依の危険性を語る為に憑依バトルの世界に足を踏み入れた。
(四十五話~)
景品になっている謎の札の存在を知ったザジとユナは、それら獲得のために憑依バトルのトーナメントに参加する。
それはネタボディだらけのトーナメントだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 23:58:24
465897文字
会話率:42%
昔々、人が生まれてまだまだ間もない頃の国に三人の王子がいた。王様になるために生まれたような長男、大岩のような体に恵まれ、武術の際に恵まれた二男、見た目は女性のように美しいが秀でた才覚もない三男。
ある日、三男が彼岸花の橋を渡り死者の国「根の
国」へと迷い込み、包帯を全身に巻いた蛇遣いの女王に出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 08:36:52
13937文字
会話率:52%
多種多様な妖しが住まう、根の国。この国に生きる者はその身に妖力を宿し、妖術を用いて国を豊かにしてきた。中でも黒い容姿の者は並外れた妖力を持ち、周囲からは尊敬と畏怖を込め黒衛士と呼ばれている。一方稀に生まれる白い容姿の者は妖力を宿さず、役立た
ずと蔑まれた。都から遠く離れた里に住む鬼の少女クシナは、後者として生まれ家族からも虐げられる日々。一方、都に住む少年スサノオは前者として生まれたが、妖力こそ強いが肝心の妖術を使えぬため、その扱いは酷いものだった。そんな中、クシナとスサノオは出会う。共に暮らし徐々に心を通わせるようになるが、過酷な現実は容赦無く二人に襲い掛かる…………。これは生まれに抗い、想いを重ね自らの道を切り開く少女と少年の恋鬼譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 12:00:00
56713文字
会話率:16%
色々と調べていくうちに、たぶん日本初の義兄弟? を見つけたかもしれないのです。
前回「一騎討ち」の前後のお話になります。
調べものはWikipediaさんで。
最終更新:2022-04-15 20:00:00
3062文字
会話率:10%
たぶん、日本最初の追放 & オレつえぇを思い出したのです。
知ってる人からすれば大したことない情報でしょう。
今回も、Wikipediaで調べてみました。
最終更新:2022-03-17 20:00:00
1558文字
会話率:0%
この世界には大海により隔たれた大陸が三つあった。
ひとつは、日々、モンスターの侵攻におびえながらも必死にニンゲンたちが戦い続ける、世界の西の辺境:ポルト=ペイン。
ひとつは、いくつもの騎馬民族たちが、やせ細る土地から逃げ出し、豊穣の
地を奪うために戦い続ける、世界の東の大陸:モンドラ。
そして、最後のひとつは、この世界の全てが産まれ、やがて、そこに帰すると云われる、世界の中心:ヒノモトノ国。
その三つの大陸は凶悪なモンスターが野をうろつき回る世界であった。モンスターと闘うために冒険者たちは剣を手に取りと魔法を駆使していく。そして冒険者たちが日々の暮らしのために、冒険者ギルドへ足を運び、クエストを受注する。いつか一流の冒険者になれればと夢見た者たちの物語(予定)だった。
だが、世界の中心たるヒノモトノ国は、長い年月が過ぎる間に、その東半分をモンスターが支配する土地【根の国】へと生まれ変わってしまっていた。
神帝歴651年。この年、ついに世界の全てを終焉へと導く存在である【千切れの魔女】がヒノモトノ国に降臨する。
世界を滅ぼさせないために、あるひとりの男が立ち上がる。その男は【千切れの魔女】と呼ばれるようになった女性のかつての父親であり、同時に師匠であった。
運命に導かれ、宿命に抗うために、【千切れの魔女】と縁深きモノたちは闘う。
かつて、共に過ごした幸せの時間を取り戻すため。
かつて、共に食卓を囲み、肉じゃがに舌鼓を打っていた、あの時間を取り戻すため。
男は叫ぶ。【千切れず契れ!】。その言葉が家族の絆を取り戻すと信じて叫ぶ!
ももち ちくわがお送りする、剣と魔法と苦い青春が溢れる【灰色☆ファンタジー】 ここに開幕!
【カクヨム】でもだいたい同じモノを投稿中。激甘評価・感想、レビューなどなどお待ちしています(*'▽')
【ご連絡】
2018/07/24。最初から最新話までの追記、誤字脱字の修正を完了しました(*'▽')折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 20:45:54
501972文字
会話率:66%
昭和二十年。艦砲射撃の嵐を受ける沖縄。 戦地と化したこの島で一人の日本兵が洞窟に入り込み、静かな海岸にたどり着いた。
そこは黄泉、根の国、妣《はは》の国、常世、ニライカナイ……様々な名で呼ばれてきた場所と何処かで繋がっている海岸だった。
〝神風の国〟から来た男はそこで不思議な女性と出会い、民俗学をはじめとする知識を援用しながら考察を重ねていく。
民族の原郷意識と言える世界を探求し、そしてその果てに見るものとは……。
子らに恋ひ 朝戸を開き 吾が居れば 常世の浜の 浪の音聞ゆ
――『丹後国風土記』――
(この作品は『カクヨム』にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 11:08:43
118690文字
会話率:29%