名君として知られた王様ジョニーは、政治と経済の両面において国を繁栄へと導き、その智謀で人々を惹きつけていた。しかし、彼の完璧な仮面の裏側には、美少年への異常な興味が隠されていた。美少年テオドールは王の慰み者となり、その引き換えに王宮での優雅
な生活を手に入れた。しかし彼は、王の愛を一身に受ける重圧と、自己の本当の価値に悩まされる日々を送り、最悪の決断を下してしまう。隆盛を誇り続ける王は、テオドールの次にリュカという新しい美少年を手に入れ、ある日王都のパレードへと出かける。しかしそこには、テオドールの母ジュリアが血塗られたナイフとともに王を待ち構えているのだった……。 ※アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:00:00
3377文字
会話率:14%
なにが悪いって、お前みたいなのが生まれてきたことが最初の間違いだ。
全ての生命は生まれてきたことを祝福されるべきで、たとえお前だとしてもその例に漏れることはないが、俺はお前という生命ではなくお前という人格の話をしている。
嘘をつくことしか
ない『お前』と、それ見つめる『俺』による、嘘と嘘つきのお話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 16:10:11
13094文字
会話率:6%
ルシアーネは悪役令嬢である。汚名を被ってもネッサン公爵家の経営を建て直さんと尽力する。これは悪役令嬢ルシアーネの栄光と没落と逃亡と復活の記録◇◇◇この作品はフィクションです。実在の人物、団体とは一切関係ありません。風刺とシャレの分かる方のみ
目を通して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 21:44:43
8131文字
会話率:42%