街を歩くと、沢山の揚羽が私の周りを飛び回る。
今日も昨日も一昨日も。
その内の、青い羽根した綺麗な一頭が私に口吸いを施す。
嫌な予感がした。
だから水の張ったバスタブに体を沈めた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら
申し訳御座いません。
注意事項2
最期の最期で悲恋な恋愛です。
恋愛だと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-30 20:21:37
872文字
会話率:50%
高校2年生の岡上隆人(おかがみたかひと)は、日江井(ひえい)温泉という温泉街に位置する旅館の一つ、禰津屋(ねつや)の次男だ。手伝いで旅館の風呂掃除をすることが彼の日課となっている。ある日いつも通りに掃除をすべく風呂場へ向かうと、浴槽につかっ
ている男がいた。客がまだいたのかと声をかけようとするが、その人物が服を着たまま入浴していることに気がつく。その男が風呂から上がってくるのだが、身にまとった服が全く濡れておらず体も地面から浮いていた。その異常な光景に取り乱す隆人に、その男は自分がこの温泉地の神だと言う。隆人と神が出会ったのは、若者を温泉地に呼ぶためだと温泉地の神は言うのだが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 13:17:51
97420文字
会話率:61%