第1章は、丸岡城についての説明。第2章は、丸岡城に伝わる話を基にした物語です。
小説部分は第2章ですので、城にご興味が無ければ、第1章を読み飛ばしても問題ありません。
柴田勝家の世継ぎである柴田勝豊が、北ノ庄城の支城を築き始めた。工事は難
航し、人柱を立てることになる。人柱に選ばれたのは、お静という二児の母だった。お静は子供を侍に取り立ててもらうことを条件に、自ら人柱になるが、約束は守られなかった。恨みに思ったお静が勝豊の前に現れ……。
柴田家滅亡の裏にあった物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-08 12:00:00
15072文字
会話率:40%